《生産者について》
ルチアーノ・サンドローネ氏は1946年生まれ。15歳のときからジャコモ・ボルゴーニョ、マルケージ・ディ・バローロというこの地の大御所生産者のもとで修行を積み、後に独立しました。
そのきっかけとなったのが、1977年に取得した「カンヌビ・ボスキス」の畑。以後、その単一畑でつくるワインは、サンドローネの象徴的な存在となり、漫画『神の雫』でも物語の重要なワインとして登場しています。
《このワインについて》
カンヌビ・ボスキスは2013年ヴィンテージから「アレステ」と名前を変えています。なかなか見かけることが少なくなってきた、旧ラベルのバローロです。
【パーカーポイント97点】
[ワインアドヴォケイト誌193号 2011年2月のレビュー]
2007年のバローロ・カンヌビ・ボスキスは、最初から最後まで目がくらむような出来栄えだ。その豊満で調和の取れた果実味には驚くべき繊細さと新鮮さがあり、硬いエッジはなく、広がりと質感のある個性が味わいと知性の両方を征服しているのだ。ここでも樽が非常にうまく溶け込んでおり、ワインのバランスと全体的な調和感覚は見事と言うほかない。これはカンヌビ・ボスキスの最も素晴らしいヴィンテージの一つである。
[Antonio Galloniによる試飲 飲み頃予想2017 - 2032年]
Barolo Cannubi Boschis Luciano Sandrone