
懇意にしている飲食店の開業〇周年。マスターに喜んでもらえる贈り物で日ごろの感謝を伝えたい。相手がプロだけにつまらないものは渡せないと難しく考えていませんか?ワインの知識がなくても選べるよう、お店の業態別、ワインの選考理由別におすすめ銘柄をご紹介します。センスの光る周年祝いのワインを贈れば、それは会話の糸口になり、あなたにとってより居心地のいいお店となることでしょう。
周年祝いの品を贈るメリットとは・・・
なぜ金銭を支払って利用する側の客が、わざわざお店の記念日に祝いの品を準備するのか。仮にそのお店が周年イベントを開催するなら、決して手ぶらでも悪くはないのですが、持参する人も珍しくはありません。
義務感で仕方なく贈る人は少ないでしょう。純粋なる好意で贈る人もいるでしょうが、メリットがあると感じているからかもしれません。
周年祝いでもっと居心地のいい場所に
あなたがある飲食店を継続的に利用しているとすれば、その理由は料理の美味しさや値段だけではないはずです。
「居心地のよさ」 それがいくつもの理由の中に占めるウエイトは決して小さくないはずです。
「居心地」には客席の快適さや音楽、接客といった要素も重要ですが、それだけではありません。店主やスタッフとの人と人とのつながり。相手が自分のことを知ってくれててウェルカムしてくれる空気。注文だけでない何気ない会話や、あるいは「言わなくてもわかってくれている」というサービス。それが一番「居心地の良さ」につながるはずです。
そういう点ではスタッフが入れ替わるチェーン店よりも、個人経営の小さなお店の方が有利です。

贈り物をするというのは、当たり前ではない普段と違う行動です。お店にとってたくさんの顧客の一人であるあなたが、記憶と印象に残るちょっと特別な人となります。
その贈り物は普段と違う会話の糸口となり、お店の人とあなたの距離を近づけてくれます。あなたにとってその飲食店がもっと「居心地のいい空間」になることにつながります。
もっとも、そういったことを意識して贈る人は少数派でしょう。「いつも美味しい料理を提供してくれるお礼に」という気持ちが強いかもしれません。
ただ、周年祝いのような贈り物をする人は、それを習慣としていることが多いです。意識してなくても「贈り物をしてよかった」という気持ちが持てるからこそ、わざわざお金と手間をかけてプレゼントを用意するのでしょう。
周年祝いの品としてワインが選ばれる理由は・・・
飲食店の開業や周年祝いのような贈り物として、ワインは定番の品です。もちろん他にも様々な選択肢がありますが、選ばれやすいのには理由があります。
贈り物にワインが適している理由
- 腐らないものなのですぐ消費しなくていい
- 金額の幅が広くかさばらない
- 高級感がある
飲食店が周年祝いを頂いた場合、しばらく店内に飾っておくことが多いです。缶ビールセットなども確かにもらってうれしいですが、飾るスペースに困るかも。その点ワインは1本のボトルでいくらでも単価を上げられます。
反面、ワインを贈り物に選ぶ上での最大のデメリットは、どの銘柄を選んでいいのか迷ってしまうことでしょう。選択肢が多すぎるのです。
贈る相手がワインを扱うレストランなどであれば、なおさら「下手なものは贈れない」と思ってしまうかもしれません。
そこで本記事では、さほどワインの知識のない方が周年祝いのワインを選びやすいよう、専門用語はなるべく控えておすすめワインをご紹介します。
周年祝いの相場観
「お気に入りのあのお店が今度周年イベントを行うみたいだから、周年祝いを持って食べに行こう」
そう考えたとき最初に迷うのは、「予算はどれくらいが適正か」ではないでしょうか。
明確なセオリーというものはありません。その上で「客単価の1~2人分」を目安として、自身のお財布と相談するのがいいと考えます。
目安予算はふだんの食事金額から
例えばあなたがふだんそのお店に行き、食べて飲んで2人で1万5千円くらいだとします。
Google Mapや食べログなどの客単価を調べてみると、ここから2割ほど安い場合が多いはずです。中にはお酒を飲まない人や、2軒目利用などの人もいての平均値ですから。
そうであるなら贈り物の予算は6千~1万2千円ほどが目安。これだけ出せば他のお客さんの贈り物と比べて見劣りする心配はありません。

場合によってはあなたがどんなワインを贈ったかは、他にも懇意にしているお客さんから見られます。
かなり高級なお店に安いワインを贈るのは、人によっては気になるかもしれません。逆にカジュアルなお店に超高級なワインを贈るのも、店主に気を遣わせてしまいます。
ほどほどな値段を狙いたいなら、客単価の1~2人分を目安とすればいいでしょう。
お店の主なボトルワイン価格が予算の下限
せっかくワインを贈るなら、「お!いいもの頂いた!」と喜んでいただきたいですよね。
受け取り手の価値観は容易には推し量れないものですが、お店であつかっているワインの価格を参考にできます。
周年を祝いたくなるほど懇意にしているお店なら、だいたいのメニュー価格はわかるはず。ボトルワインリストの中で種類が多い価格帯や、おすすめを聞いたらよく提案される価格帯。それより上のグレードのワインを贈れば、特別感は感じていただけるはずです。
ボトルワインはレストラン価格なので、おおざっぱにはその半分の価格。1万円くらいのワインが多いお店なら5000円を予算の下限とするといいでしょう。

もしワインをほとんど扱っていないお店に贈るなら、店主さんがワインを好きかどうかの確認は必須です。カジュアルなお店であるならもっと手頃な価格でもいいでしょう。ただそれでも3000円程度が最低限格好のつく価格。それ以下であれば日常消費用ワインのクラスになるので、贈り物としてはあまりおすすめしません。
もしお財布的に上記の予算が厳しいのであれば、ワイン以外を贈ることも検討すべきでしょう。目的は相手に喜んでもらって親交を深めること。ワインはその手段の一つにすぎないのですから。
業態別・予算別に選ぶ周年祝いのおすすめワイン
そのお店がフォーマルなレストランなのかワインバーなのか、あるいはカジュアルなビストロであったり居酒屋なのか。それともカフェのようにアルコールを提供しないお店なのか。
業態によってマスターやスタッフさんのワインの知識は大きく違います。
であればそれを踏まえてワインのタイプを考えるのが、心から喜んでもらえる贈り物を選ぶポイントです。
その上で予算別におすすめワインをご紹介します。
《予算別》ワインと関わりが薄い業態への周年祝い
ワインを主力商材としていないお店へのお祝いなら、知名度があってある程度ベタなものがいいでしょう。
「モエ・エ・シャンドン」のようなどこでも見かける、他の人とかぶりそうなド定番だけ外す。「これたまに見かける高いワインだよね」とわかってもらえるようなものがおすすめです。
《5000円予算 スパークリングワイン》
「フランチャコルタ」はイタリアの高級スパークリングワインであり、フランスにおけるシャンパンのような位置づけ。その中でも特に知名度の高いブランドの一つがこの「カ・デル・ボスコ」です。
イタリア料理店で広くオンリストされるこの銘柄は、紫外線を防ぐ黄色いフィルムに包まれて販売される珍しさもあり、その見た目で多くの人の記憶に残ります。味わいとして決して飛びぬけてはいませんが、スパークリングワイン好きなら嫌う人はいないでしょう。
5000円予算では有名なシャンパンには手が届かないので、それ以外でとなるとカ・デル・ボスコが有力候補です。
《5000円予算 赤ワイン》
5000円程度の赤ワイン・白ワインとして知名度が高い銘柄となると、なかなか選択肢は限られます。そのなかで「カレラ」の知名度は高いはず。カリフォルニアを代表するピノ・ノワールの生産者として、日本市場においては早い時期から地位を築いてきました。
果実感の強いフレンドリーな味わいなので、それほどワインに精通していない人にもウケのいいチョイスと言えるでしょう。
《1万円予算 スパークリングワイン》
大手であり老舗シャンパンメーカーの一つである「ボランジェ」は、当然知名度も抜群。「ヴーヴ・クリコ」などの超有名どころの次くらいに位置するでしょう。百貨店のワイン売り場ならだいたい置いているような、よく見かける銘柄です。
それをベタすぎると避けるかどうかは判断に迷うところですが、ややありきたりという点以外では不安はなし。高級感が伝わる、たくさんの人で一緒に飲んでも満足度が高い、濃密な味わいです。
《1万円予算 赤ワイン》
「ナパ・ハイランズ」はナパ・ヴァレー産のワインとして、おそらく日本でトップクラスによく売れているブランド。その中心はスタンダードクラスで白ラベルのカベルネ・ソーヴィニヨンです。
このタイプのワインを好む方は同じものをリピートする傾向が強いと感じています。そのため上級クラスがあることをご存知ないかも?味の傾向はそのままに、香りのボリュームや余韻の長さといた要素がスケールアップしており、値段が倍するだけのことはあります。ラベルの高級感もまたプレゼントに最適でしょう。
《2万円予算 スパークリングワイン》
ルイ・ロデレールもまた先ほどの「ボランジェ」と並んで、超有名なシャンパンメーカー。ただしこの「フィリップ・スタルク」はアーティストとのコラボモデルであり、中級クラスに当たります。その点では「ありきたり」と思われる心配は少なく、高級感も伝わります。
極辛口の味わいは、初心者向けというよりはシャンパンに慣れ親しんだ人向け。相手の方がワイン好きなのを確認して贈る方が無難です。


《予算別》ワインに力を入れているレストランへの周年祝い
ビストロやトラットリアなど、ワインと一緒に料理を楽しむお店へ贈るなら、お店のコンセプトからちょっとだけ外したワインがおすすめです。
例えばアルザスの料理を出すお店なら、共通点の多いドイツのワインを贈る。地域関係なくワインを置いているお店なら、少し珍しい地域のワインを贈るなど。
地域性を出してお店をしている方は、その地域の料理とワインが好きなことが多いです。ただ勉強熱心な方ならその地域のめぼしいワインは既に飲んでいるかも。だから専門地域そのものは外して、似ている味の系統から選ぶのです。
この選び方だとパターンが膨大になるため、あくまで一例としておすすめワインをご紹介します。
《5千円予算 和食店に提案もかねて》
和食のお店であってもワインは単価を上げる重要な商材です。ただし和食の味わいに対してワインの味は時に強すぎることもあるため、バランスの見極めは極めて重要。日本のワインを提供するのも一つの手ですが、海外で日本人生産者がつくる繊細なワインも選択肢に入れていいでしょう。
ひょっとするとあなたがプレゼントしたワインをお店の方が気に入って、オンリストされるようになったなら、誇らしい気持ちになるでしょう。そうでなくとも、お店のまかないとともに楽しんでもらえるはずです。
《5千円予算 柔軟なスタイルのビストロに》
「ビストロ」と言えばフランス料理ですが、基本に忠実にフランスの料理を再現する人もいれば、日本の食材と消費者に合わせて柔軟にスタイルを変える人もいます。ワインもフランスを中心に幅広く揃えるようなお店なら、ちょっとブルゴーニュワインっぽさのあるこのピノ・ノワールも気に入ってもらえるはず。
明るいフルーツの風味はやはり南アフリカ産であり、ブルゴーニュのピノ・ノワールではありません。でも近年ブルゴーニュワインは、5000円出してもあまり選択肢がない。「お店の価格帯にあわせて喜んでもらえるものを探したい」の気持ちは、多くの人が持っています。
このワインを飲んだ後には、きっと値段を確認していることでしょう。
《1万円予算 創作系イタリアンに》
極めて多種多様なイタリアワインを、「その傾向は・・・」なんてまとめることはできません。一口にイタリアンレストランといっても様々なお店があるようにです。
その上でフランスやカリフォルニアのワインと比較したときに私が感じるのは、「まずは食中酒であること」を重視しているということ。そのお皿の料理に対してではなく、テーブルの料理全体に対して寄り添うワインが多いことです。特にイタリアの白ワインは魚介を含めた幅広い料理にあわせやすいので、「この料理にこのワイン」と考えなくていいのが魅力です。
魚介のパートナーという点では、ギリシャでつくられる海のワインも負けていません。その代表格と言える「アシルティコ」という品種は、特に近年レストランのソムリエさんに注目を集めています。「アシルティコ」は聞いたことがあっても、この価格は飲んだことがない!驚きを与えられるはずです。
《予算別》ワインバーなど専門性の高い業態への周年祝い
ソムリエさんが在籍し、ワインの専門性が高いワインバーやレストランに贈る場合は、ともすれば一番気を遣いがちかもしれません。個人的には要らぬ心配だと考えるのですが(※後述)
そういう方の意表をつくのは難しいです。だからこそ、「こんなワインがあるの知らなかった!」という驚きを与えれば、今後の会話も弾むはずです。
入手困難なレアワインや尖った個性をもった珍しいワインは、ワイン好き店主のマニア心をくすぐるはずです。
《5千円予算 シャンパン専門店に》
シャンパンに力を入れているお店の方が最も飲む機会が少ないのは、シャンパン以外の高級スパークリングワインかもしれません。「この値段出すなら普通にシャンパンの方が・・・」と思ってしまうからです。
だからこそ5000~1万円クラスの品質向上を実感していないプロも多いはず。「シャンパンじゃないのにすごいな、これ!」という発見を与えられたなら、きっと「こないだ頂いたスパークリングワイン、どうやって知ったんですか?」と聞きたくなるはず。
ベタな煽り文句ですが、「まるでシャンパン!」と言いたくなるようなリッチで複雑な熟成香がこのワインにはあります。それでいてあまり大きな輸入元さんではないため販路が少なく、知名度は抜群に低いもの。
どんなソムリエさんにとっても「ありきたり」とは感じないでしょう。
《1万円予算 様々なワインの並ぶワインバーに》
昔からワインに携わっている方ほど、地球温暖化によるワインの変化を感じているはず。昔からの人気産地が高アルコール化し、ワイン産地と認識してなかった地域のワインが飲めるようになってきました。
イギリスのワインはまさにその象徴。何百年とひたすら消費国であったのに、ここ20年ほどで生産国としても名を連ねたのです。
スパークリングワインは10年ほど前から高品質でしたが、こんな上質な赤ワインがつくれるようになったのは、筆者にとって昨年1番の驚きでした。プライドの高い伝統消費国だけあって、中途半端なものはつくりません。
正統派な味わいでありながら意外性があるという、プレゼントにピッタリの赤ワインです。
《2万円予算 勉強熱心なソムリエさんのいるお店に》
この「デスティニー・ベイ」という生産者、ソムリエ教本に「ニュージーランドで最も高価なワインをつくる」と紹介されていました。2万円のこのワインもスタンダードクラスなんです。
カベルネ・ソーヴィニヨンを中心としたこのタイプのワインは世界中でつくられています。タイプとしては決して珍しくありません。しかし赤ワインとしてはピノ・ノワールが有名なニュージーランドで、まさかこんな高価なワインが。しかも抜群に美味しい!
個人的なワイン会として過去に数回、知人にこのワインを飲んでもらったことがあります。100%誰も知らないですし、印象が強すぎて他のワインがかすんでしまうのが悩みの種になるほど。決して期待を裏切りません。
本当のワイン好きへはなんでもいい!?
根っからのワイン好きの方への贈り物は、ある程度の予算をかけた高品質なワインであれば何でもいいというのが、筆者の自説です。
好みのワインをもらった ⇒ うれしい!
好みではないワインをもらった ⇒ 自分では買わないタイプだから勉強になる。うれしい!
昔飲んだことのあるワインをもらった ⇒ ヴィンテージの違いを知れるからうれしい!
既に手元にあるワインをもらった ⇒ 1本は熟成させて変化を楽しもう。うれしい!
例外と言えるのが価格の割に中身の価値が低いワイン。やたらとボトルデザインにお金がかかっていたり、有名人とのコラボゆえに高価だったり。そういったものだけ避ければいいでしょう。
「長く繁盛しますように」のメッセージを込めて贈るおすすめワイン
先述の業態別に相手に喜ばれるワインを推定するのは、あくまで大まかな目安です。よほど親しい仲でもないかぎり、他人のワインの好みは把握できません。
たとえ好みから外れたものであっても喜んでもらえる。そんなワインがあれば心強いですよね。ワインから「あなたのことを考えて選びました」というメッセージが伝われば、もらった嬉しさは格別です。
商売人にとっての喜びはまず商売繁盛が続くこと。それを願って何百年と商売繁盛してきた生産者のワインを贈ってはいかがでしょうか。
《予算6千円、2万円》600年以上の歴史から
イタリア、トスカーナ州の超名門「アンティノリ」は、イタリアワインの歴史とともにあるような生産者。
設立が古いワイナリーは数あれど、その多くは歴史の中で何度もオーナーが変わっています。その点アンティノリは、設立以来ずっとアンティノリ家によって運営されてきました。
こちらのサイトによれば、アンティノリは現存する中で世界で5番目に古いワイナリー。COCOS取り扱いのものでは最古です。


「キアンティ」や「スーパータスカン」が世界的に知名度を獲得し、トスカーナが世界に名だたる銘醸地になった。その過程におけるアンティノリの功績は計り知れません。それだけ影響力のあるワイナリーであり続けられたことが、アンティノリのワインが抜群に美味しく愛されてきた証と言えます。
現在はグループワイナリーのオーナーとして様々なワインを各地で手掛けます。その本元とも言えるワインを2つご紹介します。アンティノリのごとく長く続く魅力的なお店でありつづけますように。そんなメッセージをワインに込めましょう。
どちらも長い時間の中で楽しむことを想定された、高品質でクラシックなワインです。気軽に楽しむワインとしては適していません。ワインの扱いに習熟している方に贈るのがいいでしょう。
《8000円予算》10代つづく家族経営
もし相手方のお店が親子2代でやっておられるようなところなら、この白ワインもおすすめです。
アンリ・ブルジョワはロワール地方で10代つづくワイナリー。
1970年代と早い段階で殺虫剤や合成肥料を使った栽培の欠点に気づき、オーガニックを実践してきました。家族経営だからこそ、収益性に振り回されずにワインの品質を見つめ続けてきたのでしょう。


以前当店に9代目当主のジャン・マリーさんがいらっしゃいました。既にワイン造りの主軸は10代目の息子さんたちに引き継いでいるそうです。しかしプロモーションに関しては日本大好きのジャン・マリーさんが役目を手放さないのだとか。
家族一丸となってのワインづくり・ワイン販売を、あなたがお世話になっているお店さんの姿に重ねてみてはいかがでしょうか。
《5000円予算》日本ワインでは有数の老舗
山梨県の「ルミエール」が設立されたのは1885年。約140年という歴史を持つワイナリーは、日本にそう多くありません。一般庶民は「ワイン」という言葉すら知らなかったであろう時代から存続してきたというのは、驚きに値します。
そんな歴史あるワイナリーだからこそ、他のワインに比べて製造に時間のかかるスパークリングワインにも、どっしり腰を据えて取り組めるのでしょう。しっかりと熟成香のある複雑な風味を持っており、このエチケットのごとく高級感があります。
例えば国産や地場産の食材にこだわって提供しているようなお店には、輸入ワインではなくあえて日本ワインというはきっと喜んでいただけるでしょう。
外食のワクワクと安心を
飲食店には「自分が知らない味に出会える」というワクワクがあります。その点では特定のお店をひいきするより、新規開拓にいそしんだ方がいいでしょう。ワクワクは得られますが、「期待外れだったらイヤだな」という不安もつきまといます。
「なじみのお店」であればその不安はありません。さらに居心地の良い空間・時間であるためには、人間関係が重要です。コミュニケーション力の高い人なら、ただ通っているだけでもお店の人と仲良くなれるでしょう。自ら積極的に話しかけるのが苦手であるなら、お店の周年に贈り物をするのはいいきっかけです。


「ワインを贈る」というのはあくまで手段です。手ぶらでいってボトルワインを注文し、「一緒に飲みましょう」と誘うのだって目的にかないます。
ただ美味しくてサービスのいいお店を知っているだけじゃない。そこの店主さんと仲が良ければ、知人に自信を持っておすすめできるお店となるでしょう。
そんな馴染みのお店がいくつもあるオトナ。あなたがなりたい自分像に、そんな充実した暮らしは含まれませんか?