《生産者について》
「インポーター向けの試飲会を開けば、彼のブースは必ず人だかりができる」
日本にはこの度初入荷ながら、世界中のプロは既に注目している生産者が、ルーカス・ファン・ロッゲレンベルグ氏です。南アフリカの大学で農学を学んだあと、アメリカに渡りあえてニューヨーク州で修行。2016年にステレンボッシュで独立。2018年には「ヤングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出。ティム・アトキンMWの生産者格付けの2022年版で1級に昇格しました。
ブドウは契約農家から購入するものですが、「自分はワインメーカーというよりファーマーだ」という信念で足しげく畑に通い、栽培から携わっているといいます。
《このワインについて》
ルーカスは独立して初めての収穫を前にして事故で骨折。それがきっかけで「Break a leg 骨折」と名付けられました。英語圏でこの言葉は「頑張って!」「成功を祈っているよ!」という意味でつかわれているといいます。
野生酵母にて低温でゆっくり発酵させたであろう、フレッシュなトロピカルフルーツの香りがしっかり表れています。樽熟成は行っていませんが、風味に複雑さがあり、シンプルな印象は受けません。一般的な「ステレンボッシュのシャルドネ」というイメージには当てはまらないことが、最初の一口からハッキリと実感します。
Van Loggerenberg Wines Break a leg Chardonnay