《生産者について》
マーカス・モリトールはドイツ、モーゼル地方の生産者。
まずその特徴は作るワインの種類が多いこと。毎年80~100種類ものワインをつくります。ベルンカステル地区の25もの地区に素晴らしい畑を所有しており、畑ごと・グレードごとに作り分けるので、この数になるのです。日本に入ってくるのはほんの一部です。
またワインアドヴォケイト誌の評価が非常に高く、これまで21回ものパーカーポイント100点を獲得しています。これはドイツでダントツの1位です。
【パーカーポイント93+点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年8月のレビュー]
モリトールの2020年リースリング、グラーハー・ヒンメルライヒ・カビネット(グリーン・カプセル)は、非常にクリアで明るく、力強く、全く粘板岩のようで、ハーブのようで、非常にデリケートで、ヨードさえ感じさせ、十分空気に触れさせれば、壮大な香りを持つ。みずみずしくまろやかな口当たりで、濃厚でジューシー、しかし何よりも塩味の強いカビネットで、すべてを持ち上げ、ほとんどドライな味わいでありながらフルーティでジューシーなフィニッシュへと導く。砂糖漬けのライムの皮、あるいはモヒートを想像してほしい。これはグラーハのヒンメルライヒで造られる魅力的なカビネットで、このカテゴリーでもまたベストのひとつである。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2027 - 2055年]
《キャップシールの色分け》
マーカス・モリトールは同じ畑から辛口/甘口、日本未入荷の半甘口をつくり分けます。その味わいがぱっと見で分かりやすいよう、キャップシールの色を分けています。
ホワイトカプセル:辛口・トロッケン
グリーンカプセル:半辛口
ゴールドカプセル:甘口
Graacher Himmelreich Riesling Kabinett Green Kapsel Markus Molitor