《生産者について》
オーナーのアン・コルギン女史は、1992年コルギン・シュレイダー・セラーズを設立。前夫フレッド・シュレイダー氏と離婚後はコルギン・セラーズとなり、現在は再婚した夫ジョー・ウェンダー氏と共に、ロバート・パーカーに「ブドウ栽培の桃源郷」と言わしめた、プリチャード・ヒルにあるナンバー・ナイン・エステートにて究極の優美さを目指したワインを紡ぎ出しています。
《このワインについて》
「カリアド」とはウェールズの言葉で「愛」を意味します。偉大な栽培家デビット・エイブリューの3つの自社畑、マドローナ・ランチ、ソレヴィロス、ハウエル・マウンテン(ルチア)から、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、カベルネ・フランをブレンド。過剰なほど鮮やかなアロマ、官能的なアタックが口中に広がり、非の打ち所がないバランスと他に例を見ないほど長い余韻。名前に負けない魅惑的なワインです。
《テイスティングノート》
[ワインアドヴォケイト誌2020年11月末号 2020年12月のレビュー]
深い紫黒色をしており、クレーム・ド・カシス、ブルーベリーパイ、焼きプラムといった最も魅力的な黒いフルーツのニュアンスがグラスから抜け出し、インドスパイス、ラベンダー、モカ、リコリスのヒントとカルダモンの香りを漂わせる。フルボディでリッチ、豊かでスパイシー、このヴィンテージの素晴らしい力強さを表現しており、しっかりとしていながら豊かなタンニンを持ち、非常に長く快活な余韻がおとずれる。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2023-2063年]
Cariad Napa Valley Red Wine Colgin