《生産者について》
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズはナパ・ヴァレーの歴史をつくった生産者の一つ。
ウォレン・ウィニアルスキ氏とネイサン・フェイ氏の2人が1970年に設立。その直後といっていい1976年、「パリスの審判」にて赤ワイン部門のNo.1に選ばれ、その名が世界に広まりました。
エチケットに描かれるのは「勇気・雄々しさ・躍動感」を象徴している牡鹿。「スタッグス・リープ・ディストリクト」という生産地域からつくられるそのワインは、まるで牡鹿のように優美でありながら力強い味わいです。
現在はトスカーナの名門「アンティノリ」がオーナーです。
「アルテミス」は自社畑のブドウにナパ・ヴァレー各地のブドウをブレンドした、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの入門に位置づけられるワインです。
【パーカーポイント92点】
[ワインアドヴォケイト誌 2024年10月のレビュー]
2021年のカベルネ・ソーヴィニヨン・アルテミスは、アトラス・ピーク、カリストガ、クームスヴィル、セント・ヘレナ、ウッデン・ヴァレーといった多様な産地から収穫されたブドウを使用している。かなりフレッシュで初々しく、ほとんどブドウのようなニュアンス、ブラックチェリーやカシスの香りがある。口に含むとフルボディでふくよか、ソフトでベルベットのようなフィニッシュがある。2020年のヴァージョンより素晴らしいステップアップを遂げたこのワインは、10年は美味しく飲めるだろう。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2024-2035年]
Artemis Cabernet Sauvignon Stag’s Leap Wine Cellars