《このワインについて》
甲州・セミヨン・シャルドネを樽発酵・樽熟成した白ワインをベースワインとし(※)、シャンパンと同じ瓶内2次発酵による製法でつくる上質なスパークリングワインです。
ステンレスタンク発酵・熟成するのに比べ、樽を使えばワインが適度に酸化します。オーク樽は古樽なのでヴァニラ香がワインに現れるわけではありません。しかし樽熟成したベースワインでつくるスパークリングワインは、風味の複雑さが違います。
熟したリンゴやアップルパイ、パンだねのような非常に厚みのある香り。ワインの品質に厳しい人なら「酸化させすぎ」ととられるギリギリのライン。でも一般的には風味の豪華さとして感じていただけるでしょう。単に「スッキリ爽やか」ではない、明確な違いを感じるスパークリングです。
※以前は甲州100%でつくられていました。
《生産者について》
ルミエールは日本の老舗ワイナリーの一つ。その創業は1885年と戦前のことです。
『本物のワインを造るには本物のブドウを育てること』その哲学のもとに、日本のワイン文化に輝きを与える「光 = ルミエール」でありたいと、上質なワインをつくり続けています。
Lumiere Traditional Sparkling Kakitsubata