《生産者について》
オー・ボン・クリマ(ABC)はカリフォルニアのブルゴーニュ品種の名手として、非常に知名度の高い生産者。割と昔から日本に輸入されてきたため、覚えやすいその三角形のエチケットと合わせて、広く親しまれています。当店でも、カリフォルニアワインの売れ筋の一つです。
2021年、創業者のジム・クレンデネン氏がお亡くなりになりました。ワイナリーは今後も現在のチームで続いていくとのことですが、「ジムが手掛けたワインが飲みたい!」という方は確保に動いておいた方がいいでしょう。
《タリー・ヴィンヤード》
オー・ボン・クリマは1990年以来、このアロヨ・グランデ・ヴァレーにある銘醸畑のブドウを使っています。
この地域はサンタ・マリア・ヴァレーと気候が似ており、生育期、特に7月はかなりの霧が発生し冷却効果を与えるので、ブルゴーニュ品種に理想的な環境です。
《2009年のテイスティングノート》
2009年に収穫されたこの畑のシャルドネは、糖分と酸のバランスが適切で、キリっとした酸味を持ちます。フレンチオークの新樽で2年熟成。
レモン、ライム、クローブ、ナツメグのアロマ。時間と共にミネラルのニュアンスが顔を出し、エネルギーとフレッシュ感を強く感じます。
※テイスティングノートはリリース時のものです。
Au Bon Climat Chardonnay Talley Vineyard