《生産者について》
ジャン・クロード・ベッサンは、1989年にシャブリの地でワイン造りをスタートしました。彼自身は建築家を目指していましたが、妻の実家のトランブレイ家に跡取りがなく、そのブドウ畑を受け継ぐことになったと言います。彼はヴィンテージと畑に応じて樽とステンレスタンクを使い分けており、必ずしも上級キュヴェに多くの樽をあてがうわけではないのが特徴です。
《このワインについて》
樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)から作られるシャブリです。シンプルな味わいの奥に、古樹由来のアロマの力強さがプラスされた、ワンランク上の味わいをお楽しみください。
[ワインアドヴォケイト誌238号 2018年9月のレビュー]
2016年のシャブリ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、今年のシャブリAOCのボトリングでこれ以上のものはないのではないかと思うほど、素晴らしい出来栄えだ。グラスから桃や青リンゴ、柑橘系オイルの香りが漂い、その後、艶やかなアタック、ジューシーな酸、果実の深い芯を持つミディアムからフルボディの味わいが続く。困難なヴィンテージの中で、目覚ましい成果を上げている。なお、ここでいうヴィエイユ・ヴィーニュとは、1950年と1968年に植えられたブドウの樹のことである。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2018 - 2028年]
Chablis Vieilles Vignes Jean Claude et Romain Bessin