ワシントン州でつくられるカルトワインとしてトップレベルの評価と人気を誇るカユース。そのヴィニュロンであるクリストフ・バロン氏が手掛ける新ブランドがこの「ホースパワー」です。
《生産者について》
クリストフ・バロン氏の祖父の時代、ブドウ畑には馬がいたといいます。その時代にならい、ビオディナミによる有機農法だけでなく馬による耕作もこの地域で初めて導入。リリース以来すぐに評価誌で高得点を獲得し、少ない生産量のほとんどはメーリングリストで直接顧客に販売されます。
《このワインについて》
トラクターの運用を考える必要がないため、ワラワラヴァレーにある畑は1haあたり8780本の密植。ブドウの樹は地中深くまで根を伸ばし、大地の味を反映した力強い実を少量だけつけます。
80%の全房発酵で、600Lのフレンチオーク古樽で熟成。まだまだフレッシュなタンニンがあり、リリース時点では全く飲み頃ではありません。今後20年30年かけてその真価を発揮していきそうなポテンシャルを感じます。
生産量516ケース。
Horsepower Syrah High Contrast Vineyard