産地 | アメリカ > カリフォルニア > ナパ > オークヴィル |
生産者 | シュレイダー・セラーズ |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% |
英字 | Schrader To Kalon VYD MB Cabernet Sauvignon |
醸造 | 仏製新樽で 20 か月熟成。 |
飲み頃温度 | 15~18℃ |
おすすめ グラス | ボルドーグラス |
評価 | パーカーポイント97+点 |
内容量 | 750ml |
JANコード | 0400000007595 |
輸入元 | 中川ワイン |
シュレイダーの 3 つのキーワードは
◆創業者フレッド・シュレイダーの情熱
◆ナパの最高のカベルネの畑を持つベックストファー・ヴィンヤードとのコラボレーション
◆才能あふれるワイン・メーカー、トーマス・リヴァース・ブラウンの手腕
シュレイダー・セラーズはウルトラ・プレミアムと称賛されるワインをナパ・ヴァレーの優れたシングル・ヴィンヤードのブドウ(カベルネ・ソーヴィニヨン種)で醸造しています。
創業者のフレッド・シュレイダーはコルギン・シュレイダー・セラーズを当時の妻アン・コルギン(前妻)と創業し、ワイン醸造に関しては思いつく限りの最強夫婦コンビであるヘレン・ターリーとジョン・ウェットローファー夫妻にワイン作りを任せました。その後フレッドはアン・コルギンと袂を分かち、自らの名前のみを冠したシュレイダー・セラーズを 1998 年に創業しました。
シュレイダー・セラーズの 8 種類のワインの内、5 種類はベックストファー・ト・カロン・ヴィンヤードのブドウで造られます。シュレイダーの本質とは、ナパ・ヴァレー、オークヴィルで最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出す 1 つであるといわれるベックストファー・ト・カロン畑の個性を描き出すことといえます。
フレッドは現在の妻キャロルと手を携え、才能豊かなワイン・メーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンを擁して「ニュー・ワールドでもっとも偉大なカベルネ生産者」の評価を得ています。ワインスペクテーターはトーマスに「ミダス・タッチ(=触る物を何でも金にしてしまう能力を持つギリシャ神話のミダス王にちなむ)」「トップ・ガン」の評価を与えています。
ト・カロン・ヴィンヤード最初の所有者であるハミルトン・クラブが1891年に開墾した歴史的な区画。「MB」とラベルに書かれたこのワインは、2017 年が初リリース。単一種のクローンを使用。同ブロックのブドウはモンダヴィのリザーヴ・カベルネのブレンドの核として長年に亘り使われています。ベクストファーのト-カロンはなだらかな傾斜に河の堆積土壌から形成され、濃厚で完熟したワインとなるのに比べ、モンダヴィ・ト-カロン・モナステリー・ブロックはマヤカマス山の麓・石ころが多く、より傾斜のある斜面の為、水はけがより良く、力強い黒系果実、っぽさが感じられ、深みとまろやかさ、瑞々しさを持つワインとなります。モンダヴィ・ト-カロンは植え替えが進む中では樹齢の古い区画となっています。
2017 年は冬の降雨量が多く、開花が始まると雨は止み、理想的な結実を演出し、房ごとの成熟度も均一となり、色づきは 8 月末に完了しました。収量平均より少し少なめで 2015 年、2016 年の収穫量と変わりませんが、その少なめの収量により果実の凝縮感は強まり、ワインにより深い造形と豊かな複雑味をもたらしました。
深いガーネットを帯びた紫色。黒い果実に腐葉土、スモーク、炭火やソテーしたハーブのアロマがあります。ブラックベリー、プラムやマルベリーのジャム、ローストナッツの味わい。力強く凝縮感があり、粒子の大きなタンニンが感じられます。長いフィニッシュを持つミディアムからフルボディのワイン。長期熟成が可能です。