《生産者について》
ワインの名前もワイナリーの名前も「コンティニュアム」。
「オーパス・ワン」を設立した故ロバート・モンダヴィ氏の息子、ティム・モンダヴィ。彼はロバート・モンダヴィ・ワイナリーで20年間醸造責任者を勤めた後、姉のマルシアとともに独立しました。100年間にわたるモンダヴィ家に対する深い敬意を表して、「継続・継承」を意味するラテン語の「continuus」を元にこの名前を付けました。
ワイナリーはナパ・ヴァレー東側のプリッチャード・ヒルという地区にあります。約70haの土地のうち畑としてつかっているのは約17ha。いずれは約24haの畑となる予定ですが、決してその生産量は多いとは言えません。
《テイスティングノート》
2019年はこれまでで最もカベルネ・フランの比率が高いといいます。
ハイビスカスや花の香りがベリーに交じる生き生きとしたアロマ。ブラックベリーや野生の香草を思わせる果実感に、鉄分のニュアンスも感じます。当然ながら本当の飲み頃はまだまだ先でしょうが、現時点で既にタンニンは非常にきめ細かく、口当たりはしなやか。モカやチョコレートのような香ばしい余韻が長く、長く続いていきます。
Continuum Estate Proprietary Red