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【キーワードは『継承と発展』】 ギャリー ファレル ロシアン リヴァー セレクション ピノ ノワール 2021

  • 赤ワイン
定価 ¥ 10,670 のところ
価格 ¥ 8,899 税込
会員特別価格 ¥ 8,899 税込

《ブランドの継承》
カリフォルニアでは個人が起こしたワイナリーやブランドを、引退などを機に譲り渡す例がままあります。
このギャリー・ファレルも、一昔前に話題になったワイナリー。それを「キスラー」「デュレル・ヴィンヤーズ」などを運営するビル・プライス氏が引き継ぎました。

オーナーが変わることで経営方針が商業的になり、決して悪くはないがつまらないワインをつくるようになってしまった例はあります。しかしそれは、ギャリー・ファレルには当てはまりません。
2012年からテレサ・ヘレディア氏を醸造長に招いてワイナリーを大改革。ブルゴーニュのド・モンティーユで学んだ彼女は、ソノマコーストの冷涼気候を活かしたピノ・ノワールとシャルドネつくりに長けています。

以前のギャリー・ファレルとワインを比べることはかないません。しかしながら現在のギャリー・ファレルのワインは、非常にしなやかでエレガントな味わい。かつての名声を見事に継承し、現代の環境にあわせて発展させているのを感じます。

《テイスティングノート》
チェリーのジャムのように濃密なベリー香に、紅茶やバラの花びら、杉などの複雑なアロマ。厚みのある果実味がしっかりと舌を包みます。アルコール度数はピノ・ノワールとして高めながら、ぽってりとした印象はありません。凝縮感のある果実味を支えるキレのいい酸味があり、適度なタンニンが端正な印象をつくっています。

Gary Farrell Russian River Selection Pinot Noir

【このシャルドネを使えるのが醸造家の誇り!】 ハドソン ワインズ シャルドネ ナパ ヴァレー カーネロス 2021

  • 白ワイン
定価 ¥ 12,100 のところ
価格 ¥ 11,440 税込
会員特別価格 ¥ 11,440 税込

《生産者について》
ハドソン・ワインズはもともとはナパでも特に優良とされるブドウ栽培家。大学を卒業したロバート・リー・ハドソンは、1981年にナパの南端カーネロスの地に900haの農地を取得。そのうち80haでブドウを栽培しています。

取引するワイナリーとはすべて長期契約。栽培に関してあらゆる要望に応えて最高品質のブドウを提供しているといいます。選定方法や収穫量、収穫日などを相談しながら顧客の要望に応えるのです。
現在30社ほど契約していますが、ラベルに「ハドソン・ヴィンヤード」を記載できるのはキスラーやオーベール、レイミーなどの9社のみ。ハドソン氏が認めたとこだけというわけです。醸造家が希望してもなかなかブドウを売ってもらえない。そんな憧れの畑であるのです。

中でも設立当初からずっとブドウを提供しているのがコングスガード。ジョン・コングスガードがかつて修行としてニュートン・ワイナリーで働いていたころから、ハドソンのシャルドネでワインをつくっているそうです。

《このワインについて》
リトル・ビット、レディバグ、ノース・シーシェル、グッドハンドなどの区画をブレンドしますが、クローンはかなりこだわっているそうです。「Shot Wente」という粒が小さく凝縮感が出るクローンで、「カリフォルニアで最も優れているのではないか」と語ります。
しっかり濃密に漂うヴァニラ香は、手頃な価格帯のシャルドネとはその質、優美さが全く違います。甘いニュアンスは控えめで、高級な桐の箱を思わせるもの。ナツメグやアーモンドのようなアロマ、レモンタルトのような香りも感じます。緊張感のある酸味を持ち、重たくはないのですが素晴らしい口当たりの滑らかさがあります。

Hudson Wine Chardonnay Napa Valley Carneros

【ナパの「セイボリー」】 ハドソン ワインズ フェニックス レッド ワイン ナパ ヴァレー 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 15,950 のところ
価格 ¥ 12,760 税込
会員特別価格 ¥ 12,760 税込

《セイボリーとは》
「Savoury」というワイン表現について、ある専門家は「日本語に訳せない」と語ります。
意味合いとしては果実味や樽香の甘いニュアンスが控えめで、食事にあわせやすそうなバランス感であること。それでいて風味が薄かったり、味わいが頼りないわけではありません。カリフォルニアにありがちな、甘味を感じるようなワインと対局な風味を表すものです。
「ヨーロッパの伝統のワインっぽい」という意味合いの「クラシック」ともまた違うようです。解釈にやや幅のある表現ではありません。

日照に恵まれて熟した果実味を持ちがちなナパ・ヴァレーにあって、この「フェニックス」は見事に「セイボリー」。フルーツ感先行では決してなく、控えめながら複雑さと存在感を持つワインです。

《このワインについて》
ファーストヴィンテージは2016年。そのワインがまだオーク樽で熟成中の2017年のこと。ハドソンの畑が山火事の被害を受けたそうです。畑の一部は燃えてしまったものの、このワインは奇跡的に無事だったそうです。「灰のなかから飛び立つ不死鳥のようなワインであってほしい」その願いでこの名前をつけてリリースしたそうです。

《生産者について》
ハドソン・ワインズはもともとはナパでも特に優良とされるブドウ栽培家。大学を卒業したロバート・リー・ハドソンは、1981年にナパの南端カーネロスの地に900haの農地を取得。そのうち80haでブドウを栽培しています。

取引するワイナリーとはすべて長期契約。栽培に関してあらゆる要望に応えて最高品質のブドウを提供しているといいます。選定方法や収穫量、収穫日などを相談しながら顧客の要望に応えるのです。
現在30社ほど契約していますが、ラベルに「ハドソン・ヴィンヤード」を記載できるのはキスラーやオーベール、レイミーなどの9社のみの選ばれたとこだけだそうです。

Hudson Wines Phoenix Red Wine Napa Valley

【1万円のコスパワイン!?】 ナパ ハイランズ カベルネ ソーヴィニヨン リザーヴ オークヴィル 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 13,200 のところ
価格 ¥ 10,560 税込
会員特別価格 ¥ 10,560 税込

《ナパ・ハイランズ ブランドについて》
「ナパ・ヴァレーのワインとして多くの消費者が期待する通りのワインをつくる」
そのコンセプト通りの味わいが比較的手ごろに楽しめるとあって、非常に人気の高い「ナパ・ハイランズ」。
畑は固定せず、毎年優良なブドウを買い付けてそのイメージに合わせてワインを仕上げるスタイルです。

特に人気な「カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー」の上級品と位置づけられるのが、この「リザーヴ・オークヴィル」です。

《このワインについて》
オークヴィルはあの「オーパス・ワン」もワイナリーと自社畑を構える、ナパ・ヴァレーの中でも特に銘醸地と言われるエリア。ナパ・ヴァレー西側のマヤカマス山脈がつくるなだらかな斜面、沖積扇状地に畑はあるといいます。しかしその畑も年によって異なるため、畑名は非公表。
決して安いワインとは申しませんが、オークヴィル西側でつくられるカベルネ・ソーヴィニヨンといえば2万円、3万円は普通です。それを考えると「さすがナパ・ハイランズのコスパ」と言えるでしょう。

《テイスティングノート》
よく熟した黒系ベリーやココア、ヴァニラや葉巻のような複雑なアロマ。しなやかにこなれたタンニンは、スタンダードと比べて豊富であり、甘いニュアンスは弱めです。香ばしい風味が鼻を抜ける長い余韻を持ちます。

Napa Highlands Cabernet Sauvignon Reserve Oakville Napa Valley

【台風の日に夫婦・恋人と飲みたい!】 フリーマン グロリア エステート 輝 ピノ ノワール 2019

  • 赤ワイン
定価 ¥ 11,000 のところ
価格 ¥ 9,174 税込
会員特別価格 ¥ 9,174 税込

《生産者について》
フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマン氏と奥様のアキコさんによって 2001 年に設立されました。 設立当初からソノマのテロワールをよく反映した、ピュアでエレガントなワインを一貫して作り続けているのが持ち味。まさに醸造家の人柄が表れたようなワインです。

フリーマンが設立されたあたりから、カリフォルニアでは森を切り開いて畑をつくることが、急速に難しくなっていきました。これは自然保護の観点から、なかなか許可が下りないからです。 2019年の時点でも、アキコさんはカリフォルニアで畑とワイナリーを所有する、唯一の日本人女性醸造家です。

《このワインについて》
グロリア・エステートは2005年に購入した自社畑。ワイナリーに隣接しており、もとはリンゴ畑でした。 実は1985年にケンとアキコ夫妻がニューヨークで出会ったのは、その時にハリケーン「グロリア」がそこを襲ったゆえに外出の予定をキャンセルしたからでした。その運命的な出会いに因んで、畑を「グロリア」と名付けたのです。
台風や大雨、大雪など天候が理由で外出を取りやめた週末。たまの贅沢として夫婦や恋人と楽しむワインとしていかがでしょうか。

《テイスティングノート》
ラズベリーのコンポートやオールスパイスのような濃密なアロマ。官能的な深みがあります。フレッシュな果実感と酸味が口の中で完璧に調和し、艶やかな余韻へと続きます。既に飲み頃ですが、10年程度は熟成させられるでしょう。

Freeman Grolia Estate Kagayaki Pinot Noir

【セカンドワインでもこの品質!】 クロスローズ by ラッド カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル 2018

  • 赤ワイン
定価 ¥ 13,750 のところ
価格 ¥ 11,000 税込
会員特別価格 ¥ 11,000 税込

《このワインについて》
ラッドがつくるセカンドワインにあたる「クロスローズ・バイ・ラッド」。上級の「ラッド」と同じ畑・同じ醸造で、バレルセレクションで分けられるだけあって、その品質はかなり「ラッド」寄りです。それでいて価格は半額以下なのでお買い得感が高い!
その品質の肝となっているのは凝縮感とボディ感でしょう。オークヴィルの東側、名だたる著名ワイナリーの畑がある日照量の多いエリアに位置します。スクリーミング・イーグル、ボンドのセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ。それらの畑のすぐ近くであることが、この高い凝縮感につながっています。

《生産者について》
ラッド・エステートは故レスリー・ラッド氏が1996年に設立。シルヴァラード・トレイルとオークヴィル・クロスロード、2つの主要な道が交差する地区であり、ワイン名もここからとられています。白ワイン用の畑はマウント・ヴィーダー地区にあり、ワインはすべて自社畑から。
ワインの目標はボルドーのシャトー・オー・ブリオンだといい、ボディ感豊かで立体的な味わいのワインをつくります。

《テイスティングノート 》
ブルーベリーやストロベリーのような熟したベリーの香りに、土っぽさや赤身の肉のニュアンスも感じます。非常に凝縮感の高いフルボディな味わいで、噛み応えのあるタンニンも豊富。開けたてから風味はよく開きますが、熟成能力も高いでしょう。

Crossroads by Rudd Cabernet Sauvignon Oakville Estate

【故郷から離れ仕事に打ち込むご褒美に】 カトレア シャルドネ ソノマ コースト キュヴェ ナンバー ファイブ 2021

  • 白ワイン
定価 ¥ 11,000 のところ
価格 ¥ 8,800 税込
会員特別価格 ¥ 8,800 税込

《生産者のストーリー》
カトレアのオーナー醸造家、ビビアナ・ゴンザレス・レーヴ氏が生まれ育ったのはコロンビア。
よくあるようにワインとブドウ畑に囲まれて育ったわけではなく、父親がたまに口にする程度。代わりにあったのは暴力と麻薬と誘拐だったそうです。
そんなわずかな機会からワインに夢を抱き、フランスに渡航。そこで人生が決まったといいます。
コニャック地方とボルドー地方の大学で栽培・醸造を学び、まずはフランスで酒豪。その後カリフォルニアや南アフリカなどでも経験を積みます。パルメイヤーがソノマで設立した「ウェイフェアラー」に当初から参画。2012年に自身のブランド「カトレア」をつくり始め、現在はそれに専念しています。
2015年にはサンフランシスコ・クロニクル紙にてワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

けっして楽な道のりではなかったでしょう。勤勉さ、粘り強さ、誠実さ、卓越性への追求。それらをもって困難を乗り越え、高い評価を受けるカトレアのワインが誕生しました。何より重視するのはブドウ栽培。いかに手をかけ苦労し妥協しないか。そのブドウ畑からしかユニークなワインは生まれないと考えています。
ラベルに描かれるのはコロンビアの花である「カトレア・トリアネー」です。

《このワインについて》
ソノマ・コースト内、冷たい霧が流れ込む冷涼地区にあるいくつかの畑からセレクトしてつくります。
ワイン名が「No.5」であるのは、シャネルの香水「No.5」のように輝いてほしいという願いから。2017年ヴィンテージからつくっています。
白桃やライムの皮のようなアロマに、砕けた石のような鉱物的なニュアンスが加わります。口に含めば酸味の高いリンゴのような風味もあり、芯の通った上品な酸味が引き締めます。塩味のような余韻が長く続く点で、カリフォルニアのシャルドネとしては特異な存在です。

このエレガントで豪華な味わいは自分や誰かへのご褒美にピッタリ。故郷から遠く離れたカリフォルニアの地で成功をおさめだ彼女に重ね、何か節目のご褒美に開けるのはいかがでしょうか。

Cattleya Chardonnay Sonoma Coast Cuvee Number Five

【ブレンドは品種単一を超える!】 パラダックス プロプライエタリー レッド ワイン 2020

  • 赤ワイン
定価 ¥ 7,700 のところ
価格 ¥ 6,160 税込
会員特別価格 ¥ 6,160 税込

《パラダックスブランドについて》
ナパ・ヴァレー産メルローの地位を高めた生産者として、幅広くワインを手掛けるダックホーン・グループ。数多くのサブブランドを展開しますが、その中でも早い時期である1994年に設立したのがこの「パラダックス」です。

パラダックスのコンセプトは「レッドブレンドの魅力」。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にしたブレンドという意味ではボルドーブレンドと同じですが、ジンファンデルやプティ・シラー、シラーといったボルドー以外の品種も用います。
リッチな果実味を持つ品種をブレンドすることで、カベルネ・ソーヴィニヨンが持つ力強さや気品に、肉厚な果実感と飲みごたえをプラスしています。

《テイスティングノート》
熟した赤いベリーやカシス、スミレ、なめし皮などの複雑な香り。口に含めば濃密な風味が広がります。口当たりは肉厚で素晴らしくシルキー。長い余韻は食欲を誘うスパイス感を伴います。

Paraduxx Proprietary Red Wine

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