SCENE09

私はこんな味わいが好き!

リッチな味わいの赤ワインからさっぱり上品な白ワインまで、お好みに合うものを!
贅沢なひとときを演出してくれるシャンパンや、
初心者歓迎の甘口スパークリングワインもご用意。
好みで選ぶもよし、新たな味わいを開拓するもよし!

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【キーワードは『継承と発展』】 ギャリー ファレル ロシアン リヴァー セレクション シャルドネ 2021 or 2022

  • 白ワイン
定価 ¥ 9,350 のところ
価格 ¥ 7,799 税込
会員特別価格 ¥ 7,799 税込

《ブランドの継承》
カリフォルニアでは個人が起こしたワイナリーやブランドを、引退などを機に譲り渡す例がままあります。
このギャリー・ファレルも、一昔前に話題になったワイナリー。それを「キスラー」「デュレル・ヴィンヤーズ」などを運営するビル・プライス氏が引き継ぎました。

オーナーが変わることで経営方針が商業的になり、決して悪くはないがつまらないワインをつくるようになってしまった例はあります。しかしそれは、ギャリー・ファレルには当てはまりません。
2012年からテレサ・ヘレディア氏を醸造長に招いてワイナリーを大改革。ブルゴーニュのド・モンティーユで学んだ彼女は、ソノマコーストの冷涼気候を活かしたピノ・ノワールとシャルドネつくりに長けています。

以前のギャリー・ファレルとワインを比べることはかないません。しかしながら現在のギャリー・ファレルのワインは、非常にしなやかでエレガントな味わい。かつての名声を見事に継承し、現代の環境にあわせて発展させているのを感じます。

《テイスティングノート》
熟したレモンやメロン、有核果実などのフルーツのアロマを上品な樽香が包んでいます。口に含めばネクタリンやレモンカスタードのような濃密な風味が広がり、しっかりと存在感を持ちます。満足度の高いクリーミーな口当たりで、爽やかな余韻に続きます。

Gary Farrell Russian River Selection Chardonnay

【このシャルドネを使えるのが醸造家の誇り!】 ハドソン ワインズ シャルドネ ナパ ヴァレー カーネロス 2021

  • 白ワイン
定価 ¥ 12,100 のところ
価格 ¥ 11,440 税込
会員特別価格 ¥ 11,440 税込

《生産者について》
ハドソン・ワインズはもともとはナパでも特に優良とされるブドウ栽培家。大学を卒業したロバート・リー・ハドソンは、1981年にナパの南端カーネロスの地に900haの農地を取得。そのうち80haでブドウを栽培しています。

取引するワイナリーとはすべて長期契約。栽培に関してあらゆる要望に応えて最高品質のブドウを提供しているといいます。選定方法や収穫量、収穫日などを相談しながら顧客の要望に応えるのです。
現在30社ほど契約していますが、ラベルに「ハドソン・ヴィンヤード」を記載できるのはキスラーやオーベール、レイミーなどの9社のみ。ハドソン氏が認めたとこだけというわけです。醸造家が希望してもなかなかブドウを売ってもらえない。そんな憧れの畑であるのです。

中でも設立当初からずっとブドウを提供しているのがコングスガード。ジョン・コングスガードがかつて修行としてニュートン・ワイナリーで働いていたころから、ハドソンのシャルドネでワインをつくっているそうです。

《このワインについて》
リトル・ビット、レディバグ、ノース・シーシェル、グッドハンドなどの区画をブレンドしますが、クローンはかなりこだわっているそうです。「Shot Wente」という粒が小さく凝縮感が出るクローンで、「カリフォルニアで最も優れているのではないか」と語ります。
しっかり濃密に漂うヴァニラ香は、手頃な価格帯のシャルドネとはその質、優美さが全く違います。甘いニュアンスは控えめで、高級な桐の箱を思わせるもの。ナツメグやアーモンドのようなアロマ、レモンタルトのような香りも感じます。緊張感のある酸味を持ち、重たくはないのですが素晴らしい口当たりの滑らかさがあります。

Hudson Wine Chardonnay Napa Valley Carneros

【コーヒー風味のワイン!?】 ヴァンジール コーヒー ピノタージュ 2021 イムブコ ワインズ

  • 赤ワイン
定価 ¥ 2,860 のところ
価格 ¥ 1,837 税込
会員特別価格 ¥ 1,837 税込

《テイスティングノート》
コーヒーの液体というよりは、ローストしてまだ日がたっていない新鮮なコーヒー豆のような、まろやかに香ばしい香りがまず前に出てきます。これは熟成に使うオーク樽を、通常よりもかなり強めにバーナーで焼いているから。そこにほのかなベリー香やスパイスのニュアンスが加わります。どしっと重たいワインではなく、滑らかな口当たりでスムースに舌の上を流れます。渋味や酸味はやや穏やか。
コーヒー風味の赤ワインというなんとも珍しいタイプですが、意外と普段の家飲みで活躍します。

《焼き餃子のペアリングが抜群!》
『Wine What!?』誌30号掲載、餃子×ワインのマリアージュ徹底検証の中で、No.1に輝いたワインがこちら。
やさしいタンニンにスパイスの風味。なによりコーヒーのような香ばしいアロマが特徴的なワインです。
焼き餃子との相性が特に秀逸で、味噌だれやバルサミコ酢をつけるとより深みを増します。さらに黒コショウをふると、「ワインのランクさえ引き上げてしまうほどリッチな味わい」と絶賛されていました。
焼き餃子のパリッと香ばしい焼き目と、このワインが持つコーヒーのような香ばしさが相乗効果を見せます。

《生産者について》
イムブコ・ワインズは2004年に設立。南アフリカの「ウェリントン」地区です。高級ワインの産地ではないからこそ165haという広大な畑を取得できました。国際品種を中心に様々なブドウ品種を栽培しており、その一つがこのピノタージュです。
「伝統製法を守りつつも新しい試みを恐れない」これをワインづくりのポリシーにしており、このコーヒーピノタージュはまさにその象徴です。

Vanzijl Coffee Pinotage

【ちゃんとクラスの違いを感じさせてくれます】 ヴァス フェリックス カベルネ ソーヴィニヨン 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 7,150 のところ
価格 ¥ 5,610 税込
会員特別価格 ¥ 5,610 税込

《「フィリウス」との違い》
ヴァス・フェリックスのラインナップの中でミドルレンジに位置づけられるこのワイン。シンプルに「カベルネ・ソーヴィニヨン」とだけの名称で、ワイナリーの看板ワインであることを物語っています。
普段飲みクラスの「フィリウス」と同様、この産地らしい酸味の高さを持ちます。しかしボリューム感、スケール感といったものが非常に大きいため、酸味先行とは感じません。個人的にはブレンドされているマルベックがいい仕事をしていると感じます。カベルネ・ソーヴィニヨンの上品で優雅な味わいを、マルベックのまろやかで複雑な風味が見事に補強しています。
フィリウスと比べておよそ倍の価格。その値段を出して後悔のない味をしっかり感じさせてくれます。

《テイスティングノート》
カシスやマルベリー、ノリ、ヨード、ヴァニラなど非常に複雑な香りを感じ、この時点で「フィリウス」との格の違いは明白です。果実味の凝縮感とそれを支える酸味により、味わいは非常に立体的に感じます。マルベックのおかげか樽熟成によるものか、タンニンはやさしく滑らかなもの。余韻のボリュームも文句なし。もちろん熟成能力はあり15年程度は美味しくなっていきそうですが、スクリューキャップで変化は遅いです。すぐ飲んでしまうのがいいでしょう。

《生産者について》
1967年トム・カリティ博士により西オーストラリア州マーガレット・リヴァーで最初に設立されたパイオニア的ワイナリー。この銘醸地を語る上では外すことの出来ないマーガレット・リヴァーを代表する造り手です。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネが特に有名で、世界中の著名なワイン評論家に高く評価されています。2017年最優秀ニューワールド・ワイナリー賞受賞しました。

Vasse Felix Cabernet Sauvignon

【セカンドワインでもこの品質!】 クロスローズ by ラッド カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル 2018

  • 赤ワイン
定価 ¥ 13,750 のところ
価格 ¥ 11,000 税込
会員特別価格 ¥ 11,000 税込

《このワインについて》
ラッドがつくるセカンドワインにあたる「クロスローズ・バイ・ラッド」。上級の「ラッド」と同じ畑・同じ醸造で、バレルセレクションで分けられるだけあって、その品質はかなり「ラッド」寄りです。それでいて価格は半額以下なのでお買い得感が高い!
その品質の肝となっているのは凝縮感とボディ感でしょう。オークヴィルの東側、名だたる著名ワイナリーの畑がある日照量の多いエリアに位置します。スクリーミング・イーグル、ボンドのセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ。それらの畑のすぐ近くであることが、この高い凝縮感につながっています。

《生産者について》
ラッド・エステートは故レスリー・ラッド氏が1996年に設立。シルヴァラード・トレイルとオークヴィル・クロスロード、2つの主要な道が交差する地区であり、ワイン名もここからとられています。白ワイン用の畑はマウント・ヴィーダー地区にあり、ワインはすべて自社畑から。
ワインの目標はボルドーのシャトー・オー・ブリオンだといい、ボディ感豊かで立体的な味わいのワインをつくります。

《テイスティングノート 》
ブルーベリーやストロベリーのような熟したベリーの香りに、土っぽさや赤身の肉のニュアンスも感じます。非常に凝縮感の高いフルボディな味わいで、噛み応えのあるタンニンも豊富。開けたてから風味はよく開きますが、熟成能力も高いでしょう。

Crossroads by Rudd Cabernet Sauvignon Oakville Estate

【バローロに求めるもの、その全て】 カシーナ グラモレーレ バローロ 2018

  • 赤ワイン
定価 ¥ 5,940 のところ
価格 ¥ 5,093 税込
会員特別価格 ¥ 5,093 税込

《基本であり、普通》
「バローロを飲みたい」と思う方はどんな味を期待するでしょうか。

フルーツ感があまり前に出てこない、上品で深みのある香り。口全体をしっかりと刺激する豊富なタンニン。その力強さに反してボディ感は重くなく、美しい酸味とミネラル感で締めくくられる。

低価格帯のバローロの中には、一般受けを良くするために果実味豊かでタンニンを抑えたつくりをしているものもあります。反面このカシーナ・グラモレーレはバローロとしてはやや安めな価格ながら、基本に忠実。バローロ好きが期待する味わいどおりの風味を過不足なく備えています。

《生産者について》
バローロをつくる11の村のうち、モンフォルテ ダルバに住むクローディオとカーラ夫妻が営むワイナリーが、カシーナ グラモレーレ。
1966年に創業で、彼は2代目に当たります。標高450mの斜面に位置する畑は、かなり石灰質の多い白みを帯びた土壌。ワインにはしっかりとミネラル感が反映されます。

Cascina Gramolere Barolo

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