産地 | オーストリア > カンプタル |
生産者 | ヴェスリ |
品種 | グリューナー・フェルトリーナー 100% |
英字 | Gruner Veltliner Langenlois Weszeli |
土壌 | レス |
醸造 | ステンレスタンクで6か月熟成 |
おすすめ 料理 | さっぱりとした野菜の煮物 |
飲み頃温度 | 7~10℃ |
おすすめ グラス | 白ワイングラス |
内容量 | 750ml |
JANコード | 4571376389526 |
輸入元 | フィラディス |
オーストリアはドイツの隣で言語やブドウ品種も共通するところが多いため、冷涼な国と思われがちですが、実はパンノニア平原の影響もあり割と温暖。しかし北西エリアは山を越えて冷気が来るため、昼夜や季節による寒暖差が激しい地域です。そしてそこにオーストリア随一の産地であるヴァッハウ、クレムスタル、そしてヴェスリが居を構えるカンプタルがあります。オーストリアワインは実は高品質なものばかり。というのも、日本で1000円前後で販売されるような安ワインがほとんどなく、中から上級のワインに注力しているから。そのオーストリアの主力品種は、グリューナー・フェルトリーナーです。
グリューナー・フェルトリーナーは醸造法により二つの表情を見せてくれる面白い品種。比較的低価格帯のものは、ステンレスタンクで発酵・熟成されます。そうすると醸造時に酸素にあまり触れないので、フレッシュな果実味とフルーティーな香りが特徴の、親しみやすいワインとなります。若いうちに飲むべきワインです。それに対して上級のものはオーク樽にて酸素と触れる醸造をします。すると甘さを感じる香りは全くなくなり、引き締まった鉱物的な香りに変わり、白コショウのようなアロマを感じます。上級のものは5~10年の熟成も可能です。
主張しすぎない個性は、普段の食事と抜群に相性がいい。10年余りのプロモーションの結果、普段飲みするには微妙に高い価格帯にもかかわらず、イギリスのマーケットにてグリューナー・フェルトリーナーの市場はできあがりました。日本ではまだまだ普及しているとは言えませんが、レストランの一流ソムリエを中心に、料理を引き立てる食中酒として注目が高まっています。
この白ワインはランゲンロイス村の周辺の畑、レス(黄土)土壌で育つ樹齢30年のグリューナー・フェルトリーナーから作られます。ステンレスタンクで6ヵ月の熟成をされており、オレンジピールやリンゴのフレッシュなアロマを感じます。生き生きとした酸味が美しく流れ、食欲を増進させます。いつもの家庭の食事、特に繊細な和食と合わせたい1本です。