《このワインについて》
毎年変わるニックネームをつけている白のフラッグシップワイン。2023年はジム・エーデルマンによって「JEDI ジェダイ」と名付けられました。
「JEDI = Justice(公正)、Equity(公平)、Diversity(多様性)、Inclusion(受け入れること)」の頭文字をとっています。現在のアメリカ社会には多くの分断や憎しみが存在していますが、オー・ボン・クリマは人種や性別、宗教に関係なく、愛や尊重を広げていきたいという思いをこの名に込めました。ワインがそれぞれの個性を響き合わせ、ひとつの味わいを生むように、私たちもまた”ヘイト”を調和へと変えていきたいという強いメッセージを持っています。
かつてカリフォルニアのシャルドネの代名詞とも言われた樽香たっぷりのワインが高い評価(パーカー・ポイントなど)を取ることに対する「アンチテーゼ(反対・対立)」から1996年に初リリースされた特別なワインです。ゆっくりと成熟したシャルドネを冷涼な気候のもと手摘みで収穫し、すぐにプレス。フランソワ・フレール社のフランス産新樽100%にて樽発酵・樽熟成を行います。マロラクティック発酵を経て澱とともに12か月、その後澱引きを行いさらに6か月熟成させますが、決して重くならず生き生きとした質感を保っています。
《ヴィンテージ情報》
2023年の生育期は例年になく冷涼で、ゆっくりと成熟が進み、収穫は通常より約1か月遅れました。長いハングタイムにより自然な酸が保たれつつ、優れた凝縮感を得たヴィンテージです。
《テイスティングノート》
キャラメリゼしたような樽香が立ち上がり、松の実や塩味を帯びたバタースコッチ、ホワイトチョコレートのニュアンスが重なります。時間とともにオレンジブロッサムやコリアンダーシード、レモンカードの香りが開いていきます。
口当たりは豊かで、柑橘のニュアンスを帯びた酸としっかりとした骨格が感じられます。ほのかにグレープフルーツやキャラメルアップルの風味も現れており、新樽100%の魅力に加え、瓶熟成によってさらに深みを増していくでしょう。
《生産者について》
三角形のエチケットが特徴。昔からのファンも多い生産者、オー・ボン・クリマ。
カリフォルニア南部、海の影響を受けて冷涼なサンタ・バーバラを代表するワイナリーです。
ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエに師事したジム・クレンデネンが創業者でありオーナー醸造家。ジム亡きあとは、イザベルとノックスの姉弟が継承しています。
Au Bon Climat Nuits Blanches JEDI