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【リーズナブルでありながらプレミアムなナパカベ】 ボナーノ カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー 2021

  • 赤ワイン
定価 ¥ 7,700 のところ
価格 ¥ 6,600 税込
会員特別価格 ¥ 6,600 税込

《生産者について》
ボナーノ・ワイナリーは、イタリア語で「良い年」を意味する「Bon Anno」という名のもとに、イタリアからアメリカに移住したボナーノ家によって運営されています。この家族は3世代以上にわたりワインビジネスに携わり、多くの良い年月をアメリカで過ごしてきました。現在のオーナーでありワインメーカーであるマシュー・ボナーノ氏は、著名なクロデュヴァルワイナリーなどで経験を積んだ実力派の若手です。彼は2004年にナパ・ヴァレーの優れた土地を活かし、最高のカベルネソーヴィニヨンを作るという目標を掲げてワイナリーを設立しました。ボナーノ・ワイナリーのミッションは、長年のビジネスで培ったブドウ栽培者との関係を活用し、有名な地域から良質なブドウを手に入れ、毎年プレミアムなワインを手頃な価格で提供することです。そのワインはジューシーで果実味が豊かなしっかりとした構造を持つナパ・ヴァレー産であり、ボナーノならではの高品質ながらも手頃な価格で提供されることで、新たなワイン市場を創り出しています。今後、このワイナリーはさらに注目を集めることが期待されます。

《このワインについて》
2021年の北カリフォルニアは乾燥した気候が続き、ブドウの房は小さめでしたが、その分味が凝縮し、濃厚な旨味が詰まったブドウが収穫されました。この年のボナーノ カベルネソーヴィニヨンも前年同様にナパ・ヴァレーのブドウを100%使用し、特に良質な畑として知られるいくつかのAVA(アメリカぶどう栽培地域)のブドウが使われています。
オーナー兼ワインメーカーのマシュー・ボナーノ氏は、ナパ・ヴァレー中の複数のヴィンヤードマネージャーと親しく、そのつながりを活かして最高品質のブドウを入手しています。彼はそのヴィンテージごとに最高のワインを作ることを心がけています。

《テイスティングノート》
濃いルビー色をしており、フレッシュなブラックチェリーやプラム、シダーの香りにかすかなバニラの香りが重なります。テクスチャーは非常になめらかで艶やかであり、しっかりとしたタンニンと生き生きとした酸があります。口の中にはフレッシュなブラックチェリー、プラム、カラントの風味が広がり、シナモンやバニラの味わいも楽しめます。このカベルネソーヴィニヨンは、リリース直後から楽しむことができ、熟成も期待できる、ナパ・ヴァレーを代表するコストパフォーマンスに優れたワインです。

Bonanno Cabernet Sauvignon Napa Valley

【年々入手困難に・・・】 シャルトーニュ タイエ キュヴェ ウルトビーズ NV (2019)

  • スパークリング
定価 ¥ 28,600 のところ
価格 ¥ 26,400 税込
会員特別価格 ¥ 26,400 税込

《生産者について》
シャルトーニュ・タイエはブドウ栽培家として1683年に創業。1960年代からシャンパンづくりをはじめたレコルタン・マニピュランです。
その特徴は、かつてグラン・クリュ的な存在であった「メルフィ」の村にて、畑ごとの特徴を表現したシャンパンをつくること。昔からいいブドウができることでしられていた地でしたが、2回の世界大戦で徹底的に破壊されてしまったのです。
特に現当主のアレクサンドル・シャルトーニュがジャック・セロスでの研修から戻ったあと、畑仕事を改革。より一層その評価を高めています。
多くのキュベが単一ヴィンテージ、3年以上の熟成で出荷されるものの、ヴィンテージシャンパンの申請をしていないため扱いはノンヴィンテージ。バックラベルに詳細が記載されます。

《このワインについて》
砂岩と石灰質がメインの畑で、地中120cm以下が凝灰岩と砂岩。栽培しているのはシャルドネ100%で、3年間の瓶内2次発酵を経てリリース。ドサージュは2.4g/Lのエクストラ・ブリュットです。
まっすぐで精緻な雰囲気を持ち、シャンパーニュらしい酸味とミネラル感、凝縮した果実味を持ちます。

Chartogne Taillet Cuvee Heurtebise

【パワフルさと塩味が特徴のピノ・ノワール区画】 シャルトーニュ タイエ キュヴェ レ ゾリゾー NV (2019)

  • スパークリング
定価 ¥ 28,600 のところ
価格 ¥ 26,400 税込
会員特別価格 ¥ 26,400 税込

《生産者について》
シャルトーニュ・タイエはブドウ栽培家として1683年に創業。1960年代からシャンパンづくりをはじめたレコルタン・マニピュランです。
その特徴は、かつてグラン・クリュ的な存在であった「メルフィ」の村にて、畑ごとの特徴を表現したシャンパンをつくること。昔からいいブドウができることでしられていた地でしたが、2回の世界大戦で徹底的に破壊されてしまったのです。
特に現当主のアレクサンドル・シャルトーニュがジャック・セロスでの研修から戻ったあと、畑仕事を改革。より一層その評価を高めています。
多くのキュベが単一ヴィンテージ、3年以上の熟成で出荷されるものの、ヴィンテージシャンパンの申請をしていないため扱いはノンヴィンテージ。バックラベルに詳細が記載されます。

《このワインについて》
レ・ゾリゾーの畑はメルフィの南側にある、南と北向き斜面の畑で、樹齢50年ほどのピノ・ノワールが50アールほど植えられています。
この畑のブドウは短期間の自然発酵に向いているといい、マロラクティック発酵を止めることは難しいそうです。発酵後は2年から9年使用されたブルゴーニュの古樽で熟成を行い、その後瓶内2次発酵が行われます。
他の区画よりも土壌に鉄分が豊富なため塩っぽさが備わり、ややビターでパワフル。じわじわと旨味があふれるふくよかな味わいです。

Chartogne Taillet Cuvee Les Orizeaux

【日本にある”キセキ”を喜びたい】 ロア ワインズ サンタ ルシア ハイランズ シャルドネ 2022

  • 白ワイン
定価 ¥ 10,450 のところ
価格 ¥ 8,360 税込
会員特別価格 ¥ 8,360 税込

《生産者について》
ロア ワインズは、100年以上続く農家の3代目、ゲイリー&ロゼラ・フランシオーニが1996年にサンタ・ルシア・ハイランズでシャルドネとピノ・ノワールの栽培を始めたことから始まります。彼らの高品質なブドウは高級ワイナリーに買い取られ、2001年の初ヴィンテージから高評価を受けました。2007年にエド・カーツマンが醸造を担当すると、さらに知名度が上がり、米国内でも入手困難なワインとなりました。
ロア ワインズは高い評価を受ける一方で、家族経営を貫き、その規模は決して大きくありません。ゲイリーとロゼラの息子たち、アダムとニックがそれぞれ畑の管理と醸造を担当し、ワイナリーを支えています。現在は、自社畑以外にゲイリー・ピゾーニとの共同所有畑も含め、5つの畑のブドウでワインを生産しています。醸造はシドゥーリでの経験を持つスコット・シェイプリーが担当し、彼が加わった2012年にはワイン・スペクテイターの「TOP100」に選ばれました。
フランシオーニ家は、畑の管理からブレンドの調合まで家族全員で話し合い、最終的な決定はロゼラが行います。土地と真摯に向き合う家族経営が、ロア ワインズの魅力です。

《テイスティングノート》
このシャルドネは、シトラスやストーンフルーツのアロマが豊かに広がり、火打石のようなミネラル感が特徴です。SLH(サンタ・ルシア・ハイランズ)のアペラシオンを忠実に表現しており、フレッシュな酸が全体のエッジを引き立てます。鮮やかなレモン・クリームとレモン・メレンゲの風味が優雅にフィニッシュを締めくくり、長く続く余韻はバランスが取れていて、非常に完成度の高いシャルドネです。

Roar Santa Lucia Highlands Chardonnay

【「綱渡りのような失敗の許されないワイン」】 グラハムベック ウルトラ ブリュット 2017

  • スパークリング
定価 ¥ 6,105 のところ
価格 ¥ 4,840 税込
会員特別価格 ¥ 4,840 税込

《生産者について》
グラハムベックは西ケープ州ロバートソンの地で、1991年に生産を開始しました。夏の日中は38 - 40℃に達する高温な地域ながら、夜は涼しい風が吹き込み昼夜の寒暖差があります。シャンパーニュ地方にも似たチョーク質の石灰質土壌が、気候の不利を覆し、世界レベルのスパークリングワイン用ブドウを育むことに成功しています。
グラハムベックの地位を短期間で押し上げた人物として、醸造家のピーター・フェレイラ氏は欠かせません。敬愛をこめて「ミスター・バブルス」と呼ばれる彼は、シャンパーニュでの経験も豊富で、この地でも完璧な泡を目指してフレッシュなスタイルのワインをつくり続けています。

《このワインについて》
「ウルトラ・ブリュット」は以前「ブリュット・ゼロ」としてつくられていたもので、ブリュット・ナチュールに同じ。全くドサージュをせずにつくるワインです。
醸造家は「糖分のないスパークリングワインをつくることは綱渡りのようなもので、ミスは許されない」と話します。毎年はつくれず条件の揃った特別な年だけ。そんなごく辛口のスパークリングワインです。

《テイスティングノート》
レモンの皮や白桃のようなフルーツの香りに、オレンジの花、長期熟成由来のブリオッシュのような香りも感じます。味わいは極めて辛口で、洗練されたムースのような泡とフレッシュな酸味が完璧なバランスをとっています。
同価格帯に「キュヴェ・クライヴ」もありますが、そちらの方がいろいろな人が集まるパーティー向け。こちらはワイン好きと少人数でゆっくり楽しむのに適した味わいでしょう。

Graham Beck Ultra Brut

【のんびりした休日の夕方飲みに】 グラハムベック ブリュット ロゼ NV

  • スパークリング
定価 ¥ 4,037 のところ
価格 ¥ 3,201 税込
会員特別価格 ¥ 3,201 税込

《テイスティングノート》
イチゴやラズベリーのような赤いフルーツの可愛らしい香りが漂います。口に含めば緻密に詰まった果実味が広がり、元気のいい泡が口を刺激します。スタンダードクラスだけあり余韻の長さやうま味感は上位のヴィンテージ入りに劣りますが、この価格帯としては十分。
味わいとしてはしっかり辛口ですが、ロゼである分ベリーの甘い風味がありますので、ワイン単体でのバランス感で白に勝ります。

料理に合わないことは決してありませんが、せっかくなら休日の昼飲みにいかがでしょうか。昼下がりのゆったりとした時間の中でジャズやクラシックをかけ、明るいうちからソファーに座ってダラダラ飲む。そんな飲み方にぴったりの味わいです。

《生産者について》
グラハムベックは西ケープ州ロバートソンの地で、1991年に生産を開始しました。夏の日中は38 - 40℃に達する高温な地域ながら、夜は涼しい風が吹き込み昼夜の寒暖差があります。シャンパーニュ地方にも似たチョーク質の石灰質土壌が、気候の不利を覆し、世界レベルのスパークリングワイン用ブドウを育むことに成功しています。
グラハムベックの地位を短期間で押し上げた人物として、醸造家のピーター・フェレイラ氏は欠かせません。敬愛をこめて「ミスター・バブルス」と呼ばれる彼は、シャンパーニュでの経験も豊富で、この地でも完璧な泡を目指してフレッシュなスタイルのワインをつくり続けています。

Graham Beck Brut Rose

【超一流生産者の手頃な入門クラス】 マリヌー クルーフ ストリート オールド ヴァイン シュナン ブラン 2022

  • 白ワイン
定価 ¥ 2,750 のところ
価格 ¥ 2,189 税込
会員特別価格 ¥ 2,189 税込

《生産者について》
2007年設立とまだ若いワイナリーである「マリヌー」。しかしその受賞歴はすでに南アフリカトップクラスです。

2020年時点までの受賞歴でも・・・
◎プラッターズ(南アで最も有名なワインガイド)で述べ30回も、ワインの最高評価である5つ星評価を獲得
◎プラッターズ・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー 5回受賞
◎ワイン・エンスージアスト誌 2016年インターナショナル・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー
◎ティム・アトキン 2017年南アフリカ・ワインメーカーズ・オブ・ザ・イヤー

スワートランドの地にて特に勢いのあるのがこのマリヌーです。

《このワインについて》
マリヌー白の入門編となるのがこのシュナン・ブラン。味わいのスケール感では当然上級クラスには劣ります。しかし上級のシュナン・ブランは往々にして開けたてが還元していることがあるので、「開けてすぐ美味しい」という点でも手に取りやすいワインです。
トップ生産者だけあり、マリヌーの上級シュナン・ブランは定価で1万円を超えます。2000円台でその世界観を体感できる、ありがたい1本です。

《テイスティングノート》
熟した洋ナシや柑橘の皮のようなフルーツのアロマに、火打石や濡れた石のような鉱物的な香りも混ざります。この品種らしい細身で軽やかな口当たり。美しくシャープな酸味が全体を引き締めます。余韻にはほのかな苦みが残るので、ワイン単体で楽しむよりも食事時に飲む方がより魅力を発揮するでしょう。

Mullineux Kloof Street Old Vine Chenin Blanc

【フルーツ感満載の甘味】 スワロー リースリング 2022

  • 白ワイン
定価 ¥ 2,420 のところ
価格 ¥ 1,925 税込
会員特別価格 ¥ 1,925 税込

《テイスティングノート》
熟したフルーツの甘い香りがいっぱいに広がります。黄桃やリンゴの蜜のアロマに、ジャスミンのような花の香りも。価格の割に香りのボリュームは素晴らしい。味わいも香りの通りのやや甘口で、辛口リースリングのキレの良さみたいなものはなく、スッキリまろやかに消えていきます。
甘酸っぱいものが好き、フルーツジュースが好きな方なら、ワイン飲み始めであってもおすすめできます。

《生産者について》
現オーナーであるガーバー氏が土地を購入したのが1971年。オレゴン南西部の「ログ・ヴァレー」という産地です。標高が450-480mと高いため気候が厳しく、かつてはワインづくりに適さないと考えられていました。しかしその予想を覆して高品質なブドウをつくり、1995年からは自社ワインを製造。「フォリス」と「スワロー」の2つのブランドを展開しています。

Swallow Riesling

【ライチのような甘い風味にうっとり♪】 スワロー ゲヴュルツトラミネール 2023

  • 白ワイン
定価 ¥ 2,420 のところ
価格 ¥ 1,925 税込
会員特別価格 ¥ 1,925 税込

《テイスティングノート》
ゲヴュルツトラミネールという品種に特徴的な甘いライチの香りが豊かに溢れます。そこに黄桃やオレンジ、マンゴーのようなフルーツ感。味わいも香りのイメージ通りのやや甘口ですが、「濃密な甘さ」というほどではなく後味すっきり。酸味は穏やかで丸い口当たりです。
この品種として教科書的な特徴を持つワインで、オレゴン産でこの価格は破格です。

《生産者について》
現オーナーであるガーバー氏が土地を購入したのが1971年。オレゴン南西部の「ログ・ヴァレー」という産地です。標高が450-480mと高いため気候が厳しく、かつてはワインづくりに適さないと考えられていました。しかしその予想を覆して高品質なブドウをつくり、1995年からは自社ワインを製造。「フォリス」と「スワロー」の2つのブランドを展開しています。

Swallow Gewurztraminer

【飲み比べて感じる南ア産シャルドネの魅力】 ハーテンバーグ シャルドネ 2022

  • 白ワイン
定価 ¥ 3,520 のところ
価格 ¥ 2,937 税込
会員特別価格 ¥ 2,937 税込

《南アフリカ産シャルドネについて》
このシャルドネは間違いなくよくできています。しかし南アフリカ・ステレンボッシュ産シャルドネには同じ価格帯でほかにも良質なものがいっぱいあるのは事実。それらと比べて突出したところがあるわけでもありません。

ポール・クルーバーのエステートよりは樽香が穏やか。グレネリーのエステート・リザーヴやラステンバーグより酸味が柔らかい。ステレンラストのバレル・ファーメンテッドや、クラインザルゼのヴィンヤード・セレクションの方が樽香の分かりやすさがあり、ロングリッジの方がもう少しやさしい味わいです。どれも素晴らしくて、いいワインが渋滞しています。

そうやって飲み比べたときに共通するのは、果実味の明るさと適度に高いフレッシュな酸味。カリフォルニア産より一段階イキイキとしたキャラクターを感じ取れるはずです。

《生産者について》
ハーテンバーグはステレンボッシュの地にて1692年からつづく老舗ワイナリーのひとつ。
その敷地内の畑は、標高差が最大で280mもあり、様々な栽培条件のブドウを自社で用意することができます。
ハーテンバーグのコンセプトは「他にはない、ずば抜けて高品質なワインを作ること」。シラーやシャルドネの評価が非常に高い生産者です。

Hartenberg Chardonnay

【生まれ変わった「結婚式のためのワイン」】 シャトー イガイ タカハ 園 ピノ ノワール 2022

  • 赤ワイン
定価 ¥ 16,500 のところ
価格 ¥ 14,190 税込
会員特別価格 ¥ 14,190 税込

《生産者について》
いつかは嫁いで行くであろう杉本夫妻の二人の娘達の結婚式を二人の名前が冠されたワインで祝ってやりたい、との思いから2005年に設立されたワイナリー。ワイナリー名の由来は、家紋である「丸に違い鷹羽」をシンボルにし、Ch.igai Takaha(シャトー・イガイタカハ)と名付けられました。

《このワインについて》
2006年よりイガイタカハのワインメーカーを務めてきたグレッグ・ブリューワー氏が2019年ヴィンテージをもって退任。そのあとをポール・ラト氏が継いで、ワインの中身が一新されました。
かつて「サンタ・リタ・ヒルズ」としてつくられていたこの「園」も、「サンタ・バーバラ・カウンティ」に変更。サンタ・マリア・ヴァレーの畑を中心に6つの畑からブドウを購入しています。

《テイスティングノート》
芳醇なミックスベリーのアロマにリンゴのコンポートのようなニュアンス。ほのかに甘く熟れたフルーツ感がありながらもその味わいは上品で、しっかりと酸味が支えています。鼻を抜ける香りには、土のような複雑味も。シルキーなタンニンの心地よさはさすがポール・ラトの作品であり、官能的な味わいはしっかり継承されています。

Ch. Igai Takaha Sono Pinot Noir

【オレゴンでこの値段は驚異!】 フォリス ピノ ノワール ログ ヴァレー 2022

  • 赤ワイン
定価 ¥ 3,410 のところ
価格 ¥ 2,706 税込
会員特別価格 ¥ 2,706 税込

《このワインについて》
世界有数のピノ・ノワールの産地であるアメリカのオレゴン州。海に近い冷涼な気候を生かしたエレガントな味わいで人気ですが、弱点は価格の高さ。小規模生産者が多く歴史も短いため、通常ラインナップの中で入り口となるワインでも5000円を超えます。
2000円台から楽しめるのこのフォリスが異常なのです。

その理由の一つは地代。オレゴンにおける銘醸地は北部に集まっていますが、このフォリスがあるのはカリフォルニア州との州境に近い南端。マイナー産地であるがゆえに地代が安いことが、ワインの価格に貢献しています。

《テイスティングノート》
熟したブラックベリーやチェリーなどのほのかな甘味を感じるアロマ。ナツメグなどの茶色いスパイスのニュアンスもあります。シダの葉っぱや乾いた土のような複雑さもあり、カリフォルニアとはまた一味違う風味の方向性。酸味は穏やかでやさしく親しみやすい印象です。

《生産者について》
現オーナーであるガーバー氏が土地を購入したのが1971年。オレゴン南西部の「ログ・ヴァレー」という産地です。標高が450-480mと高いため気候が厳しく、かつてはワインづくりに適さないと考えられていました。しかしその予想を覆して高品質なブドウをつくり、1995年からは自社ワインを製造。「フォリス」と「スワロー」の2つのブランドを展開しています。

《リアルワインガイド掲載》
リアルワインガイド86号の企画「5千円台までの世界の美味しいピノ・ノワールまたはそういう味わいのワインを探せ!」に掲載。甘い果実味で分かりやすい味わいながら、ベタリとしないと紹介されました。

Foris Pinot Noir Rogue Valley

【温度でダイナミックに風味を変える!】 マリヌー クルーフ ストリート スワートランド ルージュ 2021

  • 赤ワイン
定価 ¥ 2,750 のところ
価格 ¥ 2,299 税込
会員特別価格 ¥ 2,299 税込

《テイスティングノート》
13℃くらいの冷やしめで飲めば、スミレや血液のようなやや閉じ気味のアロマ。シラーを強く感じます。15℃を超えて温度が上がってくると今度はグルナッシュ優勢で、赤や黒の熟したベリーのボリューム感がある果実味を感じるように。ダイナミックに風味が変化するのはこの価格帯のワインとしては面白く、1杯ではなく1本飲む価値があります。
温度に寄らずその味わいは一貫してエレガント。適度なタンニンの心地よさが、生産者の卓越した腕前を感じさせます。

《生産者について》
2007年設立とまだ若いワイナリーである「マリヌー」。しかしその受賞歴はすでに南アフリカトップクラスです。

2020年時点までの受賞歴でも・・・
◎プラッターズ(南アで最も有名なワインガイド)で述べ30回も、ワインの最高評価である5つ星評価を獲得
◎プラッターズ・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー 5回受賞
◎ワイン・エンスージアスト誌 2016年インターナショナル・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー
◎ティム・アトキン 2017年南アフリカ・ワインメーカーズ・オブ・ザ・イヤー

スワートランドの地にて特に勢いのあるのがこのマリヌーです。

《リアルワインガイド掲載》
リアルワインガイド86号の企画「5千円台までの世界の美味しいピノ・ノワールまたはそういう味わいのワインを探せ!」に掲載。香りはもちろん全くピノ・ノワールではないのですが、ジューシーな口当たりの滑らかさとエレガンスがピノ・ノワールを思わせると紹介されました。

Mullineux Kloof Street Swartland Rouge

【『伝説』は今も健在】 ガーギッチ ヒルズ カベルネ ソーヴィニヨン エステート グロウン ナパ ヴァレー 2019

  • 赤ワイン
定価 ¥ 16,500 のところ
価格 ¥ 13,750 税込
会員特別価格 ¥ 13,750 税込

《生産者について》
ワイナリー創始者であるマイク・ガーギッチ氏は、まさに教科書に載る歴史上の人物。
1976年、ナパ・ヴァレー産ワインが世界的にその地位を高めた出来事である「パリテイスティング事件」。その白ワイン部門でトップに立った「シャトー・モンテレーナ1973」を醸造したのが、このマイク・ガーギッチ氏なのです。
その後狩ればオースティン・ヒルズ氏と組んで「ガーギッチ・ヒルズ・セラー」を設立。「畑から皆さんのグラスに直送の自家製ワイン」をコンセプトに、自社畑のブドウから繊細で上品なワインをつくることを心掛けています。

《テイスティングノート》
パリテイスティング事件のころから続くワイナリーの傾向として、「親しみやすく豪華な果実香」というのは稀です。むしろボルドーワインを意識していることを伺わせる、力強くもエレガントな味筋のところが多く、ガーギッチ・ヒルズもその傾向。
カシスやブラックベリーの生き生きとした香りに、地中海沿岸のドライハーブを思わせる複雑さ。ボディはどちらかというとミディアム寄りで、しっかりと酸味やタンニンも感じます。引き締まった心地よい余韻は、高級なレストランでのディナータイムを予感させてくれます。

Grgich Hills Cabernet Sauvignon Estate Grown Napa Valley

【甘く香る樽香に単体の満足感】 ジョッシュ セラーズ リザーヴ バーボン バレル エイジド カベルネ ソーヴィニヨン カリフォルニア 2021

  • 白ワイン
定価 ¥ 3,960 のところ
価格 ¥ 3,300 税込
会員特別価格 ¥ 3,300 税込

《テイスティングノート》
ブラックベリーなどの熟した果実香を覆うように、ダークチョコレートやヴァニラ、コーヒー、甘く焦がしたトフィーのような甘く香ばしい香りが芳醇に漂います。口に含めば茶色いスパイスやキャラメルのような風味も。渋味や酸味は穏やかで、リッチな風味がまったりと舌を覆います。
その風味の強さと酸味の低さから、普段の夕食のおかずには合わせにくいでしょう。食後のワインタイムに単体で楽しむ方がワインも生きますし、満足度が高いはず。一方でバーベキューの香ばしさにはピッタリでしょう。

《生産者について》
ジョセフ・カーは世界的なソムリエとして活躍後、「ジョセフ・カー・ワインズ」を設立しました。瞬く間に成功を収め2年後となる2007年に、より豊富な生産量とお求めやすい価格のワインブランドとして立ち上げたのが、この「ジョッシュ・セラーズ」です。
輸入元の情報によれば、2019年と2023年には11ドル以上のワインで全米No.1の売り上げと成長率を記録。アメリカで最も愛されるブランドとして、安定した品質のワインを生産しています。

Josh Cellars Reserve Bourbon Barrel Aged Cabernet Sauvignon California

【今やブルゴーニュにもない!?】 ラシーヌ ピノ ノワール サンタ リタ ヒルズ 2019

  • 赤ワイン
定価 ¥ 11,000 のところ
価格 ¥ 9,174 税込
会員特別価格 ¥ 9,174 税込

《生産者について》
ブルゴーニュでは質・量の面で成長の限界を感じていたドメーヌ・ド・モンティーユ。当主エティエンヌ・モンティーユ氏が「自分の慣れていない場所で挑戦してみたい」と進出したのが、このサンタ・バーバラ・カウンティ内のサンタ・リタ・ヒルズです。
〇手づくりのワインをつくり続けられること
〇エレガントなバランスのいいワインであること
〇その土地のテロワールが感じられること
この3つの点を重視して選んだといいます。

太平洋側に風を遮る山脈がないこの地は、冷たい風がダイレクトに流れ込みます。11-16時くらいに霧がかかることで、湿度を保ちます。西海岸において、カリフォルニア州・オレゴン州内で最も冷涼な産地だと言われています。
それゆえの12%台のアルコール。温暖化が進むブルゴーニュでは近年難しくなった軽やかさで、上品でミネラルを感じさせるワインをつくります。

《このワインについて》
サンタ・リタ・ヒルズ内のいくつかの畑からつくる、ラシーヌのスタンダードキュヴェ。
全房比率はヴィンテージにより異なりますが、25ー70%程度。このワインは単一畑のシリーズと比べると全房比率低めです。
非常にピュアに香るベリーに鮮やかな色の花のアロマ。非常に細身で繊細な口当たりは低いアルコールの賜物で、ピノ・ノワールという品種の魅力を再確認させてくれます。テンションのある酸味と全房由来の爽やかな風味は、冷涼気候なサンタ・リタ・ヒルズのワインの中でも特異な存在です。

Racines Pinot Noir Sta Rita Hills

【なんとも言えぬ香りの『深み』】 フェイラ ピノ ノワール ウィラメット ヴァレー 2021

  • 赤ワイン
定価 ¥ 7,370 のところ
価格 ¥ 5,225 税込
会員特別価格 ¥ 5,225 税込

《テイスティングノート》
このワインの特筆すべき点は香りの複雑さです。自然酵母で発酵していることがよく分かる、非常に複雑なアロマ。
赤や黒のベリー、茶色系のスパイス、ドライフラワーや落ち葉。それらに加えて言葉にできない様々な香りを感じ、「奥行き」がある印象です。その分発酵がコントロールできていないような危うさも感じますが、少なくとも現状では欠陥となる臭いは感じません。
しっとりと落ち着いた果実味と柔らかな酸味。ピノ・ノワールらしい華やかさ・軽やかさは感じませんが、しなやかな質感は非常に魅力的です。

《生産者について》
フェイラはソノマ・カウンティ沿岸部の冷涼な畑からつくられるピノ・ノワールとシャルドネに定評のある生産者。
オーナーのエーレン・ジョーダンはナパのジョセフ・フェルプスで経験を積んだのち、北ローヌのジャン・リュック・コロンボに師事してワインづくりを学びました。2008年には「サンフランシスコ・クロニクル」のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。

Failla Pinot Noir Willamette Valley

【一般消費者の「好き」に応えて】 ジョッシュ セラーズ リザーヴ バタリー シャルドネ セントラル コースト 2021 ジョシュ セラーズ

  • 白ワイン
定価 ¥ 4,180 のところ
価格 ¥ 3,487 税込
会員特別価格 ¥ 3,487 税込

《「バタリー」の流行》
一部の白ワインはアルコール発酵のあとに、リンゴ酸を乳酸に変える「マロラクティック発酵」を行います。この過程の副生成物として、ダイアセチルに由来するバターのような香りがワインに生まれます。特に樽香を効かせたシャルドネの場合は、ブリオッシュやクレームブリュレのように感じることもあります。

醸造テクニックに寄るものなので、ワインの価格自体はそれほど高くなりません。それでいて香りや風味が豪華なものになるため、ソムリエやワインのプロよりも一般の消費者にウケがいいタイプのワインです。

「ブレッド&バター」「バター」など、まさにこの風味をコンセプトにしたブランドもあるほど。これらの絶大な人気を受けて、消費者の好みにあわせてリリースしたのがこのワインです。

《テイスティングノート》
パイナップルやマンゴーのようなジューシーな完熟フルーツのアロマに、クレーム・ブリュレやローストしたマシュマロ、バタースコッチのような甘い樽香が香ります。リッチでなめらかな口当たりで、シンプルな味付けの鶏肉料理やリブロースのステーキにおすすめです。

《生産者について》
ジョセフ・カーは世界的なソムリエとして活躍後、「ジョセフ・カー・ワインズ」を設立しました。瞬く間に成功を収め2年後となる2007年に、より豊富な生産量とお求めやすい価格のワインブランドとして立ち上げたのが、この「ジョッシュ・セラーズ」です。
輸入元の情報によれば、2019年と2023年には11ドル以上のワインで全米No.1の売り上げと成長率を記録。アメリカで最も愛されるブランドとして、安定した品質のワインを生産しています。

Josh Cellars Reserve Buttery Chardonnay Central Coast

【『田舎者』の素晴らしさ】 ペイサン シャルドネ ジャックス ヒル セントラル コースト 2022 アイ ブランド ファミリー

  • 白ワイン
定価 ¥ 4,620 のところ
価格 ¥ 3,850 税込
会員特別価格 ¥ 3,850 税込

《このワインについて 》
「ル・プティ・ペイザン」はフランス語で「田舎者」を意味します。これをワイン名としたのには2つの意味が込められています。
一つはこのワインの畑が決して銘醸地ではないこと。誰も知らない(田舎の)産地だが優れたブドウであるということです。
二つは醸造家イアン氏が正式な醸造学の教育を受けていないこと。見よう見まねでワインづくりを学んだ、サラブレットではない田舎者でも、こんなしっかりとしたワインがつくれるんだという思いが込められています。

《テイスティングノート》
海に近い涼しい気候が、カリフォルニアとしてはやや低めのアルコール度数と、抑制的なこのワインの風味を生みます。
レモンの皮やトーストのような控えめなアロマ。火打石や火薬のようなスモーキーさもあり、少しシャブリを思わせます。フレッシュな酸味とミネラル感が心地よく全体を引き締めます。

《生産者について》
「ワインを造ろうと思ったことはない。ただこの素晴らしいブドウ畑を世に出そうと決めたのだ」オーナーのイアン・ブランド氏はそう語ります。
「ここ20年間(ワイナリーが2007年設立なので、1987-2007年ごろを指すと思われる)のカリフォルニアワインの『発展』とは何だったのか。最新の技術や醸造器具はワインを良くしたであろうか。ワインからも造り手からも魂を吸い取ってしまったのではないか」
そう考える彼が目指すのは原点回帰。畑でしっかりとブドウを栽培し、そこに実るブドウの個性を消さない優しい醸造です。
主張としていわゆる「ヴァン・ナチュール」の生産者と主張は似ているように感じます。しかしその味わいは決して突飛なものではなく、酸とミネラルを大事にした基本に忠実なものです。

Paysan Chardonnay Jacks' Hill Central Coast I. Brand & Family

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