《ニューヨークワインについて》
「ニューヨーク」と聞くとマンハッタンの大都会を思い浮かべるかもしれません。しかしイメージに反して五大湖のあたりまで広がるニューヨーク州は自然も豊か。ニューヨーク州のワインはそのあたりの生産量が多く、実は州としてはオレゴン州より多いのだとか。
ただし東海岸にあるため、カリフォルニアワインに比べ日本への送料は高くなってしまいがちなのだとか。
大都市に住む人々が週末に出かける先として、ワインツーリズムに注力しているワイナリーが多いのも特徴です。この「ウォルファー」もその一つで、マンハッタンすぐそばのロングアイランドに位置するワイナリーです。
《生産者について》
ウォルファー・エステートはニューヨーカーの高級避暑地として有名な「ハンプトン」に位置する、NYセレブ御用達ワイナリー。NYビジネス界で成功したクリスチャン・ウォルファーによって設立され、ドイツ出身の醸造家のローマン・ロスによるサステイナブルなブドウ栽培と最新鋭の醸造設備を融合したワイン造りが定評。競技馬場なども併設するワイナリーでは様々なイベントも催され、NY上流階級の社交場でもあるそうです。
《このワインについて》
プルーンや熟したブルーベリーのようなフルーツのアロマ。木材やリコリスのニュアンスもあります。繊細で上品な口当たりで、果実味はやわらかくタンニンしなやか。イキイキとした酸味が全体を支えています。
Wolffer Estate Cabernet Franc