《生産者について》
ドイツきっての銘醸地ラインガウにて、辛口ワインをつくることに命を懸けるゲオルク・ブロイヤー。
訳あってVDP(ドイツ・プレディカーツワイン生産者協会)を脱退してしまったため、そこが定める特級畑にあたるGG(グローセス・ゲヴェックス)を名乗ることはできませんが、その品質はまぎれもなく特級クラス。
《ベルク・シュロスベルクについて》
ブロイヤーの持ち味は、なんといってもリースリング100%から作られる力強い辛口の白ワイン。
それはラインガウの粘板岩地質と、ライン川の照り返しを浴びる斜面の畑によって生み出されます。
特にこのベルク・シュロスベルクは日本語に訳すなら「山・城山」。
最大傾斜60%というとてつもない急斜面の畑なので、緯度の高いドイツにて効率的に日照を浴びることができます。
ブロイヤーのフラッグシップワインにして、毎年エチケットが変わるアートラベルです。
2018年のエチケットはフィンランドのイラストレーター。
ヴィンテージとしてはとても暑く乾燥した年で、収量も下がってしまい18hl/ha。
素晴らしい凝縮感とスケールの大きさがあります。
Georg Breuer Berg Schlossberg Riesling