《このワインの楽しみ方》
極寒の早朝に凍結したブドウを収穫しすぐに圧搾。糖分や風味が凝縮した果汁をもとにつくられる極甘口のデザートワインが「アイスワイン」です。
ワイン初心者に喜ばれる味わいなのはもちろんですが、普段からワインに親しんでいる人のQOLも上げてくれます。
晩酌の際に「ちょっと飲み足りないな」と感じるときはありませんか?そこそこ高級なワインを開けたので、2-3日に分けて飲みたい。昨日の残りが予想より少なかった。
そんなときに我慢するのではなく、アイスワインをほんの一口。ちょっとの量ながら芳醇な甘味が満足度をぐっと上げてくれます。冷蔵庫保管で1,2週間余裕で美味しさをキープするアイスワインだからできる楽しみ方です。
その点ではどの銘柄でもいいのですが、このセント・チャールズは約3000円という圧倒的なコストパフォーマンスがあります。温暖化によりアイスワインがつくりづらくなってきたドイツ。この価格は驚きです。
《テイスティングノート》
まるで丸かじりする黄桃のコンポート。ピュアな香りが鼻を駆け抜け、濃密で柔らかい甘味が口いっぱいに広がります。ドイツらしい高い酸味によって、余韻はスッキリとしたものです。
Saint Charles Eiswein Rheinhessen Josef Drathen