《生産者について》
カレラの創業者は、このワインの名前にもなっているジョシュ・ジェンセン氏。DRCのワインに感銘を受けてその門を叩きワインづくりを学びました。故郷に戻った後「ロマネ・コンティのようなワインをつくれる土地」を探し歩き、当時はワイン産地でなかったマウント・ハーランを開拓しました。カリフォルニア産ピノ・ノワールの生産者として非常に早い段階から日本に紹介されており、知名度抜群のワイナリーです。現在はジョシュ・ジェンセン氏の引退に伴い、ダックホーングループの傘下に入りました。しかし、醸造チームなどもそのまま受け入れたため、その味わいはしっかりと継承されています。
2022年、ジョシュ・ジェンセン氏は78歳でお亡くなりになりました。しかし彼の名前は「ジェンセン・ヴィンヤード」として残り、これからもカリフォルニアを代表するワインでありつづけるでしょう。
《2019年のテイスティングノート》
熟したプラムや柿、ブラックフルーツのアロマ。活き活きとした赤いベリーやブラックベリーの風味が素晴らしく滑らかで、長く続く余韻につながっていきます。
Calera Mount Harlan Jensen Pinot Noir