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【新社会人必見】初任給で両親に贈り物 気持ちを伝えるおすすめプレゼントワイン4選【詳しくなくても選べる!】

2020年4月10日

【新社会人必見】初任給で両親に贈り物 気持ちを伝えるおすすめワイン4選
 
 
ワイン好きの両親に、贈り物を通して一人前になったことを伝えませんか?
多くの新社会人にとって、初めての給料日は特別でしょう。
感謝を伝える方法は数あれど、ワインを贈るならその銘柄に込められるメッセージがあります。
一人の大人としてこれまでの感謝とこれからの決意を、ワインの贈り物にこめてみましょう。
 
 

贈り物に選ぶワインの相場とは

 
ワインの価格の幅はかなり広いです。500円で買えるワインもある一方で、最も高価なワインの価格は国産高級車の新車が買えます。もちろん750mlのワイン1本の値段です。
 
ワインをプレゼントするなら、いくらくらい出せば”恥ずかしくない"と安心できるのでしょうか。
 
 

値段相応の渡し方をすればいい

 
安いワインをプレゼントしたって、なんら悪いことはありません
しかし値段相応の渡し方があります。渡し方に見合わない値段のワインは避けた方が無難でしょう。
 
 
例えばあなたが友人から、ペットボトルのジュースをもらったとします。いかにもすぐそこのコンビニか自販機で買ってきたかのようにポンと渡されました。
もちろんあなたの好みにあわないもの。例えば炭酸飲料が嫌いなのにコカコーラを渡されたとかならうれしくないでしょう。でも別に好きではなくても嫌いでないものなら、その友人の気遣いをうれしく思いませんか?
 
贈り物はもらったこと自体がうれしいが9割。私はそう思います。何をもらったかは無意味とはいいませんが、二の次。
 
 
しかしごく普通の150円くらいのジュース1本が、立派なギフロボックスに入って渡されたら、素直に喜べないでしょう。
「中身よりもラッピングの方がお金かかってるやん」
「包装を解くときのワクワクを返せ!」
言葉に出さなくてもそんな気持ちを抱くでしょう。
 
中身に相応しい包装・渡し方をすれば、たとえ安いワインでも相手は喜んでくれるでしょう
 
 

ワインの価格とその使われ方

 
ワインの価格の捉え方は、当然その人の金銭感覚次第です。2000円の価格を高いと感じる人もいれば、1万円のものをデイリーワインとして飲む人もいます。
 
とはいえワイン生産者がどんな考えでつくっているか。ワイン輸入者や販売者がどんな用途で提案するかを総合的に考えたとき。
普段飲みワインと特別な日に飲むワインのボーダーラインは、3000~4000円の間にあるように感じます。
 
 
つまり3000円以下は普段使いのワイン
ワイン好きの方にとってその金額以下では特別なワインと感じないかもしれない。
そう考えていいでしょう。
 
 

贈り物には特別感を

 
贈り物はたいてい、特別なものでありちょっといいものです
お菓子をプレゼントするなら、コンビニのお菓子よりずっとコスパが悪くても、いいところで売ってる美味しそうなものを選ぶでしょう。
 
 
ワインも同じ。
ギフトボックスに入れたりラッピングしたりして特別感を出すなら、普段はあまり飲まない特別感のあるワインを
ゆえに3000円ないし4000円以上のものだけ包装することをおすすめします。
 
 

デイリーワインはフランクな渡し方を

 
だからといって安いワインを贈っちゃいけないわけではありません。
 
これ最近見つけたお気に入りなんだ。よかったら飲んでみてよ
 
そういって3円くらいで販売されてそうなビニールの袋に入れて、そのままのワインを渡される。
自分がもらったら、うれしいですよね
 
もし当店でワインを購入して、ギフトボックスに入れるのを希望されるなら、費用は割と高く1本入りで660円です。
2000円のワインをギフトラッピングするくらいなら、2660円くらいのもっと美味しいワインを飲んでもらいたい。販売する側としてそれが正直な願いです。
 
 
 

ラッピングは百貨店が安い!?

保証はできかねますが、百貨店のワイン売り場だとラッピングを無料で行ってくれる場合があります。たいていは箱に入れない簡易なものですが。
それはワインを基本定価販売しており、当店などよりも利益率が高いからできることです。ラッピングしないワインにもその費用が乗っているということ
とはいえ手ごろなワインならラッピング込みの料金で企画したとき、百貨店の方が安いこともありえます。どうしても包装したワインがいいなら、お近くの百貨店で尋ねてみるのもいいでしょう。
 
 

贈り物のシチュエーションも考えて

 
安いワインをプレゼントすること自体は恥ずかしくありません。でもシチュエーションによってはそれはNGでしょう。
 
たとえば大切な友人の結婚祝い。一生に一度の機会です。それを包装もしていない2000円のワインでは、却って渡さない方がいいかもしれません。
これは別にワインの贈り物に限ったことじゃない。贈り物のシチュエーションに応じた目安の金額というものはあるでしょう。
 
 

初任給で両親に贈るなら?

 
初めての給料でワイン好きの両親に贈るワインなら。
手ごろなこと自体はそれほど問題にならないでしょう。むしろ高額すぎるワインのほうが心配をかけてしまうかも
「ワインにこんなにお金をかけて大丈夫か?」と。
 
特に春から一人暮らしを始めるような新社会人は、なにかと入用です。初任給が入ったとて、決してお金に余裕はないでしょう。
3000円以下でも決して悪くないと考えます。
 
 
それでもちょっと背伸びをして恰好をつけたいなら。
ワイン本体5000~6000円。ラッピング送料込みで7000円前後を目安にするといいでしょう。ちょっと頑張って総額1万円くらい
後ほどこの価格帯でおすすめのワインをご紹介します。
 
 

ワインの贈り物を通して両親に伝えたいメッセージ

 
初任給で贈り物をするとしたら、それを通して両親に伝えたいメッセージがあるはず
まずは「これまで育ててくれてありがとう」これは贈り物をするということ自体がそのメッセージでしょう。
 
仕送りを受けながらアルバイトをしたお金じゃない。
一人の大人として労働の対価に得た報酬からのプレゼント。
 
 
ただしあなたの状況から、伝えたいメッセージは少し異なることと思います。親元を離れているかどうかです。
 
 

自立して一人暮らしを始めるなら「安心して」

 
大学に進学する際に親元を離れる人も多いですが、社会人としての自立は一つの節目。
自由とともに自分で稼いだお金で生計をたてていく責任を負います。
お金を払って通う大学とちがい、通ってお金をもらう職場。ストレスの度合いも段違い。それについては両親の方がよくわかっているでしょう。
 
 
だからこそ伝えたいメッセージは、「安心して。もう一人前の大人だから」。
その想いを込めるワインを選ぶなら、実家から独立した息子や娘が営むワイナリーがつくるものはどうでしょう。
独立してなお高い評価を受ける。そんなワインをご紹介します。
 
 

変わらず親元で暮らすなら「これからもよろしく」

 
社会人になってすぐさま一人暮らしを始める人ばかりではありません。
地元での就職を選び、変わらず実家から通勤する新社会人も少なくないはず
通うところが大学から職場になっただけで、実はそれほどの変化を実感してないかも?
 
だからこそ人生の節目の一つとして、両親に贈り物をするのはいかがでしょうか。
きっとそのメッセージは、「今までありがとう」に加えて、「これからもよろしく」という意図があるでしょう。
 
 
ならばそのメッセージを込めるワイン。実家のワイナリーを引き継ぎつつ、父母と一緒に働く息子や娘。そんな親子でつくるワインを贈ってはいかがでしょうか。
 
 

親元離れて独り立ちした新社会人が贈るワインなら

 
実家がワイナリーを営んでいたにも関わらず、あえて独立して独自の道を歩む
別にそれは、親子仲が悪いという意味じゃないはず。
親の実績をリスペクトしつつも、そのブランドに頼らず自身の実力で勝負したい
 
そんな心意気ある生産者のワインを贈ることで伝えられるメッセージ。
一人の大人として胸を張れるように生きていきます。安心してください。
 
 

自立した”息子”が両親に贈りたい!

 
 
当主ヤン・シャルロパンの父親は、「シャルロパン・パリゾ」のフィリップ・シャルロパン氏。ブルゴーニュワインを長年飲んでいる方にとっては、説明不要である有名生産者の一人です。
  
現在もシャルロパン・パリゾは継続しています。そしてヤンはそこで白ワインをつくっているといいます。
その傍らで母方の実家の畑を相続し、自身のドメーヌを設立。自分のつくる味わいで勝負しています。
 
私の印象で比較するなら、父シャルロパンは畑の特徴を表現しながら樽香強めでなめらかな口当たりが特徴。それに対しヤンは、少し樽を抑えてピュアな果実感を強調したスタイル。まさに”今風の”と言いたくなるようなつくりです。
 
息子が両親に贈る1本としていかがでしょうか。
 
 

自立した”娘”が両親に贈りたい!

 
 
オーストリアきっての銘醸地であるヴァッハウ。その中でもトップの評価を受けるワイナリーがF.X.ピヒラーです。現在その中心を担うルーカス。そのファミリーから結婚して独立し、夫とともに「ピヒラー・クルツラー」を営むのがエリザベス・ピヒラーです。
 
 
2006年の設立ながら、既に実家F.X.ピヒラーに近い評価を受けるこのワイナリー。
夫のエーリヒ・クルツラーもオーストリアの別地区で名門一家の息子。サラブレッド同士で営むとなれば、いきなり高評価を受けるのも頷けます。
 
やはりワインづくりはまだまだ男社会である点は否めないでしょう。その中で偉大な実家から娘が独立して高い評価を得ている例はレアです。
このワインで「もう立派な社会人だよ」と安心させてあげましょう
 
 

新社会人として親元で暮らす息子・娘が贈るワインなら

 
フランスの特にブルゴーニュの生産者によく目にする名称、「Pare & Fils ペール・エ・フィス」。これは「父と息子」という意味です。親子で営むワイナリーであることを示しています。
 
そうやって父から子、子から孫へと引き継がれていくワイナリーは少なくありません。その中には親子力を合わせて営んでいるところもたくさんあります
 
親子で力をあわせてつくるワインに、「これからも仲のいい親子でいられますように」というメッセージを込めてみましょう。
 
 

ともに暮らす息子が両親に贈りたい!

 
 
フリードリッヒ・ベッカー醸造所はベッカー・シニアが独立から一代で名声を築いたワイナリー。
ドイツのワイン評価誌「ゴー・ミヨ」にて、2001~2009年まで8年連続最優秀赤ワイン賞を受賞。決して銘醸地というわけではない南ファルツにて、ピノ・ノワールの名手として世界に名が知れ渡ったのです。
 
 
その息子であるベッカー・ジュニア。通称フリッツ氏。(代々フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ベッカーの名前を受け継ぐので呼び方がややこしい!)
現在は彼がワイナリーの指揮をとりつつ、父もともに働いています。
フリッツ氏が加わってから大きく変わったのは、白ワインの評価が高まったこと!かなり多様な品種を上手につくりますが、特にシャルドネとリースリングの評判はピカイチです。
 
"頑固おやじ"の雰囲気を持つシニアに対し、お茶目でよくしゃべるジュニア。対照的な性格ながらも親子仲がうまくいっているのは、互いのリスペクトがあってのものでしょう。
 
たとえ気に入らないところがあったとしても、尊敬している両親に贈るワインとして!
 
 

ともに暮らす娘が音楽好きの両親に贈りたい!

 
 
ボブ・ミュラーとカレン・マッケンジー夫妻が1989年に設立した「マッケンジー・ミュラー」。
年産量3万本に満たない、本当に「家族で営む小さなワイナリー」です。
栽培から瓶詰まで一貫して行い、現在ワイナリーの中心は娘のサマンサ・ミュラーにシフトしてきているといいます。
 
 
ポップなエチケットが、同ワイナリーの他ラインナップのみならずナパ・ワイン全体でも珍しく、目を引きます。
まるでジャズミュージックのように、自由に気軽に飲んでほしい。そんな想いのこめられたワインです。
 
これまでもこれからも毎日顔をあわせる両親。あまりかしこまったプレゼントがこっぱずかしいなら、このワインくらい方の力を抜いてもいいんじゃないでしょうか
 
 

ワインを贈ることで感じてもらう、成長

 
ワインを選んで贈ることは、決して簡単ではありません
それはあなたが若いからだけではありません。ご安心ください。年齢に関わらず自在にワインを選べるような通な人はごくわずかです。
なにせワインは種類が多く価格の幅も広い。生産年によっても味が異なります。全部飲んで味を比べて好きなものを記憶する、なんて正攻法は通じないからです。
 
だからこそワインのプレゼントは「おっ!」と思ってもらえるはず。ありきたりで無難な銘柄を選ぶのではなく、調べてみると実はすごいワインを贈る。
「背伸びしているな~」とは思われるかもしれませんが、息子・娘の成長を実感してもらえるはずです。
 
 
一緒に暮らす方なら、贈ったワインの感想を聞いたときにでも。
離れて暮らす方なら、次に帰省した時にでも。
この1本を選んだ理由を話してみてはいかがでしょうか。





※投稿に記載しているワインのヴィンテージ・価格は執筆時のものです。現在販売しているものと異なる場合があります。
購入の際は必ず商品ページにてご確認ください。




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