品種のお話

カベルネ・フランとは おすすめワインから紐解く主役級の魅力

カベルネ・フランとは おすすめワインから紐解く主役級の魅力
 
ブレンド用の名わき役として活躍しながら、主役としても大きな魅力を持つカベルネ・フランという品種。名前は目にることはあってもあまり注目されないのは、非常にもったいない話です。華やかさと繊細さ、そして力強さとのバランスが、このブドウ品種を選ぶ理由と言えるでしょう。好きと言えるようになったら脱初心者。そんなカベルネ・フランの魅力についてご紹介します。
 

品種について詳しく カベルネ・フランとは

 
カベルネ・ソーヴィニヨンはカベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの交配によって。メルローはカベルネ・フランとマドレーヌ・ノワールの交配によって生まれたと言われています。
その系譜から分かる通り、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランの間には多くの共通点があり、ともにボルドー地方の主力品種です。
 
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カベルネ・フランの起源

 
カベルネ・フランが生まれたのは、一説にはスペインのバスク地方。チャコリの生産地だと言われています。
 
赤やロゼのチャコリに使われる「オンダラビ・ベルツァ」という品種。それについてジャンシス・ロビンソンMWは「カベルネ・フランを想わせる」と語っています。香りの質では結構違いますが、口当たりの軽やかさと香りの華やかさで、確かに共通点があるように感じます。
最近の研究で、オンダラビ・ベルツァはカベルネ・フランにいくつかの品種が自然交配して生まれたと言われていますが、詳しい遺伝の系譜はわかっていません。
 
 

カベルネ・フランの主要生産国

 
カベルネ・フランの最大生産国はフランス。特にロワール地方とボルドー地方で大量に生産しており、世界中の栽培面積の約57%も占めるそうです。
次いでブラジル、イタリア、アメリカ、チリ。とはいえ量の面ではほぼフランス1強状態です。
 
カベルネ・フランの生産国

栽培面積(2016年)

フランス 32,327ha
ブラジル 6,834ha
イタリア 5,590ha
アメリカ 2,199ha
チリ 1,578ha
世界合計 56,052ha
 

ロワール/シャルル・ジョゲの畑 生産者Instagramより

 
※アデレード大学資料より
 
 

植物学的なカベルネ・フランの特徴

 
カベルネ・フランはカベルネ・ソーヴィニヨンに比べて早熟。比較的冷涼なエリアや、雨の多いヴィンテージであってもきちんと熟します。
 
ボルドーのサン・テミリオン地区周辺に多く見られる粘土石灰質土壌は、保水性が高いため温まりにくく冷めにくい「冷たい土壌」。この地でカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインをつくろうとしても、熟度が不足しがちです。
それゆえより熟しやすいカベルネ・フランやメルローが主体なのです。
 
 
熟しやすいという特徴は、砂利質土壌の多いボルドー左岸地区においても重要です。海洋性気候ゆえに年間を通して雨が降るボルドー。カベルネ・ソーヴィニヨンよりも収穫が早いことが、雨のタイミングによってはその年の出来栄えを左右することもあります。
両方の品種を植えてブレンドの比率で調整するのは、ボルドーならではのリスクヘッジなのです。
 
一方でカベルネ・フランは水分ストレスに弱いそうです。その点でもバスク~ボルドー~ロワールの大西洋沿岸に適したブドウなのでしょう。
 
※参考:ジャンシス・ロビンソンMW「The Grapes」
 
 

ワインにおけるカベルネ・フランの特徴

 
カベルネ・フランからつくるワインの特徴は、カベルネ・ソーヴィニヨンと対比することでわかりやすくなるでしょう。
 
ポイント カベルネ・ソーヴィニヨン カベルネ・フラン
ベリー系フルーツの香り 黒系がやや多く、赤系もある 赤系が多い
花のような香り スミレ 赤いバラ
グリーンノート 涼しい産地のものは感じる 涼しい産地のものは感じる
タンニン 力強いものが多い 比べるとやや穏やか
口当たりの重量感 中程度~ややヘビー やや軽め~中程度
酸味 上品で高い酸味を持つ 上品で高い酸味を持つ
  
親子関係だけあって、このように多くの共通点を持ちます。そのうえで比べるなら、軽やかな口当たりながらより華やかな香りを持つのがカベルネ・フランです。
 
 

名わき役:ブレンドの補助品種として活躍

 
カベルネ・フランは単一品種のワインとしてよりも、ブレンドの材料としてよく目にすることでしょう。
 
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローやカベルネ・フラン、プティ・ヴェルドなどをブレンドし、ヴィンテージごとにその比率を変える。これは「ボルドーブレンド」と呼ばれ、ボルドーのみならず世界中でつくられています。
メルローを主体として、少しカベルネ・フランを加えることもあります。酸味の上品さを狙ってのことでしょう。
 
 
たとえ5%以下のようなわずかな比率であっても、カベルネ・フランが入っていることには確かな意味があります。
それはカベルネ・フラン主体のワインの魅力を知れば、その存在意義をより深く理解できるでしょう。
 
 

カベルネ・フランのおすすめワインと選び方のポイント

 
カベルネ・フラン単一、もしくは主体とするワインを選ぶ際、何に注目して選ぶべきか。
まずは産地特性に生産者の傾向を加えた上での、ボディ感やパワフルさでしょう。濃厚さと酸味のバランスと言ってもいいかもしれません。
その上でグリーンノートの強さも好みが分かれるので重要です。日照量の少ない地域のものは、ミントやピーマンなどのグリーンノートをある程度感じます。一方で生育期に晴れが多い低緯度地域なら、明るいフルーツ感が強く現れるでしょう。
 
当店で一押しのカベルネ・フランを、細身でエレガントなものからリッチでパワフルなものへと順番に並べてみました
 
 

繊細さの奥にあるしなやかさ

細身でエレガント

 
ピノ・ノワール好きにも進めたい華やかさと軽やかさを持つのが、この「セレジア」
 
決してアルコールが低いわけでもなく、極端な早摘みをしている風味でもない。ほんのわずかなグリーンノートが、爽やかさをプラスする程度。となると生産者の方針として味わいを強く抽出せず、やさしい口当たりに仕上げようとしているのでしょう。
 
濃密さはないのにきちんと香りが広がり余韻も続くのは、もとのブドウの質が極めて高いから。少量生産なのでこの価格はある程度仕方のないことでしょう。
 
 

醸造法ゆえのスマートさ

軽やかエレガント|グリーンノート少しあり

 
シャルル・ジョゲは「シノン」のトップ生産者の一人。ジャンシス・ロビンソンMWの「The Grapes」にも、カベルネ・フランの著名生産者として挙げられています。
 
上級クラスは新樽も使ったオーク樽熟成をして、リッチでフルボディな味わい。しかしエントリークラスであるこの「シノン シレーヌ」に関しては、ステンレス発酵・熟成なので非常に軽やかです。その醸造法に合わせてブドウも早めに収穫しているのでしょう。ピュアな赤いベリーの風味がチャーミングに広がる、フレッシュでスルスルと喉を通る味わいです。
 
近年の値上がりでリーズナブルさは薄れてきましたが、大事に取っておくようなワインではなく、若いうちから普段の晩酌で楽しむべき位置づけです。
 
 

少し型破りな柔らかさ

軽やかスムース|グリーンノートあり

 
この前衛的なエチケットが示す通り、決してその土地らしい味わいというわけではありません。
 
カベルネ・フランの銘醸地であるロワール地方の中流域。その「ブルグイユ」という地区でつくられます。
典型的なものと比べるなら、いい意味でも悪い意味でも少しぼやけたような味わい。ベリー系フルーツもピーマンなどの青い香りも明確には感じず、混然とした複雑な香りに包まれています。
味わいの方もメリハリがある感じではなく、軽やかながら酸味が尖っていません。その点では「肩の力を抜いて小難しいこと抜きに飲みたいワイン」とも言えるでしょう。
 
 

ボルドー志向を守り続ける

細マッチョな高級感

 
ナパ・ヴァレーの黎明期、1970年前後にワイナリーが増え始めた当時は、「ボルドーの格付けシャトーをお手本に」という傾向が強かったようです。国際的な高級ワインのバリエーションが、今よりずっと少なかったというのもあるでしょう。
 
なので当時の味わいを守り続ける老舗ワイナリーの傾向は、近年のリーズナブルなナパ・ワインとは全く違います。トレフェッセンもその一つ。「オークノール」という南寄りの涼しい産地に畑があることに加え、今もボルドー志向のエレガントなスタイルを守り続けています。果実味と樽香が爆発するようなビッグなワインとは正反対。
 
ゆえにその味わいは、「細マッチョ」とでも言うべきもの。風味の凝縮感は高くタンニンも豊富なのに、味わいはあくまでスマートな印象です。大衆受けをあえて狙わない、泰然自若とした高級感があります。
 

生産者Instagramより

 

ニッチな市場を狙うスペシャリスト

ややパワフルでエレガント|グリーンノート少しあり

 
カベルネ・フラン単一のワインというのは、やはりマイナーな部類に入り、ニッチな市場と言えます。だからこそこの品種に注力して一気にワールドクラスとなった生産者がいます。南アフリカ、ステレンボッシュにある「ラーツ」です。
赤ワインはカベルネ・フランしかつくらないという徹底ぶり。ミドルレンジにあたるこの「ファミリー」は、明らかな高級ワインの雰囲気を持っています。
 
 
比較的緯度が低く天候の安定した南アフリカ/ステレンボッシュ産です。ブドウの熟度は高いのでしょうが、適度にミントやメントールのような香りを感じます。おそらくこれは畑によるもの。ラーツはブドウが適切な酸味を保てるよう、あえて日当たりの悪い斜面を選んで畑にしています。だからこそボディ感がありつつも、適度な清涼感という「フランらしさ」を表現できているのでしょう。
 
 

ボルドーにはないボディ感

リッチでややパワフル|グリーンノート少しあり

先ほどのラーツと同じステレンボッシュ産。ただしゾルフリートの場合は、もう少しパワフルなワインを目指しているようです
14.7%(2020VT)というアルコールは、「ファミリー・カベルネ・フラン」と比べても有意に高く、それが味わいにも表れています。口の中に幅広く広がるような質感は、私はボルドーワインにはないものと考えます。
 
ただこれは良し悪しではなく好み。生産者がこの味を狙って遅く収穫しているだけです。ともあれこの価格に見合わない高級感を醸し出すことには一役かっているでしょう。
 
ブドウが決して過熟でないことは、適度にグリーンノートがあることときちんと酸味が味わいを支えていることからうかがえます。
 
 

カベルネ・フランの頂点?憧れの高級ワイン

 
カベルネ・フラン主体のものでも、カベルネ・ソーヴィニヨンほどではないものの高級ワインがつくられています。
高い評価を受け高価に取引されるワインというものは、他の生産者の哲学に大なり小なり影響を与えます。その名前と位置づけは憶えておいていいでしょう。
 
 

シャトー・シュヴァル・ブラン

 

シャトー・シュヴァル・ブラン2010 在庫なし

 
シュヴァル・ブランは「オーゾンヌ」と並んで、サン・テミリオン地区のトップ生産者。完売した2010VTを始め、何度もパーカーポイント100点を獲得し、取引価格で左岸の5大シャトーをしのぎます。
自らサン・テミリオンの格付けを脱退してしまいましたが、それまでは最高位である「プルミエール・グラン・クリュ・クラッセ シャトーA」に属していました。
 
「カベルネ・フラン主体」というには比率が低く、時にはメルローの比率が高いほど。それでもやや繊細な口当たりながら優雅な香りが広がる様は、カベルネ・フランの特徴を強めに表現しているように感じます。
 
 

テヌータ・ディ・トリノーロ

 
トスカーナの高温な環境を活かして、シュヴァル・ブランより一段階パワフルなワインをつくるのが「トリノーロ」です。
 
「スーパータスカン」の成功以来、ボルドー品種もたくさん栽培されているトスカーナ。それでもトップキュヴェをカベルネ・フラン主体でつくるところはそう多くありません。
この銘柄は2019VTがパーカーポイント100点を獲得したこともあってか、ここ数年で価格がジャンプアップ。なかなか手の届かないワインとなってしまいました。
 
先日別ヴィンテージを飲ませてもらう機会がありました。グラスから様々な風味が飛び出すゴージャスさを持ちながら、スムースでち密な口当たりがカベルネ・ソーヴィニヨンとの違いを表現しています。
 
 

カベルネ・フランのワインは高価?

 
ここまでご紹介してきたカベルネ・フランのワインは、普段飲みワインとしてはちょっと高価なものばかり。カベルネ・フランのワインは高級品なのでしょうか?
 
 

ナパ・ヴァレーでは高級品

 
ナパ・ヴァレーはブドウの売り買いが盛んなブランド産地。その取引価格は世界でもトップクラスでしょう。
全体的に高価であるものの、その価格は品種によって大きく異なります。
 
 
昔ナパヴァレー・ヴィントナーズ主催のセミナーで聞いた話では、人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨンは高価で、この地ではあまり人気でないピノ・ノワールなどは安め。意外にも一番高価なのはカベルネ・フランで、1トンあたり約9000ドルだそうです。カベルネ・ソーヴィニヨンと大きな差はないものの、大人気品種とは言えないのに驚きでした。
ボルドーブレンドの補助品種として必要性は高く、それでいて栽培農家が少ないのが理由だと説明されていました。
 
ブドウ取引価格は、当然ワインの価格に反映されます。
 
 

カベルネ・フランはワイン中級者以上がターゲット?

 
しかし栽培コスト自体は、他の品種と比べて高いことはないはずです。ではなぜ手頃なカベルネ・フランが少ないか。
おそらくは生産者がカベルネ・フラン単一ワインをつくるとき、ある程度のワイン愛好家をターゲットにするからではないでしょうか。あるいは日本のインポーターが輸入の段階で絞っているのかもしれません。
 
一口目からインパクトのある濃厚ワインをつくるなら、カベルネ・ソーヴィニヨンの方が有利です。香り華やかなものの、上品で繊細なワインは、ある程度ワインに親しんでこそ良さが分かってくるものなのかもしれません。
 
 

リーズナブルで親しみやすいフラン

フレッシュでエレガント

 
当店においてとりわけ手頃でよく出来ているカベルネ・フランがこちら。
グレネリーはボルドーから南アフリカに移住してきた生産者。トップキュヴェにはカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインをつくり、その補助品種としてカベルネ・フランも栽培されています。リーズナブルなワインはブドウ品種で選びやすいようにという意図で、単一品種でつくっているのです。
 
同シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンと比べて、渋味が穏やかでボディ感軽やか。この値段なので華やかな香りのボリュームは控えめですが、飲み心地の良さは素晴らしく、気軽な普段飲み用にはピッタリです。
 
 

補助品種としてのカベルネ・フランの魅力

 
先述のとおりカベルネ・フランを一番多く目にするのは、補助品種としてでしょう。
赤ワインにおいてはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを助け、より良いワインとするために。それが基本ではありますが、ロワールにおいてはスパークリングワインとしても重要です。
 
 

赤ワインにおけるカベルネ・フランのサポート

 
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローにカベルネ・フランを加えることには、風味において次のような意味があります。
 
  • 華やかな香りを加える
  • 上品な酸味を加える
  • タンニンにやわらかさを加える
  • 香りに複雑さを加える
 
先ほどのおすすめワインでは、同じカベルネ・フランどうしで違いを明確にすべく、主にボディやグリーンノートに注目してご紹介しました。品種の魅力である華やかな香りは、全てのワインが備えているからです。
この華やかな香りの効果は、10%程度のブレンドでも明確な効果があります。これは以前、ワインをブレンドするセミナーで感じたことです。
 
 
品種の特徴のところで、ボルドーにおいては早熟なカベルネ・フランがリスクヘッジになると話しました。その逆にブドウが熟しやすい産地では、収穫時期をずらしたカベルネ・フランを、ブレンドの酸味材料として使うこともあります。
 
 
ボルドーにおいてカベルネ・フランがブレンドされるのは、その必要があるからです。かといってカベルネ・ソーヴィニヨンが安定的に熟す地域では不要かというと、それは違います。
単一品種のワインとどちらが良いというものではありませんが、補助品種として使うことでワインの表現はより多様なものになるのです。
 
 

スパークリングにコクを加える

 
赤ワインへのブレンドとは対照的に、スパークリングワインにブレンドする場合はコクや重量感として働くようです。
 
カベルネ・フランがスパークリングワインに使われるのは、主にロワール地方です。例えばこのシャトー・ド・ロレという生産者は、シュナン・ブラン100%とカベルネ・フランをブレンドしたものをリリースしています。
 
 

カベルネ・フランを15%ブレンド

 
比べると「ブリュットL」の方がより熟したフルーツのニュアンスを感じ、飲みごたえがあります。寒い季節に飲むならこの「L」の方がより美味しく感じるでしょう。
 
 
他にはロゼのスパークリングワインをつくるためにも使われます。このワインはクレマン・ド・ロワールをイメージしてつくられた南アフリカのスパークリングワイン。
 
 
スッキリとした味わいのなかに適度なコクを感じるのは、黒ブドウの効果でしょう。
 
 

カベルネ・フランの「1本を通しての美味しさ」

 
親子関係があるゆえ、カベルネ・フランの特徴はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローと似ています。
 
違いを挙げるなら香りの華やかさや味わいの繊細さ。だからこそ一口目のインパクトでは他の2品種に劣る場合が多いです。大人数のパーティーでは、カベルネ・ソーヴィニヨンの方が満足度は高いかもしれません。
また手頃なワインの選択肢も少ないです。
 
 
代わりに1本通して飲む満足度がより高いと考えます。一人、ないし二人など少人数で時間をかけて飲み切る。その上で「また飲みたいな」と思わせる、いい意味での物足りなさ。飲み心地の良さ。それは軽やかでスムースな口当たりによるものであり、重厚なワインでは得にくい気持ちでしょう。
 
上質なカベルネ・フランはちょっとお高い。だからこそ、自分へのご褒美をあげたい、日常のなかのちょっとした贅沢使いにピッタリなワインでしょう。





※投稿に記載しているワインのヴィンテージ・価格は執筆時のものです。現在販売しているものと異なる場合があります。
購入の際は必ず商品ページにてご確認ください。




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