ワインの選び方

年末のご褒美やパーティーに!違いを感じる格上濃厚赤ワイン特集

2023年11月20日

年末のご褒美やパーティーに!違いを感じる格上濃厚赤ワイン特集
 
年末のこの時期だからこそ、奮発して飲むワインには豪華な味を感じたい。
普段の2倍3倍のワインでも、闇雲に選んでは期待外れに終わるでしょう。
濃厚赤ワイン好きが選ぶべきポイントと避けるべきポイントをご紹介します。
みんなで飲むもよし、独り占めするもよし。格上の味わいで1年の頑張りをねぎらいましょう。
 
 

こんな方に読んでほしい記事です

晩酌ワインの予算は1500~3000円
ワインにコスパは超重要
一口目からガツンと美味しさを感じる濃いワインが好き
薄くて酸っぱいワインは嫌い
高いワインを飲むなら、いつものワインとの違いを感じさせてほしい
 
※こんな方は「戻る」ボタン推奨
  • 週に1本はブルゴーニュワインを飲んでいる
  • 「テロワール」という言葉に懐疑的
  • 冷涼産地のワインが好き
 

高いワインは美味しい!・・・とは限らない

 
いつもは3000円くらのワインを飲んでいる人が、3倍の9000円のワインを買って飲む。「3倍のおいしさ」とは言わないまでも、いつものよりずっと美味しいことを期待するでしょう
しかしワインは嗜好品であり美味しさは数字に表せないもの。必ずしもその期待に応えられるわけではありません。
 
 
それをもって「ワインって難しい。私にはわからない」と感じられてしまうのは、ワインを販売する者として不本意です。
「期待外れ」が起こる理由とそれを避ける方法をご紹介します
 
 

普段のワインをもとに上級ワインを選ぶ

 
一番確実なのは、普段あなたが飲んでいる中で気に入ったワインの上級品を選ぶことです
 
生産者と生産地域が一緒なのです。ブドウ品種もおよそ同じだとすれば、上級ワインも似たタイプの味わいです。香りのボリュームやスケール感、余韻の長さが増して、高い満足が得られるでしょう
最終的に「この価格差ならいつものでいいや」となるかどうかは、生産者の腕とあなたのお財布次第。でも高い方が美味しいのはほぼ間違いないです。
 
お気に入りワインの生産名を入れて検索すれば、より高価なワインも見つかりますし、たいていは輸入元の生産者紹介ページが出てくるでしょう。そこからラインナップを確認することができます。
 
 
しかし、その生産者が上級ワインをつくっていない/輸入されていないこともあります。
上級ワインがあっても、予算に合わない場合もあります。
普段飲みワインのお気に入りが思い浮かばないこともあります。
 
そういう場合にどうやって選べばいいのでしょうか。
 
 

避けるべきワインの典型はブルゴーニュのピノ・ノワール

 
この記事では手頃で濃厚な赤ワインがお好きな方を想定しています。
そういう方が奮発してワインを買うとき、まず避けるべきがブルゴーニュの赤ワインです
たとえばこちら。
 

 
人気の生産者だけあってこのお値段。しかし注意すべきは、このワインはラインナップの中でほぼ最下級だということです。
 
ユドロ・ノエラは昔から好きだけど、上級ワインはさすがに買えないからこれにしておこう
たまの機会だから普段は飲まないような1万円のワインを買ってみよう
 
後者の期待は裏切られる可能性が非常に高いです。相場観にズレがあるからです
ワインの品質が低いとは言いません。でもあくまでスタンダードクラスです。そこに上級の味を求めるのが間違っています。
 
豪華な味わいのワインを飲みたければ、そうなるようにつくったワインを選ぶのが大切です。
 
 

生産者の哲学から選ぶ

 
  • 消費者に求められている味を調査して、喜ばれるワインをつくる
  • その土地の個性を表現するワインをつくる
 
ワインの生産者が目指す方向性は多様ですが、この2つのどちらかに当てはまる場合は少なくありません。
 
会社経営の観点からは、絶対的に前者の方針が成功の可能性が高いです。実際に低価格のワインを大量につくって成長してきたワイナリーの中には、このような理念を掲げているところが少なくありません。
チリの「コノスル」などはその典型です。
 
 
一方で専門家や愛好家から絶賛され、高価に取引されるワインの多くは、後者のタイプの生産者がつくっていることが多いです
心の底から感動するようなワインも中にはありますが、それに出会うためには資金と忍耐が必要です。
 
奮発して高いワインを買うのだから、がっかりはしたくない。
そう考える人は前者の消費者を見てワインをつくっている生産者から選ぶべきです。
 
 

ラインナップの上を狙う

 
高いワインは高い味がする
消費者のことを考えてワインをつくる生産者は、この値段に対する納得感を大事にしているように感じます。
だからその生産者のラインナップで、最上級か上級のワインを狙うのがいい
 
5000円のワインが最上級のワイナリーもあれば、5000円のワイナリーが最下級というワイナリーも少なくありません。
「普段より美味しいものを」と思うなら、5000円の高級ワインを選んだ方が満足度は高いです。
 
ではそんな格上ワインはどう風味が異なるのでしょうか。2000円でも十分濃いワインはあるのに、5000円のワインに何を期待したらいいのでしょうか。
 
 

濃厚ワインは高くなるとどうなる?

 
5000円の濃厚ワインが2000円の濃厚ワインと違うところ。
ブドウの樹1本あたり、ないし単位面積の畑あたりのブドウの収穫量が大きく違うことが多いです
 
 
1haあたりに作れるワインの量が、90hl(ヘクトリットル)なのか、30hlなのか。(※hl 1リットルの100倍)
同じ価格でワインを売れば、収入の差は3倍です。
だからそれだけ収量制限するなら、3倍の値段で売らないとペイしない計算です。
 
 

これ以上は濃くならない

 
例えばブルゴーニュのグラン・クリュの畑は、1haあたり35ヘクトリットル(ワイン約4700本)以下という規定があります。
これを超えてたくさんブドウを実らせては、特級畑として相応しい品質を保てないという判断からです。
 
 
一方で収穫量を絞ればいいというものではありません
1本の樹に実る房の数を減らせば、根から吸い上げる栄養は集中します。でも半分に減らしたから倍になるというものではありません。ブドウの樹もバカではありませんから、必要なだけ栄養を蓄えます。
これ以上収量制限しても実際意味がない。そんなラインはブドウ・地域・畑ごとに存在します。
 
だからワインを濃くしようと思っても、限度はあるのです。
 
 

違いの一つは熟成ポテンシャル

 
だから2000円台でも上手に濃いワインを選んで買っておられる方にとって、予算を5000円に上げたとて明確な『濃厚さ』の違いは感じられないと考えます
 
では普段の家飲みワインと特別な日の高級ワイン、何が違うか。
その一つは熟成ポテンシャルです
 
2000円台の濃厚ワインの多くは、買った時が飲み頃。数年置いておいても、「そんなに変わらない」ということはあっても、美味しくなっていることはあまりありません。10年を超えるとほぼすべてが「熟成」ではなく「経年劣化」していくでしょう。
 
 
一方で5000円予算で選ぶなら、ほとんどのワインが熟成してだんだん美味しくなっていきます
熟成の進み方や限界はワインによりけりですが、一般には香りが変化して、より複雑に・上品に・妖艶になっていくことが多いです。
 
 

違いの一つは風味の複雑さ

 
上記と関連しますが、香りや風味の複雑さが増していきます
なめし革、腐葉土、きのこ・・・・
字面ではあまり美味しそうに思えない香りが、熟成して良くなっていくワインには感じ取りやすいです。
 
 
ここで知っておいていただきたいこと。なめし革や腐葉土やきのこの香りがするから美味しいんじゃありません。順序が逆。
まずワインを飲んで美味しいがあって、この美味しさをどうにか文字に起こして伝えたいという思いがある。よくわからないけど引き込まれるこの香りを例えたものが、なめし革や腐葉土、きのこという一見美味しそうじゃない香りなんです。
 
 

違いの一つは上品さ

 
ワインが熟成していくためには絶対的に酸味が必要です
でないと5年程度の早い段階で、埃くさいようなワクワクしない香りになったり、平坦な味わいになってしまいます。
 
高い濃厚ワインは酸っぱく感じる、ということはありません。凝縮した果実感は健在ですが、余韻にキュッと締まるような感じがあります。適度な酸味は濃厚な果実感を下支えするように働き、味を立体的に感じさせてくれます。
 
 
同じ地域・同じ品種の2000円と5000円で酸味に違いがあるとすれば、その要因の一つはおそらくブドウの樹の樹齢です。
一般に樹齢が高い方がワインの品質が高くなるといわれています。樹齢が高いと樹は地中深くに根を伸ばします。地表から遠いと夏の猛暑の影響も少ない。温度の低い水分を吸い上げるのが、酸味を保つことにつながるのではないでしょうか。
(科学的な根拠があるかはわかりませんが、同じようなことを言う生産者はいます)
 
 

違いの一つは余韻の長さ

 
ワインの味わいにとって、余韻の長さは重要なポイントでしょう。
でも「こういうふうに作るワインは余韻が長い」という指標は聞いたことがありません。なのでプロでも飲まなければわかりません。(果実味の強さや酸味の高さなどは、様々な情報があればだいたい推測できます)
 
同じ銘柄のワインでもヴィンテージで変わったり、同じ年のワインでも熟成の段階によっても変化したりもします。
 
 
なので余韻の長さを推測する最もわかりやすい指標は、私は価格だと思っています。価格が高い方が余韻が長い
実際、2000円と5000円の濃厚ワインを飲み比べたとき、口に含んだ瞬間のアタックはそう違いはないかもしれません。しかし飲み込んだ後にその風味がどれだけ続くか。そこに大きな差を感じる傾向にあります。
 
 

総合して感じる差は『スケール感』

 
友人・知人と集まってワインを飲むときに、香りの複雑さや余韻の長さをいちいち気にしながら飲む人は少数派でしょう。
そんなときでも、ワインの総合的な印象は感じます。
 
 
価格の違いによる風味の違いを感じるとしたら、それはワインの『スケール感』ではないでしょうか
高価なワインはなんかすごい感じがする。その感覚を分解していくと、香りのボリュームだったり余韻だったりとなるのです。
 
 

違いを感じる高級濃厚ワイン8選

 
奮発して飲む甲斐のある格上ワインを選ぶポイントは次のとおり
 

格上濃厚赤ワインを選ぶポイント

  • 消費者を見てワインをつくる生産者
  • ラインナップの中で上級である
  • スケール感の大きな味わい

 
どれもワインの商品説明だけからは汲み取るのが難しいポイントです。
ですので上記の条件を満たす濃厚赤ワインをご紹介します。
 
 

価格は倍で風味の要素はそれ以上!

 
「モンテ・アンティコ」といえば、2000円弱くらいのスタンダードワインが有名。昔から人気なので、あえて当店が扱わなくていいほどいろんなところで販売されています。生産者自身も「みなが楽しめるものを」という気持ちでリーズナブルに提供しているのです。
なのでお恥ずかしながら上級クラスの「スプレムス」があるのは最近知りました。試飲会で比べて飲めば、段違いにうまい!
 
 
風味の構成要素がはるかに多いんです。いろいろな味を感じ、そこに高級感がある。
ギターソロのライブが悪いわけではありませんが、バンドの音楽は迫力が格別。違いをそうイメージしてください。
 
 

親しみやすさを持つ「戦士」

 
ここに関しては決して大規模な生産者ではない、中規模家族経営のワイナリー。しかしラインナップの最上位であることと、その製法ゆえに高級感抜群。
ブドウを木になったまま軽く乾燥させ、凝縮した果実を醸造することで風味の濃厚さをもたらしています。干しブドウのような風味とほのかな甘みがあり、パワフルでタンニンもしっかりある味わいを親しみやすいものに変えています。
 
 
ワイン名の意味は「大地の戦士」といかにも力強そうなものですが、親しみやすさも併せ持つズルいワインです。
 
 

ド派手なエチケットがパーティーを盛り上げる!

 
1968年設立のボーグル。現在の所有畑が770haというのですから、順調に資金を回転させて成長してきたということでしょう。
当店では2000円台のスタンダードクラスが安定した人気。特に価格の割にリッチな樽香が楽しめるシャルドネが安定して売れています。
 
そのボーグルがエチケットをド派手にしてリリースした「ジャガーナット」シリーズ。非常に迫力のあるイラストに負けないくらいの迫力のある風味です。新樽100%の熟成と収量を絞った栽培により、芳醇な香りがムンムンと漂います
パーティーのメンバーにめったにワインを飲まない人がいたとしても、これなら「なんかすごい、高そうなワイン!」という印象を残せるはず。3,4人よりは6~8人くらいで飲むことをおすすめします。
 
 

余韻の伸び方とキレに高級感

 
プリミティーヴォは安くても濃厚な赤ワインがたくさん見つかる品種です。だから「2000円で十分美味しい」と満足してしまいがちで、その上のクラスとなるとよほどの違いを示せないと、なかなか選んでもらえない印象。
 
 
その「よほどの違い」があるのがこちら。
プリミティーヴォはブドウの糖度が高くなりやすいため、アルコール度数が高く力強いワインはつくりやすい。一方で酸味がなくべったりしがち。親しみやすさはあっても高級感はありません。
このワインは濃厚な果実味を支えるしっかりとした酸味を持ちます。きっとこれは、ブドウの樹齢が古いことによるもの。だから余韻のキレがいい
その余韻もチョコレートのような複雑で香ばしい風味が幾重にも重なるようにして長く続きます。2000円台とはまさに格が違う!
 
 

3000円では出せない重厚感

 
「ナパ1847」というブランドでは、ワインはこの1種類だけ。しかしそのブランド元のマイケル・ポーザン・ワイナリーは、様々なコンセプトで手頃なものから幅広いワインをつくる生産者です。
消費者が期待する味のワインを消費者が求める価格で。マーケティングを考えたワインづくりが非常に上手い。このワインは「ナパ市街の開拓が始まった年」をワイン名にしたもので、作り手の顔が見えないワイン。だからこそ「ナパのカベルネに消費者はこういう味を期待しているはず」と考える通りのものが表現されています。
 
 
「Napa Valley」表記ではなく、「California」表記でいいなら、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインは3000円でいくらでもあります。でもその価格ではこの厚みのある口当たりは出せない。エスプレッソやチョコレートのような香ばしい風味が余韻まで続かない。
普段より高い金額を支払う価値があります!
 
 

旨安メーカーだからこその豪華な味わい

 
南イタリアで旨安ワインの帝王のような位置づけのファンティーニ・グループ。ここがつくるワインは、安くても濃厚で人気なんです。
それこそ1000円台でも満足できるものがたくさんあります。
 
そういうところだからこそ、ファンティーニにとっては¥5000"も"するワインです。他のワインの2~3倍する価格にみあった満足を与えなければ。
実際にその想いが「エディツィオーネ チンクエ アウトークトニ」の味わいに現れています。
 
 
その証拠としてルカ・マローニ誌で毎年のように99点満点を獲得しています。簡単に言うと今パッと飲んで難しいこと抜きに「美味しい!」と感じるワインに価格問わず高い点数がつく評価誌です。高級感がありながら小難しさがない味づくりは、やはりよく消費者のことを考えています。
 
 

「濃厚ワインにはその先があった!」

 
この「アラヤ・ティエラ」の下位キュヴェ、「アタラヤ」でも十分濃厚です。
ガルナッチャ・ティントレラという果肉まで赤く熟すブドウをつかっているため、ワインの色はほぼ黒!新樽100%熟成ですので、一見これ以上濃くなりようがないように感じます。
 
 
しかし実際に飲み比べれば確かに違う。特に飲み込んだ後に口の中から鼻をぬけていく香り。そのボリュームと複雑さに違いが現れます
こちらも試飲販売に非常に強いワインだといいます。
 
 

格上濃厚赤ワインをより美味しく楽しむために

 
高級なワインを飲むときは、2000円のワインとはベストな飲み方が少し違う場合が多いんです。
特に年末は、1人や夫婦だけでなく、大人数で飲む機会もあるでしょう。
そんな時に気を付けるべき点をご紹介します。
 
 

濃厚赤ワインは冷えすぎ注意

 
いつものワインより、他の季節より『ワインの温度は高め』を意識しましょう
 
12月ともなれば部屋の室温は結構低いもの。
ご飯を食べワインを飲む際は暖房を入れるでしょうが、それまでは10~15℃くらいの場合も。それだと上級濃厚ワインにはちょっと寒すぎる。
 
  
2000円くらいのものと比べてタンニンを豊富に含むものが多いです。冷たい温度で飲めば渋みを感じすぎてしまう。
17~20℃くらいを目安に、暖房の利いた部屋にある程度出しておいてから飲むようにしましょう。特に熟成しているものについては、温度高めの方が圧倒的に香り豊かに感じられます。
 
 

濃厚赤ワインは事前抜栓を

 
2000円の濃厚ワインには気難しいものはほとんどありませんが、5000円ともなると取り扱いに気を付けるべき。
特に何人もで分けて飲む際は、早めに栓を抜いておきましょう。ワインにもよりますが、30分~2時間程度。
 
 
安いワインの中には開けて2時間もすれば、果実感が平たんになってしまうものもあります。でも5000円の濃厚ワインでそれはまずありません。(古いワインは除く)
特に渋味をある程度感じるものは、抜栓後に時間をおくことで口当たりまろやかになります。
夕食に飲むなら、料理前に開けて味を見て、それから料理するくらいでちょうどいいです。
 
 

ワイングラスはなるべく大きいもの

 
上級な濃厚ワインは香り豊かです。その香りを存分に感じるためには、大きなワイングラスを使うべきです。
ボルドーグラスを用意しましょう。400ml以下の白ワイングラスだと、不味くなるわけではありませんが、少しもったいないかも。
大きいものといっても、ブルゴーニュグラスは向き・不向きがあります。渋みの強いものについて、ブルゴーニュグラスだと強く感じすぎてしまいます。
 
 

料理を合わせないことも選択に

 
濃厚な赤ワインは、時に料理の味を覆い隠してしまいます。
それに合わせた「牛肉の赤ワイン煮込み」なんて、そう簡単に家で作れないですよね。
 
そんなときはあえて「ワインと料理をあわせない」というのも手です。料理は料理で食べてしまって、食後にクラッカーやスライスしたバケットなどをつまみに濃厚ワインを味わう。
その方が料理もワインもより美味しく味わえるかもしれません。
 
 

みんなで飲めばワインはもっと美味しい

 
なにより気の置けない仲間との楽しい時間は、一番ワインを美味しくします
そういつもは飲めない価格の贅沢ワイン。「自分だけで飲むのはもったいない」という気持ちはありませんか?
 
 
友人・知人と集まるなら、それぞれワインの経験値はバラバラでしょう。普段はあまり飲まない方もいる。
そんな方にグラス1杯で「美味しい!」と言ってもらうワイン。その生産地のテロワールを表したワインや、繊細さをうりにした上品なワインでしょうか?私はガツンとインパクトのある濃厚ワインがベターだと思います。
 
普段は集まれない仲間との特別な時間。いつもは飲めない濃厚赤ワインがより盛り上げてくれることでしょう
 
 

格上ワインを活力の源に

 
高いワインが必ずしもあなたを満足させてくれるわけではありません。
それでも高いワインでしか得られない感動というものもあるのは事実です。
自分の好みに合わせて慎重に選べば、高級ワインであるからこその「格の違い」を味わうことができます
 
それにより普段飲みワインで物足りなさを覚えてしまう心配あります。いわゆる「舌が肥える」をどうしても避けたいなら、高いワインに手を出さないという選択もあり。それもまたあなたなりのワインの楽しみ方です。
 
 
一方で高いワインの味わいを知って、あえてそれを渇望するようにする。たくさん飲むためには収入を増やすしかない。だから仕事を頑張る。収入を増やせるよう工夫する。
そのためのモチベーション維持にワインを使うのはいかがでしょうか。自分で「馬の前に人参」の状況にするのです。
 
 
私は欲しいものを我慢するより、それを手に入れる正当な努力をする方が、あなたも周りの人も幸せになると信じています。
美味しい格上ワインをもっともっと味わうために。2024年の活力の源としてワインをご利用ください。
 





※投稿に記載しているワインのヴィンテージ・価格は執筆時のものです。現在販売しているものと異なる場合があります。
購入の際は必ず商品ページにてご確認ください。




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