樽の効いたシャルドネ、略して「樽ドネ」ファンは非常に多い。オーク樽熟成によるヴァニラのように甘い豊かな香りと味わいの飲みごたえが人気の理由でしょう。
ただ、美味しい樽ドネは高い。なぜならワインをつくるたびに新しい樽を使うとしたら、1本あたり約300円のコストがかかるからです。
普段飲み用のワインには徹底的にコスパを求める人にとって、給料日前でも手に取りたくなる価格帯が嬉しいのが、この「キュヴェ・ド・ブリュ」です。
《生産者について》
フォンカリュはラングドック・ルーション地方の協同組合。ガスコーニュやローヌ地方も含め、1200軒ものブドウ生産者が加盟しており、その栽培面積は5000haにも上ります。醸造所を7か所も設けており、その生産量を活かしたリーズナブルなワインが魅力です。
《テイスティングノート》
まずハッキリと感じる樽香。杉やヒノキ、ヴァニラといった典型的なオークの香り。それでいてフルーツ感もしっかりあって、樽負けしていません。14℃の低温で長時間発酵させているからか、熟した果実の香りもしっかり感じます。この価格にして重厚感のある口当たりです。
「1000円台の樽の効いたシャルドネを求められたら、まずご提案するのがこのワインです!」と輸入元の営業さんも胸を張ります。
Pays d’Oc Chardonnay Cuvee de Brieu Les Vignoble Foncalieu