《生産者について》
過去26度にも渡りアドヴォケイト100点満点を獲得した「究極のカルト・ワイン」それがシネ・クア・ノンです。シネ・クア・ノンとはラテン語で「不可欠なもの」という意味ですが、オーナー兼ワインメーカーのマンフレッド・クランクル氏曰く「真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる」という、哲学的な意味を見出しています。
《このワインについて》
毎年ラベルと名前が変わるのが特徴のワインでしたが、考えた名前が既に商標登録されていたりと、思ったように付け辛くなってきた為、今回からワイン名は、スタンダードラインであるこの銘柄は「Distenta」(ラテン語で「UNLABELED(ラベル無し)」)で統一されます。しかし、ラベルの変更は継続され、「唯一無二」を体現する究極の1本として君臨しています。
【パーカーポイント98-100点!】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年8月のレビュー]
2021年のシラー・ディステンタIIIを樽からの正確なブレンドとして7月6日に試飲した。このワインは3つの自社畑のブドウから造られている: ザ・サード・ツイン(51%)、キュムラス(26%)、イレブン・コンフェッションズ(23%)。シラーにグルナッシュ11.3%、ムールヴェードル3.3%、プティット・シラー2.1%、プティ・マンサン0.9%、マスカット0.7%をブレンドし、全房21%で醸造。熟成はフレンチオークの新樽53%、1~3年樽43%、コンクリート4%で約23ヶ月。トリュフ、土、コーヒー豆の特徴が、クレーム・ド・ヴィオレット、ブルーベリー・リキュール、ペパーミント・パティの電撃的な筋へと変化していく。味わいはミディアムからフルボディで、非常に軽やか。口の中を絹のように滑るように通り抜け、フレッシュさの花火のようで、フローラルな果実味は黒鉛のトーンによって和らげられる。約1,880ケースと600本のマグナムが2024年1月にリリースされる予定。
[Erin Brooksによる試飲]
Distenta 3 Syrah Sine Qua Non