《生産者について》
マーカス・モリトールはドイツ、モーゼル地方の生産者。
まずその特徴は作るワインの種類が多いこと。毎年80-100種類ものワインをつくります。ベルンカステル地区の25もの地区に素晴らしい畑を所有しており、畑ごと・グレードごとに作り分けるので、この数になるのです。日本に入ってくるのはほんの一部です。
またワインアドヴォケイト誌の評価が非常に高く、これまで21回ものパーカーポイント100点を獲得しています。これはドイツでダントツの1位です。
【パーカーポイント98点】
[ワインアドヴォケイト 2023年6月のレビュー]
非常にクリアで正確、柑橘系だが控えめなノーズで幕を開け、非常に繊細な粘板岩、石英、レモンやライムのアロマを持つ。魅惑的なノーズはすでにカリカリと塩辛い。口に含むとみずみずしく丸みがあり、非常にエレガントで洗練された、素晴らしくバランスの取れたシャルツホフベルガーで、長く複雑で塩辛いフィニッシュを持つ。食欲をそそるが、濃密でテクスチャーもあり、アウスレーゼの凝縮感を持つ、非常に濃厚で複雑なシュペートレーゼである。繊細で歯ごたえのあるタンニンが、この巨大な新エントリーを構成している。ワインは非常に複雑で余韻が長く、20-30年後にはかなりドライな味わいになるだろう。
[Stephan Reinhardt氏による試飲 飲み頃予想2029-2070年]
《キャップシールの色分け》
マーカス・モリトールは同じ畑から辛口/甘口、日本未入荷の半甘口をつくり分けます。その味わいがぱっと見で分かりやすいよう、キャップシールの色を分けています。
ホワイトカプセル:辛口・トロッケン
グリーンカプセル:半辛口
ゴールドカプセル:甘口
また、商品名に書かれている「*」の数はマーカス・モリトール自身の基準でその品質を表します。「***」が最高ランクです。
Scharzhofberger Spatlese Goldene Kapsel Marlus Molitor