SCENE02

自宅で晩酌ワイン
恋人や夫婦・家族で分かち合う

お家でつくる晩ご飯にバッチリ合うわけではないけど、
なんとなく食が進む。そんなデイリーな使い方のワインから、
大切な人との記念日を彩る特別なワインまで。

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【コーヒー風味のワイン!?】 ヴァンジール コーヒー ピノタージュ 2021 イムブコ ワインズ

  • 赤ワイン
定価 ¥ 2,860 のところ
価格 ¥ 1,837 税込
会員特別価格 ¥ 1,837 税込

《テイスティングノート》
コーヒーの液体というよりは、ローストしてまだ日がたっていない新鮮なコーヒー豆のような、まろやかに香ばしい香りがまず前に出てきます。これは熟成に使うオーク樽を、通常よりもかなり強めにバーナーで焼いているから。そこにほのかなベリー香やスパイスのニュアンスが加わります。どしっと重たいワインではなく、滑らかな口当たりでスムースに舌の上を流れます。渋味や酸味はやや穏やか。
コーヒー風味の赤ワインというなんとも珍しいタイプですが、意外と普段の家飲みで活躍します。

《焼き餃子のペアリングが抜群!》
『Wine What!?』誌30号掲載、餃子×ワインのマリアージュ徹底検証の中で、No.1に輝いたワインがこちら。
やさしいタンニンにスパイスの風味。なによりコーヒーのような香ばしいアロマが特徴的なワインです。
焼き餃子との相性が特に秀逸で、味噌だれやバルサミコ酢をつけるとより深みを増します。さらに黒コショウをふると、「ワインのランクさえ引き上げてしまうほどリッチな味わい」と絶賛されていました。
焼き餃子のパリッと香ばしい焼き目と、このワインが持つコーヒーのような香ばしさが相乗効果を見せます。

《生産者について》
イムブコ・ワインズは2004年に設立。南アフリカの「ウェリントン」地区です。高級ワインの産地ではないからこそ165haという広大な畑を取得できました。国際品種を中心に様々なブドウ品種を栽培しており、その一つがこのピノタージュです。
「伝統製法を守りつつも新しい試みを恐れない」これをワインづくりのポリシーにしており、このコーヒーピノタージュはまさにその象徴です。

Vanzijl Coffee Pinotage

【ちゃんとクラスの違いを感じさせてくれます】 ヴァス フェリックス カベルネ ソーヴィニヨン 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 7,150 のところ
価格 ¥ 5,610 税込
会員特別価格 ¥ 5,610 税込

《「フィリウス」との違い》
ヴァス・フェリックスのラインナップの中でミドルレンジに位置づけられるこのワイン。シンプルに「カベルネ・ソーヴィニヨン」とだけの名称で、ワイナリーの看板ワインであることを物語っています。
普段飲みクラスの「フィリウス」と同様、この産地らしい酸味の高さを持ちます。しかしボリューム感、スケール感といったものが非常に大きいため、酸味先行とは感じません。個人的にはブレンドされているマルベックがいい仕事をしていると感じます。カベルネ・ソーヴィニヨンの上品で優雅な味わいを、マルベックのまろやかで複雑な風味が見事に補強しています。
フィリウスと比べておよそ倍の価格。その値段を出して後悔のない味をしっかり感じさせてくれます。

《テイスティングノート》
カシスやマルベリー、ノリ、ヨード、ヴァニラなど非常に複雑な香りを感じ、この時点で「フィリウス」との格の違いは明白です。果実味の凝縮感とそれを支える酸味により、味わいは非常に立体的に感じます。マルベックのおかげか樽熟成によるものか、タンニンはやさしく滑らかなもの。余韻のボリュームも文句なし。もちろん熟成能力はあり15年程度は美味しくなっていきそうですが、スクリューキャップで変化は遅いです。すぐ飲んでしまうのがいいでしょう。

《生産者について》
1967年トム・カリティ博士により西オーストラリア州マーガレット・リヴァーで最初に設立されたパイオニア的ワイナリー。この銘醸地を語る上では外すことの出来ないマーガレット・リヴァーを代表する造り手です。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネが特に有名で、世界中の著名なワイン評論家に高く評価されています。2017年最優秀ニューワールド・ワイナリー賞受賞しました。

Vasse Felix Cabernet Sauvignon

【艶やかな果実味はカベルネにはない!】 シャノン メルロー 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 3,850 のところ
価格 ¥ 3,212 税込
会員特別価格 ¥ 3,212 税込

《テイスティングノート》
ピーマンやミント、杉のようなこの品種らしいアロマ。口に含めば熟したベリーのような果実感が、しっかりと舌の上に乗ります。ベルベットのような滑らかさで舌を包む質感がともかく素晴らしい。余韻にはスモーキーな香ばしいニュアンスが広がります。

南アフリカには手頃で優れたカベルネ・ソーヴィニヨンが非常に多いです。そのうえでなぜあえてメルローを選ぶべきか。このベルベットのような艶やかな質感は、カベルネ・ソーヴィニヨンではなかなか味わえないからだと考えます。

《生産者について》
シャノン・ヴィンヤーズがあるエルギン地区は南アフリカの冷涼産地。海に近く盆地のような地形になっており、ピノ・ノワールをはじめとして上品な酸味を蓄えて上質なブドウが育ちます。
2000年設立とまだまだ若いワイナリーながら、ブドウ供給者としても非常に高い評価を受け、ニュートン・ジョンソンなども使っています。
この地の気候に大きな影響を与えているパルミエット川。シャノンのロゴにはその川にかかる霧を表しているといいます。

Shannon Merlot

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