《生産者について》
クメウ・リヴァーは、ユーゴスラビアから移住してきたブラコヴィッチ・ファミリーによって1944年に設立されました。
現在は3代目となる3人兄弟がワイナリーを担っており、長男のマイケルは1989年にニュージーランド初のマスターオブワインとなりました。
特にシャルドネは世界的に有名であり、過去にブラインドテイスティングでブルゴーニュの著名生産者のワインに勝った結果も残しています。
《このワインについて》
本拠地オークランドのお隣、ホークス・ベイに2017年に取得した畑からつくるソーヴィニヨン・ブラン。
ニュージーランドにおいてソーヴィニヨン・ブランの大半はマールボロでつくられます。ホークス・ベイは北島にありより温暖なため、酸味はやや穏やかになる傾向にあります。さらにこのワインは天然酵母で発酵を行っているため、マールボロのハーブや青草のような香りはほぼ感じず、柑橘系の風味が際立ちます。
《テイスティングノート》
火打石やライムジュースのようなアロマ。グレープフルーツのようなタンジーな口当たりがあり、シャープな酸味が全体を引き締めます。
Kumeu River Rays Road Sauvignon Blanc