《ワイナリーについて》
ブルゴーニュに代々続くドメーヌの 5 代目レイモン・デュポン・ファンが2001 年に若干 22 歳で父の下から独立し、 自らの名を冠して設立したドメーヌです。
ブドウ栽培にはリュット・レ ゾネを採用。収穫では、熟度はもとより酸とのバランスを最重要視するため、区画毎に熟度を見極めてスケジュールを決定するなど、全てのキュヴェにおいてのワイン造りの方法に差を設けず、自らが納得いくワイン造りを追求しています。
評価紙などでも度々取り上げられていますが、本人はあまり気にしないおおらかな性格もまた魅力。
輸入元では入荷即完売どころか、割り当て制となるほど、早くも人気生産者の地位を確立しつつあります。
《このワインについて》
デュポン・ファンが所有するムルソーの他の区画、ティレやヴィルイルに比べて標高が高く、より爽やかで緊張感のあるワインを生みます。ブドウの樹はかなり古く、樹齢80年以上。よくミルランダージュ(結実不良)を起こして収量が落ちがちですが、健全で質の高いものが安定して出来ます。
繊細さが持ち味であり、心地よい酸が一本まっすぐに通ったようなワインです。
Meursault Clous Raymond Dupont Fahn