《生産者について》
トリンバックは1626年から約400年にわたってワインをつくり続けている、アルザスきっての名門ワイナリー。現在で13代目にあたります。
1898年、8代目のフレデリック・エミール氏の代でブリュッセルでひらかれた国際ワインコンクールにて最高位の賞を獲得。世界に名が知れ渡りました。
トップキュヴェは「クロ・サン・テューヌ」ですが、この「キュヴェ・フレデリック・エミール」もトリンバックを代表する看板ワインとして名が知れています。
【パーカーポイント97点】
[ワインアドヴォケイト誌 2025年2月のレビュー]
オステルベルク(60%)とガイスベルクの特別な区画(40%)から造られる2018年のリースリング、フレデリック・エミールは、より深く粘土質の多い土壌のため、非常に凝縮した力強く塩味のあるノーズを持つ。フルボディでリッチ、濃厚でありながらエレガントで洗練された味わいのこのリースリングは、凝縮感があり、塩味が持続し、力強く、印象的で力強い余韻が長く続く。FEは2018年のガイスベルクよりも塩気と緊張感があり、より複雑なワインであることは間違いない。2024年4月にドメーヌで試飲し、11月初旬のクロ・サン・テューヌ100周年記念の際に再度試飲したが、あの乾燥した非常に暖かいヴィンテージを考えると、ワインは美しく香り高く、洗練され、エレガントで、驚くほど冷涼なノーズはピュアで正確ですらあった。これは非常に複雑なリースリングで、完熟した果実の濃密で肉付きの良いテクスチャーと、しっかりとしたタンニンのストラクチャーを持つ。有望!アルコール度数14.5%。天然コルク。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2029-2068年]
Trimbach Riesling Cuvee Frederic Emile