《生産者について》
ポルトガルきっての銘醸地ドウロの個性を表現するため、なるべく人の手の介入を抑えたワインづくりをする家族経営の生産者がキンタ・ダ・デヴェザです。
大都市ポルトを通って大西洋へ流れ込むドゥエロ川の上流、川が作り出した斜面に切り拓かれたテラス状のブドウ畑が、世界遺産認定を受けるドウロを特徴づけています。
デヴェザの畑は、ドゥエロ川の支流であるコルゴ側が合流するあたりに位置し、ワイナリーの周りはほぼ南向きの斜面です。標高60m~500mまで広がる段々畑はまさに絶景!もちろん美しいだけでなく、日当たりがよくてブドウがよく熟す上に、川のそばで涼しい風が吹いて酸味が保たれるという絶好のロケーションです。
《このワインについて》
ポルトガルでドウロ地区のみ、A~Fの6段階による畑の格付けがあります。
オールドヴィンヤードのワインに使われるブドウは、同ワイナリーが所有する畑の中でもAクラスのもののみを使用。20種類以上の品種が畑の状態でブレンドされています。
《テイスティングノート》
非常に熟度の高いフルーツのアロマ。ジャムやバニラのニュアンスも感じるほか、なんとも言葉にし難い様々な風味が次から次へと表れます。高い樹齢の樹が植わっている、非常に古い畑ゆえの複雑な風味でしょう。
熟成によってタンニンはよくこなれており、厚みのある口当たりがとても長く続きます。
Quinta da Devesa Reserva Old Vineyard