《生産者について》
ジャン・クロード・ベッサンは、1989年にシャブリの地でワイン造りをスタートしました。彼自身は建築家を目指していましたが、妻の実家のトランブレイ家に跡取りがなく、そのブドウ畑を受け継ぐことになったと言います。彼はヴィンテージと畑に応じて樽とステンレスタンクを使い分けており、必ずしも上級キュヴェに多くの樽をあてがうわけではないのが特徴です。
《このワインについて》
2019ヴィンテージはシャブリの当たり年といわれています。夏の干ばつの影響で収量は減少傾向でしたが、気温と日照は理想に近かったため、果実の凝縮感と酸は高いレベルでバランスが取れています。力強さと奥行きが備わったヴィエイユ・ヴィーニュの味わいもより楽しめるでしょう。貝の刺身やお寿司など、潮の香りがある海の幸と合わせるのがおすすめです。
[ワインアドヴォケイト誌 2021年8月のレビュー]
2019年のシャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、グラスの中で、さわやかな青リンゴ、カスタードクリーム、白い花、ライムの皮の香りが解き放たれる。ミディアムからフルボディーで、彫りが深く正確で、生き生きとした酸とチョークのようなエキスを持ち、塩味のある余韻で締めくくられる。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2021 - 2039年]
Chablis Vieilles Vignes Jean Claude et Romain Bessin