《生産者について》
アンティノリがワインビジネスを始めたのは1385年。とんでもなく長い歴史を持つ生産者です。
単に伝統を守るだけではなく、ワインの品質に対してはむしろ革新的。当時「キャンティ」として許可されていなかった、サンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドする「ティニャネロ」をリリースしたのが1971年。まだ「スーパータスカン」という言葉が生まれていない時代です。その後カベルネ・ソーヴィニヨンにサンジョヴェーゼをブレンドする「ソライア」でも世界的に高い評価を獲得。スター生産者への階段を上っていきました。
《このワインについて》
アンティノリはトスカーナのキャンティ地区だけでも3つのワイナリーを所有しています。フラッグシップワインを生み出すテヌータ・ティニャネロ、ペポリ、バディア・ア・パッシニャーノです。
そのうちこのワインに使われるブドウは、ティニャネロ(4.5万円前後)とソライア(1.5万円前後)がつくられるテヌータ・ティニャネロの畑のもの。おそらく若木など畑の中では品質で劣るものなのでしょうが、それでも独自の工夫で水はけをよくした畑のブドウです。「ティニャネロ」の名前を冠すだけのスケール感があります。
【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト誌 2024年3月のレビュー]
サンジョヴェーゼ92%、メルロー4%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%のブレンドであるマルケージ・アンティノリ 2022 キアンティ・クラシコ・リゼルヴァ テヌータ・ティニャネッロ マルケージ・アンティノリは、エネルギーと輝き、そして甘いタンニンを備えたワインである。果実はフラッグシップのティニャネッロと同じ畑から収穫されているため、ティニャネッロの特徴が表れている。オーク樽熟成の風味は感じられるものの、ワインの主たる特性とのバランスが保たれている。どの面でも過剰さはなく、優雅なミネラル感が余韻を彩る。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2025-2035年]
Marchese Antinori Chianti Classico Riserva