《生産者について》
アラン・ユドロ・ノエラはシャンボール・ミュジニーに本拠地を構える名門でありながら、ヴォーヌ・ロマネに多くの優良畑を所有しています。
「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエに匹敵すると言われた、シャルル・ノエラより引き継いだ珠玉の畑から造られるワインは、争奪戦という言葉も生易しいほどの人気を誇ります。
1988年生まれの若き当主は、自分たちのワインの需要の高まりに応えようとするものの、ドメーヌでの生産量をこれ以上増やせない問題に直面します。
以前から考えていた、所有していない畑のテロワールに対しても理解を深めたいとの思いもあり、2012年、自らの名を冠したネゴスブランド「シャルル・ヴァン・カネ」を立ち上げます。
醸造所がボーヌにあること以外は、ドメーヌと全く同じ方法で造られるワイン。今まさにブルゴーニュの先頭を走る彼のワインは、探し出してでも飲む価値のある逸品です。

《このワインについて》
畑の名前は、ヨーロッパの父と呼ばれるフランク王国の君主「シャルルマーニュ」に由来します。
「コルトンの丘」の斜面上部の特級畑で、優雅と気品に満ちた素晴らしい白ワインとして、世界中の愛好家たちが求めてやまないワインです。
重厚な骨格を持つワインなので、できれば10年ほどセラー熟成させ、芳醇で繊細かつ華美な味わいが花開くのを待つと良いでしょう。

Corton Charlemagne Charles Van Canneyt