《このワインについて》
「ブラン・ド・ノワール」とは本来シャンパンに使われるフランス語で、黒ブドウのみからつくられる白のシャンパンであることを示します。
黒ブドウも通常は果肉に色はついていないため、収穫後に素早く絞れは果汁に色はつかず白ワインになるのです。それをドイツ・ファルツの地で行っているのがこのワイン。
圧搾の際にほんのり色がつくようで、よく見ると少しピンクがかっています。
味わいはしっとり滑らかでボリューミー。辛口というにはほんのちょっとだけ糖度を高く残してあるので、それゆえのリッチなニュアンスもあり飲みごたえがあります。
「リッチな白ワイン」といえば樽熟成したシャルドネを思い浮かべがち。でもそればかりでは飽きることもあるのでは?普段飲みの変化球として、樽熟成してないのにリッチな白ワインをぜひお試しあれ。
《生産者について》
ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケルはファルツで100年以上続く協同組合。それだけ歴史は長いのに加盟農家はわずか5組。少数精鋭で経営しています。畑はほとんどが有機栽培を実践。協同組合だからと言って安かろう悪かろうではなく、コストパフォーマンスの高いワインづくりを行っています。
生産者の名前は組合員が所有する、この辺りで特に著名な畑2つからとったものだそうです。
Herrenberg Honigsackel Blanc de Noir Feinherb