《生産者について》
カレラの創業者は、このワインの名前にもなっているジョシュ・ジェンセン氏。DRCのワインに感銘を受けてその門を叩きワインづくりを学びました。故郷に戻った後「ロマネ・コンティのようなワインをつくれる土地」を探し歩き、当時はワイン産地でなかったマウント・ハーランを開拓しました。カリフォルニア産ピノ・ノワールの生産者として非常に早い段階から日本に紹介されており、知名度抜群のワイナリーです。現在はジョシュ・ジェンセン氏の引退に伴い、ダックホーングループの傘下に入りました。しかし、醸造チームなどもそのまま受け入れたため、その味わいはしっかりと継承されています。
【パーカーポイント93点!】
[ワインアドヴォケイト誌 2015年8月のレビュー]
2012年のピノ・ノワール・ミルズ・ヴィンヤードは樹齢26年の自根のブドウの木から造られ、9月20日から10月17日にかけて収穫された。半透明のルビー色で、熟したカラントや濃い果実、焦がした土、燻製肉、甘草、チョーキーなミネラルのセンセーショナルなノートが続く。大きく、リッチ、フルボディで層が厚く、果実味の大きな核を持つが、決して大げさで重々しい印象はなく、このエレガントで深遠なピノ・ノワールは、今後10年以上、いつでも楽しめる。
[Jeb Dunnuckによる試飲 飲み頃予想2015-2025年]
Calera Mount Harlan Mills Vineyard Pinot Noir