リアルワインガイド誌の企画を丸パクリ!COCOSのバイヤー、ソムリエが、今年飲んだワインの中から旨安賞・旨安大賞を選びました。「そうそう!このワイン、安いのに美味しいよね」みなさまがそう感じたワインは入っていますでしょうか。晩酌のための普段飲みワイン選びにご活用ください。
社長 橋本が選ぶ旨安ワイン
私が選びました
今飲んで 88 ポテンシャル 88+ 飲み頃予想 今~2030
赤ワイン
まるで旨安大賞のためにつくられたワイン!?スペインワインの熟成規格において最上位グレードである「グラン・レセルバ」なのにまさかの3桁円。もちろん安いだけで入れてません。ちゃんと試飲しました。グラン・レセルバらしい滑らかなタンニンと長い樽熟成由来のほのかに甘い風味。とりあえず1本試して、すぐさまケース買い推奨です!(やや濃い)
社長 橋本 (24年10月試飲)
社長 橋本 (24年10月試飲)
スパークリングワイン
「カヴァで2000円オーバーかぁ」なんて思うなかれ。これはきちんと高いだけあるカヴァです。半分がシャルドネだからでしょうか。私の好きなりんごの香り♪極辛口なブリュット・ナチュレなのにフルーツのボリューム感があるのは、オーガニックの高品質なブドウだから?食前から食後までこれ1本で大満足です!
社長 橋本 (24年11月試飲)
社長 橋本 (24年11月試飲)
ソムリエ 片山が選ぶ旨安ワイン
赤ワイン
山梨の老舗メーカーがマスカット・ベーリーAを使ってつくるなら分かりますが、欧州系ブドウでこのお値段はなかなかお目にかかれるものではない!もちろん値段だけじゃあない。ドメーヌ・ボーらしいクリーンな風味で、濃厚で複雑ではないものの、適度な果実感と優しいタンニンがスムースに流れます。こんなワインが出てくるなんて、日本ワインの明るい未来に期待しちゃいます!(普通)
片山 (24年10月試飲)
片山 (24年10月試飲)
白ワイン
「これ1本でOKじゃない?」試飲会で一口飲むなり感じたのがそれ。白ワインを大別するコクのある系、スッキリ系、香り系。3つの要素をちょっとずつ兼ね備えてるんです。消費者の要望をこの1本に詰め込みました!みたいなワイン。ふわっと広がるいろいろなフルーツのアロマ。熟度の高い果実味がコクを与え、リースリングがキレイに締めくくります。これが「グラスワイン 白」としてレストランにあったら最高!
片山 (24年7月試飲)
片山 (24年7月試飲)
ロゼワイン
ロゼワインのようでロゼワイン風味じゃない!?ソーヴィニヨン・ブランが97%という構成は、むしろ「白ワインにロゼ色をつけました」的なものですが、ちゃんとロゼらしいチェリーやバラのような香り。ドライでピリッとした後味はまさに夏ワインで、黒ブドウ主体でこの味は出せない!。こりゃ毎年夏のお気に入りになりそう。
片山 (24年5月試飲)
片山 (24年5月試飲)
ソムリエ 村田が選ぶ旨安ワイン
赤ワイン
今年飲んだ中で最もコスパに驚いたのがこれ!ピノ・ノワールって価格に正直な品種です。特に果実味控えめでしっかり酸を感じるエレガント系は、なかなかこの価格では見つからないんです。だからこそこの「ノヴァス」が光る!ラズベリーやチェリーなどの赤系ベリーがピュアに香ります。冷涼産地のピノ・ノワール好きはリピート必至です!(ややエレガント)
村田 (24年2月試飲)
村田 (24年2月試飲)
白ワイン
個人的には和食にあうブドウ品種といえばグリューナー・フェルトリーナーがNo.1!このご時世においてあまり値上がりしていないという点で、このワインは優秀です。具体的におすすめな料理はほうれんそうの白和えや天ぷら、から揚げなど。特に揚げ物はキレのいい酸味が余韻をスッキリとさせてくれます。
村田 (24年11月試飲)
村田 (24年11月試飲)
白ワイン
フランス、シャブリの名門、ウィリアム・フェーヴルがチリでつくるワインがこちら。レモンやライムのような柑橘系の果実味と爽やかな酸味。暑い日にキンキンに冷やして飲みたい味わいで、もう何本リピートしたことか…。本家のシャブリなら今や4000円であることを思えば、私はあと500円値上げしてもついていきます!
村田 (24年6月試飲)
村田 (24年6月試飲)
ソムリエ 山田が選ぶ旨安ワイン
赤ワイン
このワインは食後のワインタイムに。バニラの香り+バーボン樽の複雑で濃厚な香りが、ゆったりとした時間のお共に最適です。濃厚なのに渋味はほとんど感じないのも安心ポイント。開けて2日目、3日目はよりタンニン穏やかになり、ベリーの果実味と樽香が調和して感じられるようになりました!(濃い)
山田 (24年10月試飲)
山田 (24年10月試飲)
白ワイン
100%樽熟成のリッチでまったりとしたコクのシャルドネがなんと1000円台前半!高級なブルゴーニュワインっぽく見える飾り気のないエチケットと味わいで、もっと高価なワインと間違えそう!ワインだけの美味しさはもちろん、フードペアリングも抜群。グラタンやラザニヤ、クリームコロッケ、濃厚カルボナーラ・・・クリームソースやチーズを使った料理と幸せの関係です!
山田 (24年10月試飲)
山田 (24年10月試飲)
白ワイン
第一印象はまるでソーヴィニヨン・ブラン!そんな柑橘系の香りで始まって、ハーブや桃、洋ナシのようなお腹がすいてくる香り。フレッシュなのに味わいは程よく厚みがあってやわらかな酸味。前菜全般と好相性で、特に魚介類の入ったサラダやカルパッチョにおすすめ。ベビーリーフやルッコラのようなちょっと苦みのある野菜を使うと、すぐに1本空いちゃいます!
山田 (24年10月試飲)
山田 (24年10月試飲)
ソムリエ 田中が選ぶ旨安ワイン
赤ワイン
イタリアの6州で何十種類とつくるファンティーニグループ。日本におけるその看板ワインはなんといってもこちら!初心者からプロまで、幅広い層に支持されるザ・旨安ワインです。凝縮された果実味としっかりとしたタンニン、豊かなコクと深い旨みが絶妙に調和しています。私はこれ以上のコスパワインを知りません!(濃い)
田中 (24年10月試飲)
田中 (24年10月試飲)
赤ワイン
パワフルなワインは好きだが、甘みを感じるものは苦手。ボルドーよりもっと飲みごたえが欲しいなら、チリの山側冷涼エリアに注目!老舗であり名門のエラスリスがつくるなら、この価格でも間違いありません。熟したブラックベリーの濃厚な果実味、きめ細やかなタンニンと上品な酸味が見事にバランスをとっています。(濃い)
田中 (24年10月試飲)
田中 (24年10月試飲)
白ワイン
例えばおせち料理のお供に。新年のお祝いとこのワインの産地「祝」をかけてみてはいかが?この生産者は早くから山梨のテロワール表現に取り組み、地域ごとの甲州ワインをつくります。フルーティーなアロマの奥にあるほのかな苦みは、ブドウ果汁の圧搾後に澱(搾りかす)を短時間漬け込んでおくから。風味豊かな味わいなのにこの価格は文句なしです。
田中 (24年10月試飲)
田中 (24年10月試飲)