渋いワインが好き!

ワインの渋さのもとはタンニン。基本的にタンニンは赤ワインにのみ含まれます。
タンニンとは結合性の高い物質の総称で、口内の唾液成分と結合します。すると口の中が乾くような、歯茎が引っ張られるような刺激を受けるのです。
そのタンニンは動物性の油脂とも結合するので、お肉の脂をさっぱり洗い流して、さっぱり食べることができます。だから、「肉には赤ワイン」なんて言われるのです。
タンニンを多寡はブドウ品種によって大きく異なります。なので渋いワインが好きなら、カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ、タナなどを選ぶのがおすすめ!

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【ちゃんとクラスの違いを感じさせてくれます】 ヴァス フェリックス カベルネ ソーヴィニヨン 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 7,150 のところ
価格 ¥ 5,610 税込
会員特別価格 ¥ 5,610 税込

《「フィリウス」との違い》
ヴァス・フェリックスのラインナップの中でミドルレンジに位置づけられるこのワイン。シンプルに「カベルネ・ソーヴィニヨン」とだけの名称で、ワイナリーの看板ワインであることを物語っています。
普段飲みクラスの「フィリウス」と同様、この産地らしい酸味の高さを持ちます。しかしボリューム感、スケール感といったものが非常に大きいため、酸味先行とは感じません。個人的にはブレンドされているマルベックがいい仕事をしていると感じます。カベルネ・ソーヴィニヨンの上品で優雅な味わいを、マルベックのまろやかで複雑な風味が見事に補強しています。
フィリウスと比べておよそ倍の価格。その値段を出して後悔のない味をしっかり感じさせてくれます。

《テイスティングノート》
カシスやマルベリー、ノリ、ヨード、ヴァニラなど非常に複雑な香りを感じ、この時点で「フィリウス」との格の違いは明白です。果実味の凝縮感とそれを支える酸味により、味わいは非常に立体的に感じます。マルベックのおかげか樽熟成によるものか、タンニンはやさしく滑らかなもの。余韻のボリュームも文句なし。もちろん熟成能力はあり15年程度は美味しくなっていきそうですが、スクリューキャップで変化は遅いです。すぐ飲んでしまうのがいいでしょう。

《生産者について》
1967年トム・カリティ博士により西オーストラリア州マーガレット・リヴァーで最初に設立されたパイオニア的ワイナリー。この銘醸地を語る上では外すことの出来ないマーガレット・リヴァーを代表する造り手です。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネが特に有名で、世界中の著名なワイン評論家に高く評価されています。2017年最優秀ニューワールド・ワイナリー賞受賞しました。

Vasse Felix Cabernet Sauvignon

【セカンドワインでもこの品質!】 クロスローズ by ラッド カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル 2018

  • 赤ワイン
定価 ¥ 13,750 のところ
価格 ¥ 11,000 税込
会員特別価格 ¥ 11,000 税込

《このワインについて》
ラッドがつくるセカンドワインにあたる「クロスローズ・バイ・ラッド」。上級の「ラッド」と同じ畑・同じ醸造で、バレルセレクションで分けられるだけあって、その品質はかなり「ラッド」寄りです。それでいて価格は半額以下なのでお買い得感が高い!
その品質の肝となっているのは凝縮感とボディ感でしょう。オークヴィルの東側、名だたる著名ワイナリーの畑がある日照量の多いエリアに位置します。スクリーミング・イーグル、ボンドのセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ。それらの畑のすぐ近くであることが、この高い凝縮感につながっています。

《生産者について》
ラッド・エステートは故レスリー・ラッド氏が1996年に設立。シルヴァラード・トレイルとオークヴィル・クロスロード、2つの主要な道が交差する地区であり、ワイン名もここからとられています。白ワイン用の畑はマウント・ヴィーダー地区にあり、ワインはすべて自社畑から。
ワインの目標はボルドーのシャトー・オー・ブリオンだといい、ボディ感豊かで立体的な味わいのワインをつくります。

《テイスティングノート 》
ブルーベリーやストロベリーのような熟したベリーの香りに、土っぽさや赤身の肉のニュアンスも感じます。非常に凝縮感の高いフルボディな味わいで、噛み応えのあるタンニンも豊富。開けたてから風味はよく開きますが、熟成能力も高いでしょう。

Crossroads by Rudd Cabernet Sauvignon Oakville Estate

【バローロに求めるもの、その全て】 カシーナ グラモレーレ バローロ 2018

  • 赤ワイン
定価 ¥ 5,940 のところ
価格 ¥ 5,093 税込
会員特別価格 ¥ 5,093 税込

《基本であり、普通》
「バローロを飲みたい」と思う方はどんな味を期待するでしょうか。

フルーツ感があまり前に出てこない、上品で深みのある香り。口全体をしっかりと刺激する豊富なタンニン。その力強さに反してボディ感は重くなく、美しい酸味とミネラル感で締めくくられる。

低価格帯のバローロの中には、一般受けを良くするために果実味豊かでタンニンを抑えたつくりをしているものもあります。反面このカシーナ・グラモレーレはバローロとしてはやや安めな価格ながら、基本に忠実。バローロ好きが期待する味わいどおりの風味を過不足なく備えています。

《生産者について》
バローロをつくる11の村のうち、モンフォルテ ダルバに住むクローディオとカーラ夫妻が営むワイナリーが、カシーナ グラモレーレ。
1966年に創業で、彼は2代目に当たります。標高450mの斜面に位置する畑は、かなり石灰質の多い白みを帯びた土壌。ワインにはしっかりとミネラル感が反映されます。

Cascina Gramolere Barolo

【艶やかな果実味はカベルネにはない!】 シャノン メルロー 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 3,850 のところ
価格 ¥ 3,212 税込
会員特別価格 ¥ 3,212 税込
在庫切れ

《テイスティングノート》
ピーマンやミント、杉のようなこの品種らしいアロマ。口に含めば熟したベリーのような果実感が、しっかりと舌の上に乗ります。ベルベットのような滑らかさで舌を包む質感がともかく素晴らしい。余韻にはスモーキーな香ばしいニュアンスが広がります。

南アフリカには手頃で優れたカベルネ・ソーヴィニヨンが非常に多いです。そのうえでなぜあえてメルローを選ぶべきか。このベルベットのような艶やかな質感は、カベルネ・ソーヴィニヨンではなかなか味わえないからだと考えます。

《生産者について》
シャノン・ヴィンヤーズがあるエルギン地区は南アフリカの冷涼産地。海に近く盆地のような地形になっており、ピノ・ノワールをはじめとして上品な酸味を蓄えて上質なブドウが育ちます。
2000年設立とまだまだ若いワイナリーながら、ブドウ供給者としても非常に高い評価を受け、ニュートン・ジョンソンなども使っています。
この地の気候に大きな影響を与えているパルミエット川。シャノンのロゴにはその川にかかる霧を表しているといいます。

Shannon Merlot

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