ナパ・ヴァレーの歴史
ナパ・ヴァレー(napa valley)とは、アメリカ先住民の言葉で、「豊穣の谷」といいわれていた。
1976年には、「パリスの審判」とも呼ばれるフランス対アメリカのブラインド対決が行われ、当時は「田舎者」と揶揄されていたカリフォルニアワインはボルドー、ブルゴーニュの最高級ワインを凌駕する評価を受け、ナパ・ヴァレー、カリフォルニアワインの名は世界に轟いた。
広大なぶどう畑に厳選した作付けを行うため、カリフォルニア全体での産出量は5%程度
美味しいワインの育つ風土
東西を走る2つの山脈にはさまれた「谷」に葡萄畑が広がる。
この独特の地形、百を超えるという土の種類、そして海から流れてくる霧など、
ナパ・ヴァレーに特有のさまざまな要素が複雑に入り組み、「マイクロ・クライメット(微気候)」と呼ばれる稀有な気候を作った。
これが、「葡萄にとっての天国」と称されるほど、葡萄育成にとって、そしてワイン醸造にとって理想的な条件を生み出したのだという。
ナパヴァレーは1日の寒暖差が激しく
1日の中に夏と秋が同居しているかのようなこの気候が、じわじわとおいしいぶどうを育て、
それがやがて極上のワインになる。
また、収穫期の秋に雨がほとんど降らないため、ブドウの糖度が充分に上がります。
ナパ・カベルネ
カベルネ以外の品種をあまり混ぜずに
カベルネ本来のストレートで濃厚な味わいに
樽のニュアンスが加わり、
また、ナパならではの朝・昼・晩の寒暖差で葡萄に酸味が生まれ、
濃いだけのワインではなくバランスの取れた
誰もが美味しいと思えるワインが生まれます。