《生産者について》
イタリア最南端の島であるシチリア島。その西部にコルパッソのワイナリーがあります。
シチリア島は様々な土着品種がありながらも国際品種も積極的に取り入れている地域。コルパッソは最新の醸造技術や知識は取り入れるものの、栽培するのはあくまでシチリア、そしてイタリアの土着品種というこだわりを持ちます。
ワイナリー名は「丘の上の一歩」という意味を持ち、世界中のワインラヴァー=丘の上の人々 に土着品種の素晴らしさを伝えることをモットーとしています。
《このワインについて》
土着品種グリッロの単一ワインではありますが、樹で完熟したものと、収穫後に乾燥させたもの、2種類の状態のブドウからワインをつくります。アルコール発酵の後にブレンドし、うち30%はオーク樽で熟成。この手法により、生産者が意図したリッチな質感をワインに与えているのでしょう。
グリッロは本来、良く言えばスッキリ、悪く言えばあっさりとした味わい。日常消費用のガブ飲みワインが多く作られています。手ごろなワインが多いのですが、シチリアの豊かな日照のもと、明るい雰囲気を感じさせてくれるのが特徴。
コルパッソのこのグリッロは、明るい雰囲気をそのままに、しっかり飲みごたえと厚みのある質感を備えます。
寒い季節。あんまり酸味の高い白ワインは飲みたくない時期だけど、今日は天気が良くて少し暖かかった。そんな日の晩酌にピッタリな雰囲気を持っています。
Colpasso Grillo Barrel Selection Appassimento