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《生産者について》キンタ・ド・エルミジウの当主アントニオさんは、農学の博士号を持ち、引退まで大学教授を務めていました。畑に関しては間違いなくプロであり、ブドウの良さを最大限に引き出すワインづくりをしています。畑の面積は15haと大きくはなく、輸出に回る分はごく少量。本当に知名度の低い優良生産者です。《ワインについて》ヴィーニョ・ヴェルデの中でも上質とされる、アルバリーニョ100%を使ったワイン。伸びのいいスッキリ感がある、力強い辛口。アルコールも13%あるので、低価格帯ヴィーニョ・ヴェルデにあるがぶ飲み感はなく、高級なレストランでグラス提供されてもおかしくないような風格を感じます。《テイスティングノート》柑橘系の繊細な香りの中に、海の香りのようなニュアンスを感じます。桃などの有核果実の複雑な風味とともに、豊かな酸が支える味わいの立体感があり、余韻も長く続きます。熟成させる楽しみもあるワインです。
Vinha da Bouca Quinta Ermizio