《生産者について》
世界に羽ばたく日本ワイン。その急先鋒というポジションで業界をリードする存在が、「GRACE WINE」のブランドを冠する中央葡萄酒です。
その歴史は山梨県勝沼町で1923年、「長太郎印葡萄酒」として始まりました。老舗ワイナリーの一つと言えます。3代目三澤一雄氏のときに現在の社名とブランドが誕生します。
世界最大のワインコンクールDecanter World Wine Awardsにて、『キュヴェ三澤 明野甲州 2013』が日本ワイン初のゴールドメダル及びリージョナルトロフィーを受賞。世界のワイン愛好家の目が日本に向くきっかけとなり、日本ワインブームの一因となったかもしれません。
《このワインについて》
鳥居平は勝沼町の東側。菱山地区のすぐ南側に位置します。日照量が多く、笹子峠から吹き下ろす涼風により昼夜の寒暖差にも恵まれ、ブドウがしっかりと熟す条件がそろっています。礫混じりで水捌けが良く、凝縮度が高いブドウが育つと昔から知られてきました。
その畑で取れたブドウを更に厳選。発酵のみフレンチオークの旧樽で行い、熟成はステンレスタンクを用います。そのためか風味の複雑性が見事です。
リンゴや桃、洋ナシのようなフルーツに、スターアニスやコショウのようなスパイス。ほのかに樽のロースト香も感じます。豊かな果実味とともに丸みを帯びた酸味が広がり、甲州としては長い余韻も魅力です。
Grace Koshu Toriihira