産地 | フランス > ブルゴーニュ > コート・ド・ニュイ > ジュヴレィ・シャンベルタン |
生産者 | フレデリック・フェリ(ジャン・ド・カボット) |
品種 | ピノ・ノワール 100% |
英字 | Gevrey Chambertin Frederic Fery |
おすすめ 料理 | 出汁の効いた上質な和食 |
飲み頃温度 | 13~15℃ |
おすすめ グラス | ブルゴーニュグラス |
内容量 | 750ml |
JANコード | 0400000007663 |
輸入元 | アズマコーポレーション |
フレデリック・フェリのワインが日本に入荷したのは、2018年。試飲会で紹介されるなり大人気で、レストランを中心に奪い合いとなっています。
1841年からつづくJEAN FERY & FILSという生産者の別ブランドとしてスタート。歴史は長いものの、ずっとネゴシアンとしてワインを桶売りしていて、ドメーヌとして高品質のワインを作り始めたのは1988年から。当初はジャン・ド・カボットJean de Cabottesというブランドでリリースしていましたが、2019年に満を持して現当主のフレデリック・フェリに改めました。
2008年から3年かけて畑をオーガニック栽培に転向。ブドウは全て除梗して醸造を行い、ピュアな味わいに仕上げています。
「La platiere]に0.11ha、「En Champs」に0.11ha。合計わずか0.22haのみの限定生産。この2つのパーセルの葡萄を使用したジュヴレ・シャンベルタンです。葡萄の平均樹齢は40年。新樽比率60%にて15か月熟成。
ジュヴレのテロワールと言える肉厚感、土を思わせる香り、そして品格のある酸がバランス良く感じられますが、それよりもフレデリック・フェリらしさが勝っています。ヴォーヌ・ロマネやモレ・サン・ドニにも共通する、淡い色合いの抽出と極めてピュアでどこまでもやさしい口当たり。それでいて香りのボリュームや風味の厚さは高級ブルゴーニュワインを感じさせます。
決してコストパフォーマンスはよくありません。しかし他に似たようなワインが思いつかないような際立ったキャラクター。代えが効くものではありません。