《生産者について》
スペインの南東部に位置するムルシア州。そのいち地域で、ワイナリー「バラオンダ」の歴史は1850年にスタートしました。しかし当初は自宅の一部の小さなセラーで細々とつくる感じで、3代目までは大手ワイナリーのブレンド用ワインとして樽ごと販売していました。
こうした中、4代目で現当主のアルフレド・カンデラ氏の代になって一気に成長を遂げます。アメリカでコンサルタント会社ではたらき様々な企業の経営に関わってきたアルフレド氏は、自社でボトリングしてクオリティワインをつくることを、兄と協力してすすめたのです。
ワイナリーの特色として打ち出したのが、土着品種「モナストレル」へのこだわり。当時はブレンド用の補助品種扱いだったこのブドウで、凝縮感のある素晴らしいワインができることを証明して見せたのです。
《このワインについて》
スペイン南部の豊富な日照を浴びて育ったブドウからつくられる、ジューシーな果実味の赤ワイン。この価格とは思えない、力強い味わいが魅力です。
Campo Arriba Barahonda