《生産者について》
オーナー醸造家のグラハム・タトーマーは、わずか 16 歳の時から地元サンタ・バーバラでワイナリーの仕事に携わり、カリフォルニアで最も古いとされるサンタ・リタ・ヒルズの Lafond Vineyard のリースリングの古樹に魅了されます。カリフォルニアの冷涼な産地から造られるワインはどれも軽やかで、フレーヴァーのニュアンスが豊かで、身が引き締まるような酸が特徴的です。
グラハムは 2014 年にアメリカの全国紙「San Francisco Chronicle」に「今、最も注目すべき生産者」としてフィーチャーされ、カリフォルニアにおけるアロマティック品種の先駆者的存在で、彼の右に出る者はいないと言われています。
《栽培について》
このワインには、サンタ・バーバラ内のAVAであるサンタ・リタ・ヒルズ周辺の複数の畑で栽培される複数のクローンのピノ・ノワールが使われています。全ての畑はサステイナブル栽培がおこなわれ、手摘みで収穫を行います。収穫と発酵は、クローン毎に行われます。
《醸造について》
香りと口当たりのため、できる限り全房のまま発酵させます。このワインのおよそ50%は全房発酵です。抽出しすぎないように土着酵母で醸造を行います。
一次発酵途中に一度だけパンチダウンを行い、プレスをします。翌年の春になってからマロラクティック発酵が開始され、その後フレンチオーク(新樽10%)で11 ヶ月熟成させました。SO2 はごく少量のみ使用。無濾過、無清澄で瓶詰めしてあります。
(輸入元資料より抜粋)
Tatomer Pinot Noir Santa Barbara County