[ワインアドヴォケイト216号 2014年12月]
2013年のジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ、ラヴォー・サンジャックは、樹齢50年の古木から平均して40hl/haの収量でつくられる。ブラックチェリー、ブルーベリー、ヨードの香りの中にミネラルのノートが織り込まれ、非常に簡潔で集中したブーケを持っている。味わいはミディアムボディで、60％の新樽の香りが感じられるが、それを吸収するのに十分な果実味がある。このワインは素晴らしいシンメトリーと集中力を持ち、かなり長く、優しいフィニッシュを持つ。今後20年、いやそれ以上楽しめる気品のあるジュヴレ・シャンベルタンだ。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2017-2035年]

Gevrey Chambertin 1er Lavaux St Jacques Denis Mortet