ワインの楽しみ方ガイド

おうち忘年会や新年会に!人数と予算で選ぶ簡単パーティーワインガイド

2024年12月5日

  
シーンにピッタリのワインで、特別感とリラックスが両立したホームパーティーを開きませんか?パーティーの規模やメンバーに合わせて選べば、1本1本では得られない満足があります。簡単に選べるように5つのパターンに分けて、間違いないラインナップをご紹介します。選び方と準備のコツを知って、あなたが一番パーティーを楽しんじゃいましょう!
 

 おうち忘年会・新年会の魅力とは?

 
レストランで行うパーティーと自宅に招くホームパーティー、あなたはどちらが好きですか?
 
12月1月といえば忘年会&新年会のシーズン。飲食店にとっては1番の書き入れ時です。
レストランや居酒屋を予約して集まるのが一般的です。立地的に集まりやすいことが多く、予約以外に準備も不要です。
一方で自宅に友人・知人を招いて行う「おうち忘年会」「おうち新年会」にもたくさんの魅力があります。
 
 

メリット:自由でリラックス!自分たちだけの空間を満喫

 
一番のメリットは圧倒的自由です。
 
夜に限らず何時に始めたっていいし、何時間やってもいい。繁華街の居酒屋ならこのシーズン「お席2時間制」などが当たり前ですが、自宅なら時間に縛られずリラックスできます。
中座したっていいし、好きなものを食べて飲んでができる。これは小さなお子様がいらっしゃる夫婦にとって非常にありがたいはず。子供にとって2時間の食事時間は長すぎて飽きちゃいます。
近所迷惑にならない程度にワイワイ騒いでもいいし、落ち着いてゆっくりと語らうのもいい。レストランならその雰囲気はお店次第になっちゃいます。
室内をパーティー仕様に彩るのもアリ。クリスマスパーティーなどは飾り付けもこだわりたいところです。
 
 
繁忙期に人気のお店はすぐ予約で埋まることも。自宅での忘年会・新年会は、金曜・土曜の夜でも使いたい放題です。
 
全てがあなた次第だからこそ、自由にくつろいだ時間を過ごせるでしょう
 
 

メリット:コスパがいい

 
コストを抑えつつ美味しいものを食べて飲んでできるのもホームパーティーの魅力です。
 
居酒屋で忘年会をするなら、飲み放題付きのコースで一人5000円くらいがスタートでしょうか。チェーン店なら4000円で収まるかもしれませんが、ありきたりな料理とお酒であって高望みはできません。
場所代や人件費などがかかっているため、飲食店の原価は30%程度なのですからそんなものです。
 
同じ金額をかけるなら、おうち忘年会ははるかにクオリティーの高い食材が用意できます。料理が得意でチェーンのレストラン程度には美味しさで負けない。そんな方も多いでしょう。
デリバリー注文も併用すれば、手間を抑えながら豪華な食卓にできます。
 
 

デメリット:圧倒的に手間

 
ホームパーティーの一番のデメリットが、準備して開催して片づけするのが圧倒的に大変なことです。
 
まず環境を整えるのが大変。たくさんの人を招いてパーティーをするなら、それなりのスペースが必要です。レンタルスペースを借りるという手もありますが、それはそれで物の準備が大変です。
食べ物・飲み物の準備も必要ですが、それだけでなく日程調整やもろもろの連絡などもなかなかに手間です。
パーティーが始まったあとも、自宅のことはあなたしか分かりませんから、食べながら飲みながら次の料理を用意してと忙しい。
そして片づけ。酔っぱらって眠たくなった状態での片付けは億劫で仕方ありません。
 
経験的にホームパーティーを開けばとっても楽しいです。その一方で「さあ、やるか」となるまで腰が重たいのも確か。
 
 
準備の負担をちょっとでも軽くしたい。そのために簡単にワインを選べるよう、シチュエーションにあわせてラインナップを考えました。
予算や人数、どんな人が集まるかにあわせて、バランスよくセレクトしてます。あなたが計画するホームパーティーに当てはまりそうなら、ポチるだけでとりあえず飲み物は心配ありません!
 
 

人数×予算別!おすすめワインと選び方のポイント

 
ホームパーティーの規模とメンバー、予算を5つのパターンで想定し、狙いをもっておすすめのパーティーワインを選びました。
規模感は次のとおり。
 
小規模 2~3人
中規模 4~6人
大規模 7~10人
 
赤・白・スパークリングワインとバランスの良いバラエティ豊かで標準的な構成をしています。
ご自身や参加者の好みがあるならバランスを変えるのももちろんOK。これをベースにあなたのお気に入りワインを加えるというのも楽しいでしょう。
 
 

小規模|2本で約8,000円|長年の友人と特別なひとときを

 
2~3人で2本のワインを楽しむとしたら、乾杯から始めてそれぞれを時間をかけて味わいます。いろいろな料理を食べながらなので、ある程度幅広い料理と相性がいいこと。それでいて美味しさをしっかり主張するものが良い。
白ワイン・赤ワインと用意するなら、後に飲む赤ワインの方が少し高価にするとバランスがいいでしょう。
 
 

選考理由

寒い季節なので白ワインは適度に酸味がありつつほどよいボリューム感のあるものを。控えめに樽をきかせたシャルドネなら、驚きはなくともハズレはないです。
赤ワインもある程度濃厚でボディ感がありつつも、樽やフルーツの甘味が強すぎないものがいいでしょう。料理の邪魔をしにくいからです。渋味が強すぎると飲み疲れするかもしれないので、カベルネ・ソーヴィニヨンではなくカベルネ・フランをチョイスしました。

 

 
 

中規模|3本で1万円|他のお酒も交えたカジュアルなパーティー

 
ワインを用意するからといって、別のお酒も飲んだっていい。でもせっかくなら乾杯はスパークリングワインでしたい!
そのあとにビールやチューハイなども飲むと想定し、食事の中盤に飲む1本と、お腹が落ち着いたあとにゆっくりワインだけで飲む1本を選びます。
 
 
 

選考理由

それほどワインに詳しい人のあつまりってわけでもないでしょうから、小難しさのない分かりやすい風味のものを。
「デコイ」は毎日飲めるカジュアルさを謡うだけあって、明るい果実感が魅力。乾杯の1本として雰囲気を明るくしてくれるでしょう。
中盤は人によってワインを飲んだり他のお酒を飲んだりでしょうから、あえて個性の強いものをチョイス。オレンジワインとしては入門者向けのフルーツ感にあふれるタイプです。他のお酒を飲んでいる人も「何それ!?ちょっと飲ませて」となるかも?
食事が終わった後の語らいタイムに飲むことを想定し、「ファントム」はタンニン穏やかな甘濃い系の赤ワイン。しっとりとした口当たりが、酔っぱらってきた後でも満足感を与えてくれます。

 

 
 

中規模|5本で約3万円|ワイン好きが集まる会に

 
ワイン好きという人種はだいたい肝臓が強いですから、1人1本計算はしたいところ。どこでも売っているようなベタな銘柄はつまらないと感じるかもしれません。その分好みから多少外れても楽しめるので、個性的で攻めたチョイスをすべきです。自分ではなかなか買わないようなものを選んであげましょう。
そして結構「締めは甘口ワイン」を好む人が多い。甘口は決して初心者向けだけではありません。
 
 
 

選考理由

1本平均6000円使えれば、結構面白いワインを選ぶことができます。珍しいもの、定番っぽいけれど話のネタとして面白いものをチョイスしました
1本目のドゥレッラを使った高級スパークリング、4本目の熟成エトナ、締めの乾燥シュナン・ブランによる甘口。これらは似たようなワインがほとんど出回っていないものです。
「マールボロ産ソーヴィニヨン・ブラン」というワインのスタイルは有名で、ワイン通ならどんなワインか皆知っています。だからこそそれを裏切るような濃厚さとキレを持つこのワインが驚きを与えます。
3本目は典型的なボルドーながら、「本当は名前を言っちゃいけないんだけどね・・・」というマニア心をくすぐるネタが会を盛り上げるでしょう。

 

 
 

大規模|6本で約2万円|ワイン初心者も参加するなら

 
ワインは敷居が高く高級感がある飲み物。だからこそ忘年会や新年会、それにクリスマスパーティーのようば場では、「普段は飲まないけれど、せっかくだからワイン飲んでみたい!」という人も。
ワイン好きのあなたにとって、飲み友達を増やすチャンス!不慣れな方でも親しみやすいワインでまずは「ワインって美味しい!」を。さらに同じ白ワイン・赤ワインでも全然違う2本で、「ワインって面白い!」をプレゼントしてあげましょう。
 
 
 

選考理由

6本中2本は甘口枠。乾杯に甘酸っぱくてイチゴジュースのようなロゼの泡。それから香りが非常に甘くトロピカルなゲヴュルツトラミネールを中盤に選びました。
残りの4本で重視したのはワイン名の憶えやすさ。「リンカーン」「スラムダンク」などは記憶に残りやすいですし、リースリングも「ウサギのワイン」です。その上で白のスッキリ系と濃厚系、赤のさっぱり系とガツンと濃厚系というように対比を大きくして、「こんなに違うんだ!」と驚いてもらえるようなラインナップにしました。

 

 
 

大規模|8本で3.2万円|コース仕立てで変化と違いを楽しむ

 
仮に10名で8本飲むとしたら、一人当たりが75ml。結構少な目です。だからこそ一口目から美味しさを主張してくれるものが良い
加えて8本も用意するのに、「自分の好きなワインを並べました」と思われてもつまらない。テーマと流れを持ってフルコースのように進んでいく様を楽しんでもらえたらと思います。
 
 
 

選考理由

題して「世界を旅するワイン会」。ワインの主要な産地を巡るように、その土地で特産と言えるワインをコース仕立てで楽しめるラインナップで考えました。グラニテ、魚料理と肉料理の間に出てくる口直しのシャーベットのように、間にちょっと甘くてやさしい味わいのワインを挟んでいるのがポイントです。
フランスこそ3本異なる地方で入れていますが、そのほかは品種も産地もバラバラ。ワインに詳しくない人は「こんなにいろいろな味があるんだ」と驚き、詳しい人は「ふむふむ、その品種ならここだよね」とうなずいてくれるでしょう。

 

 
 

ホームパーティーをもっと楽しく!準備のコツ

 
ホームパーティーで一番の失敗は、あなたがずっとバタバタ忙しく、疲れるだけであまり楽しめずに終わってしまうことです。
その失敗を防ぐには徹底的な準備しかない!そして開催中と後片付けの手間を減らす工夫をすることです。
手頃な居酒屋よりずっと美味しいものを食べて飲んで、しかも楽に開催するためのコツをご紹介します。
 
 

会費と持ち寄りの4パターン

 
あなたがこだわりの強い人なら、料理もワインもしっかり準備して、まるでレストランのように友人を招待する。それも楽しいでしょう。でも大変なのは間違いありません。
負担を軽減するには、料理やお酒の用意を分担するのも一つの手です。パターンとしては大きく次の4つに分けられるでしょう。
 
会費 料理 ワイン
しっかり貰う 提供 提供
少な目に貰う 持ち寄り 提供
少な目に貰う 提供 持ち寄り
なし 持ち寄り 持ち寄り
 
ワイン仲間の間では、よく「8000円程度のワインを一人1本持ち寄りで」というようにルールやテーマを決めてワイン会をすることがあります。ただこれはある程度のワイン好きばかりが集まるときに有効。不慣れな人にとって選ぶのが難しく、プレッシャーに感じてしまうかもしれません。
 
料理を持ち寄ってもらう際は、食べ物が偏らないよう調整がとても大事。私は一度食べ物の持ち寄りワイン会をして、やたらとパンばかりになってしまった失敗経験があるんです。
休日のホームパーティーなら持ち寄りもやりやすい。でも平日に仕事終わりの開催を考えるなら、持ち寄りは各々なかなか大変かもしれません。
 
それぞれに一長一短があります。
なので私のおすすめは1番、会費制で全て自分が用意しつつも、上手に手を抜いて準備が大変すぎないようにすることです。
 
 

デリバリーを上手に併用する

 
全てデリバリーに頼るのではなく、料理の一部を任せるのがおすすめです。ホームパーティーの手作り感を損なわずに、手軽に豪華なメニューを用意することができます。
重要なのはポジション。どのタイミングで提供するどんな料理を宅配してもらうかです。
 
 
デリバリーのメニューとして豊富なのが主食、次いでメインディッシュでしょう。オードブルとしていろいろな総菜の盛り合わせも注文しやすいですが、内容をよく吟味しなければ安っぽくなってしまいます。
逆に軽い感じでつまめる前菜や野菜料理などは、あまり選択肢が多くないはずです。そういった冷菜・前菜はあるていど作り置きできるので、準備に手間はかかれどパーティーの間は手がとられません。
「パーティー料理 冷菜 レシピ」などで検索すれば、テーブルを華やかで豪華にしてくれるメニューが見つかるでしょう。
 
 

オーブン料理を取り入れる

 
オーブンで長時間焼き上げる料理は、下準備さえしておけばあとは待つだけ。会の途中にタイミングを見てスタートさせればいいのです。出来立てならではのアツアツさは、デリバリーの料理にはマネできないものです。
 
 
おすすめはラザニア。メインディッシュとして、締めのパスタとして両方で使えますし、パーティー後半で飲む濃厚な赤ワインともバランスを取ります。準備は大変ですが、仕上げはオーブンで焼きあげるだけ。焼いている間から漂う香りで、みなのテンションも上がるはずです。
 
 

盛り付けを手伝ってもらう

 
1から10まであなたが用意する必要はありません。早く来た人に軽く手伝ってもらえるなら、あなたは余裕を持って臨めます。
例えばパテやリエットをパンやクラッカーに乗せてカナッペにする。盛り付けの準備だけしておいて、仕上げをやってもらえば、早く着いた人の手持無沙汰もなくなります。
 
 
色合いが地味になりやすいので、カットした野菜やフルーツでカラフルにすると、食卓がグンとパーティーの雰囲気になります。
 
 

足りないワイングラスはレンタルも検討

 
10人を超えるような人数多めのパーティーだと、ワイングラスをどう用意するのかが問題になりがちです。
人数分あればいいと思いきや、できればもっとあった方がいい。みなで同じワインを飲み進めていきたいなら、飲むペースは人によって変わりますし、次のワインと飲み比べたくなることもあります。
何十脚ものワイングラスを来客用に所有するのは、なかなかハードルが高い。
 
そういうときはワイングラスのレンタルを検討してみてはいかがでしょう。
 
 
決して安くはありませんが、洗わずに返却できる点でも手軽です。
せっかくのいいワイン、きちんとしたワイングラスで飲みたいなら、検討してみてもいいでしょう。
 
 

ワインを美味しく楽しむためのひと工夫

 
せっかく用意したワイン、存分に楽しみたいし皆にも満足してもらいたい。
そのためのコツや簡単にできる工夫をご紹介します。
 
 

ワインを飲む順番の基本と応用

 
スパークリングワイン⇒白ワイン⇒ロゼワイン⇒赤ワイン⇒甘口ワイン

 
様々な種類のワインを飲むとき、これが基本と言われています。しかし基本とされる理由を知った上でなら、守らずともOKです
 
食べ物でも飲み物でも、濃厚で強い味わいのあとにさっぱりとした軽いものを食べても、味がわかりにくく印象が薄れてしまいます。それゆえ軽い味わいのものから徐々に濃厚な味わいのワインを飲むのがセオリーなのです。
スパークリングワインは平均的にアルコールがやや低めです。赤ワインには白ワインにない渋味の刺激があるので、味を強く感じやすい傾向にあります。だから先述の順番が基本なのです。
 
 
ただしこれは個々のワインの銘柄によって事情は異なります。赤ワインより濃厚に感じるスパークリングワインだってあります。ワインの値段に大きく開きがあれば、高価で風味豊かなものを後に持ってきた方がいいかもしれません。
 
今回セレクトしたワインは、入れ替えやすいように同じくらいの価格にそろえました。なので基本の順番で紹介していますが、それを絶対だとは考えないでください。
 
 

中規模・大規模なら温度は気持ち高めに

 
当店の商品ページに記載している飲み頃温度は、自宅でワインを開ける際のスタート温度として考えています。2杯目、3杯目に少し温度が上がって最も美味しく感じるようにです。
 
なので一人1杯程度で飲み切ってしまうような会のときは、2~3℃高めに合わせることをおすすめします。一番気を付けるべきは白ワイン。冷蔵庫から出してすぐ飲んだのでは冷えすぎている可能性もあります。
この季節なら窓際の涼しいところに室温放置。樽熟成したリッチな白ワインなら、それくらいがちょうどいいでしょう。
 
 
ソムリエでもないのに微妙な温度調整は難しいかもしれませんが、ワインは温度で雰囲気を大きく変えることもあるので、気を遣う価値は十分にあります。
 
ワインの飲み頃温度についてはこちらの記事で解説しております▼
 
 

事前抜栓でパフォーマンスを引き出す

 
ものによっては栓を抜いて空気に触れ、1時間、2時間後にぐっと美味しくなるワインもあります。そうであれば会が始まる前に少しだけ味見しておく事前抜栓が有効です
(品質確認という意味と、液面が下がって空気との接触面が増えるという2つの意味があります)
 
どんなワインを事前抜栓した方がいいのか。これを見極めるのには経験が必要です。あくまで傾向として話すなら以下の通り。
 

事前抜栓がおすすめなワイン

  • 白ワインよりは赤ワイン
  • 渋味が強めなもの
  • およそ5000円以上
  • ヨーロッパの伝統生産国
  • ヴィンテージが古くない

 

 
開けてみて渋味や酸味が強いなと感じたとき、デキャンタージュ(エアレーション)するのも一つの手です。
こういったガラス製の容器に移し替えることです。
 
 
 
もっと手軽に行うなら「グラスデキャンタ」。空いているグラスにワインを移して戻すを繰り返すことで、デキャンタージュや事前抜栓と似た効果が得られます。1杯分でできますので、普段の晩酌で試してみるといいでしょう。
 
 

飲めない人のためのノンアルコールも

 
ホームパーティーに参加するのは、時にはお酒好きだけじゃない。飲めない人、飲まない人、極端に弱い人もいるでしょう
みなが1本数千円のワインを楽しんでいるのに、数百円のソフトドリンクでは不公平感が出てしまうかも。
 
全く飲んではいけない、妊娠中の方や未成年には、ワイン用のブドウを使ったブドウジュースはいかがでしょうか。
 
 
ただのブドウジュースと思うことなかれ。通常の100%ジュースよりも糖度も酸度も高く、明らかに高級感のある味わいです。
 
極端に弱いから付き合えるのは1杯だけ・・・そんな方にはアルコール0.5%未満のノンアルコールワインで楽しんでもらいましょう。
 
 
他社製品のように完全なノンアルを目指さないことで、ワインらしい風味がしっかり残っています。ノンアルコールワインは特に赤ワインが難しく、美味しいかどうか以前に違和感なく飲めるものを探すのが大変。たくさん却下してきた中で、このエデンヴェールはようやく見つけた納得のできるものでした。
 
 

またやりたいなと思えるホームパーティーを

 
先述のコツを駆使したとしても、ホームパーティーを開くのは大変です。それでも終わってみれば、「やってよかったな」と感じる。
それは参加者のリラックスした笑顔を見れるからです。
美味しい料理と美味しいお酒で笑顔になる。ワインを飲むときは皆で同じボトルを分かち合うものなので、「美味しいね」を共有できる。
お酒に酔ったことでいつもと違う一面が出てくる人もいます。スヤスヤと寝ちゃう人もいます。そんなのも含めて、緊張感なく楽しめるホームパーティーならではの楽しさです。
 
成功裏に終わったあとの心地よい疲労感を味わうのは、人生の充実した瞬間の一つではないでしょうか。
 
 
その満足感から「またやりたいな」となるためには、効率化が大事です。
無理のない費用、大変すぎない労力で、手間だけれども気負いなく開催できる。参加者も十分会費を払うからこそ、気兼ねなく何度も参加できる。
友人とのホームパーティーを開くのが、やがてあなたの趣味となるために。本記事が少しでもきっかけとなればうれしいです。
 





※投稿に記載しているワインのヴィンテージ・価格は執筆時のものです。現在販売しているものと異なる場合があります。
購入の際は必ず商品ページにてご確認ください。




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