《生産者について》
900年以上一度も途切れることなくワインをつくり続けてきた、ドイツはおろか世界でもトップクラスに長い歴史を誇る。それがクロスター・エーバーバッハです。その歴史をたどれば1135年創立のシトー派の修道院。1803年には州立の醸造所となりました。1998年には財団法人となり、独立運営されています。
《このワインについて》
ドイツに5つしかない「オルツタイルラーゲ」である「シュタインベルク」。
ドイツでワインに畑名を記載する場合は「村名+er」と「畑名」を両方表記するのが決まりです。しかしオルツタイルラーゲに関しては「シュタインベルガー」などの畑名のみでOK。それは畑名だけでわかるほど歴史的背景と知名度のある銘醸畑だということ。かつてドイツの鉄血宰相ビスマルクが愛したワインとしても有名です。
《テイスティングノート》
白桃やリンゴのような洗練されたアロマ。口に含めば厚みのある果実感と透明感のある甘味が広がり、それを爽やかな酸味がキュッと引き締めます。余韻には鉱物的な風味が広がり、単なる甘酸っぱいワインではない深みがあります。
Steinberger Riesling Kabinett Kloster Eberbach