《生産者について》
マーカス・モリトールはドイツ、モーゼル地方の生産者。
まずその特徴は作るワインの種類が多いこと。毎年80~100種類ものワインをつくります。ベルンカステル地区の25もの地区に素晴らしい畑を所有しており、畑ごと・グレードごとに作り分けるので、この数になるのです。日本に入ってくるのはほんの一部です。
またワインアドヴォケイト誌の評価が非常に高く、これまで21回ものパーカーポイント100点を獲得しています。これはドイツでダントツの1位です。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年6月のレビュー]
鮮やかなガーネット色をした2019年のピノ・ノワール・トラーバッハー・シュロスベルク***は、ヨードのような粘板岩と繊細な火打ち石、凝縮した赤いベリーとドライフラワーのアロマを持ち、ピュアでありながら凝縮した力強い香り。スタイルも風味もユニークで、強烈で目を見張るものがある。味わいは結晶のようでシルキー、フレッシュで香ばしく、引き締まっていながら塩味があり、ストラクチャーがこの濃縮したピノを長く濃密なフィニッシュへと導く。食欲をそそるミッドパレットはフィニッシュで少し乾くが、それは熟した凝縮した果実味と真面目な実質に裏打ちされた非常にポジティブな渋みである。アルコール度数13.5%。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2023 - 2048年]
商品名に書かれている「*」の数はマーカス・モリトール自身の基準でその品質を表します。「***」が最高ランクです。
Pinot Noir Trarbacher Schlossberg *** Markus Molitor